約束




電話で逢う時のことを話していた

「絶対に来いよ 迎えに行くよ」
「逢ってすぐに調教を始めようか それとも逢う前からしようか」

ご主人様は疲れていながらも淡々としゃべる


「お前を変えてあげるよ 俺好みに」
凄く嬉しかった


「お前を縛るからな」
「あ~ お前を縛ってスパンキングしたい」
「痛くて出る声を快感の声に変えてあげるよ」

「怖いけど・・・嬉しいです」

「怖くなんか無いよ 大丈夫 大丈夫 大丈夫・・・」
暗示にかかったように恐怖感が薄れた


「ごめんな 俺って変か」

「変じゃないです」
私の中では本当に普通だった

「お前を気持ちよくしてあげるからな お前の全身で俺を気持ち良くしてくれな」
「たくさんご奉仕してくれな たくさん可愛がってやるよ」
私から初めてのご奉仕ができる

「おもちゃ持ってこいよ」
ご主人様と一緒に選んだおもちゃだった

「首輪を買ってあげるよ 一緒に買いに行くか」

「嬉しい。。」

「どうして嬉しいんだ」

「・・・・○○○様の奴隷の証になるからです。。」

「そうだよな 約束だ」

「はい 約束です」
首輪の似合う奴隷になりたい

「公園でお散歩するか」

「はい したいです」

「いやらしい格好で散歩させてあげるよ」

私 できるのかなと思った
でもご主人様が一緒なら何も怖くないとも思った

「いい子にしなかったら すぐにお仕置きだからな」



「やっと逢えるね」

「私たちこれから始まるんだよね」

「そうだこれからだ」

これから始まる。。私たちはこれから始まる

「おやすみなさい ご主人様」

「ちゅぅはどうした」

電話元でちゅぅをした

「よしいい子だ おやすみ」

私の鼓動は時間をかけて 静かに落ち着いていった




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