過ごした日々~8



【2005.5.23 ご主人様の元へ帰って】-1日目

朝 ハイビスカスの2輪目のお花が 昨日に引き続いて咲いてくれました
私は 行ってきます を言い大きな荷物を持って家を出ました

外は雨がぽつり バスを待っている間に少し濡れました

御主人様に買っていただいたスカートを履き 薄いピンクのノースリーブに
白いカーディガン デニムのジャケットを着込んでいました

ご主人様の地につくと生暖かい風を感じました ジャケットを脱ぎ
待ち合わせの場所について ご主人様を待ちました
どんな顔をして良いか分からず うつむき加減でご主人様を探しました

ご主人様の姿が見え 私の心のざわめきが静まりました
にこっと笑うことしか出来ず ご主人様が荷物を持ってくれて
お腹がすいた麺類がいいと いきなりご主人様は口に出しました

蕎麦 うどん ラーメン・・・どれがいいかと聞かれ ぶらぶらして探すことにしました

「うどんにしてみる」

と私が言ってうどん屋さんに入りました
逢っていなかった4ヶ月が吹っ飛んでしまいました
咳ばかりする私 鼻水が出るご主人様 

私は冷たい梅おろしうどん 御主人様は生姜焼きに冷たいうどんを食べお腹が落ち着きました

「帰ろうか」

御主人様が私の手を引き タクシーに乗りました
御主人様の耳元で 「抱きしめてもらいたくてしょうがない」 と耳打ちする私

家に着くと帰ってきたと言う感覚が広がり 更に落ち着いてきました

抱きしめてもらうと御主人様の身体中の血液が流れているのを感じました
優しい気持ちになる

服を脱ぎ捨て 下着姿になり 丁寧にご奉仕をしました
自分からご主人様を迎え入れ ご主人様の肩に両手を乗せました
仰向けになった私の脚を広げ

「剃ってきたのか いつ剃った」

「木曜日。。」

私は先週の木曜日に 全てを抜いてきたのです

御主人様が深く入って来ました

「あぁ~この感覚。。」

酔ったようになり さ迷いました

「お口に出そうか」

「はい」

御主人様は 一生懸命な私の髪を握ります
御主人様は果て お口に白いお薬をもらいました
首輪もつけずに。。

シャワーを浴び 私はご主人様の身体を丹念に洗いました
黄色いお薬に間に合わず 手で受けとめてしょげる私。。

シャワーから出るとすぐに首輪をつけてもらいました

疲れていたのか 少しふたりで眠りました

「DVDでも借りてこようか お前ロードオブザリング見たか」

「うん 全部見たよ でももう一回みたい 長いけど・・・」

早速 ジーンズに長袖のシャツを着て 近くのレンタルショップに行きました
借りている間に大雨になってしまい とりあえずファミレスに避難しようと言うことになり
びしょびしょでファミレスへ入りました

そこで食事をし 私はたらこスパゲティ 御主人様はカルボナーラ そしてドリンクバー
一向に止まない雨 仕方なく近いからと ファミレスを出ました

濡れた服を脱いで 私は水色のいつものベビードールに着替えました
ロードオブザリングの1はTVで見たという御主人様 2と3を一気に借りてきました

暫く休んだあと 見始めました 2枚組み さすがに1枚目が終ると少し休憩
2に突入して見終わった頃には 睡魔がやってきていました

「確かにお前の言うように長いわ 難しい」

もう1日がお終いです
お薬を飲むともうお終い 素直にお薬を飲み 抱きしめてもらいました
一番 安心する場所に落ち着きました

なんとも言えない安堵感でいっぱいになり 眠りに落ちて行きました



【2005.5.24 ゆったりと胸の中】-2日目

起きたらもうお昼でした こんなに眠ったのはここのところなかったです
ふたりとも 爆睡状態でした

身体が覚めた頃 食事にしました
ロールパンにチーズを挟めて トマトを切りました

枯れかかっていたと言っていたベンジャミンは 鉢も土も変えたご主人様のおかげで
新しい葉をつけ始めていました
その鉢の中に4つ葉のクローバーの小さな鉢を見つけました

「これ 前に言ってた4つ葉?可愛い」

しゃがみこみ暫く見ていました

ご主人様の血液検査の結果を聞きに 近くの病院へ行くことに。。

ベージュの裾に花柄の透ける刺繍が入ったスカートに 
青い小さなお花が散りばめられたノースリーブを着ました 襟がひらひらしています

家を出ると 先生とすれ違い 何処かに往診なのか あらら。。
一応病院へ行って 後から来ますと伝えると 予約日なので5時くらいならと言われてしまい
そのまま自転車で スーパーに行きました

ちょっとお腹がすいたとご主人様が言うので マックが近くにあるスーパーへ
入り口に入ると パンが美味しそう パンでも良いなと言うことになり

ボディソープとしょうゆ いつでも食べられるシュウマイと餃子を買い 
スナック菓子を買って 飲み物とパンを選びました

私はメロンパン ご主人様はピザ 
その他に気になる 海苔で巻いたもちもちぱんと 
ご主人様が好きなチーズ入りの小さな揚げパンを買って近くの公園で食べることにしました

公園に入る時 私は転んでしまい両膝を擦りむいてしまいました

「大丈夫」

と私が言う言葉に ご主人様はティッシュを濡らしてしてきてくれて
滲んでくる血を押さえました

「気をつけなさい」

「はい 気をつけます よく転ぶから・・・ありがとう」

鉄のパイプに座り 飲み物を飲みながらパンを頬張りました
雲行きを見ていると ちょっと怪しく感じます

家に帰り 病院は結果を聞くだけだから 今日はやめにしよう
美味しいものを食べに行こうといって 魚だなと決めました

くつろいで日が暮れていくと雨の音がしてきます
あっという間にザーザー降りになってしまいました

「おうちでご飯食べる?」

と私が聞くと

「雨嫌だもんな そうしよう 冷蔵庫の中で何か出きるか」

私は冷蔵庫を見渡し 鶏肉と玉ねぎと玉子を見つけると
親子丼が思い浮かびそれにしました

しめじと豆腐もあったので味噌汁に トマトも最後のひとつでした

出来あがり食卓にランチョンマットを敷き いただきます

「親子丼 失敗 こんなまずい親子丼作ったの初めて・・・ショック」

味が薄かったのです いつもの勘がなくなっていました
よりによってこんな時に 最悪の親子丼を作ってしまうなんて。。

「ごめんね 次回リベンジ!」

ベッドに横たわってTVを見ていたけれど

「いくか」

とロードオブザリングの3を見ることにしました

ご主人様の胸の中で心音を聞いていると安心して涙が出てきてしまいました

「どうした」

と涙を拭ってくれるご主人様に 首を振ることしか出来ませんでした

幾度も体制を変え 見終わると そのままふたりとも眠り込んでしまい
夜中に目を覚ました私は ご主人様を起こそうとしました

「コンタクト コンタクト」

「今動けないんだよ・・・」

暫くしてまた

「コンタクト コンタクト」

やっと起きあがり コンタクトを外し 歯磨きをしてすぐに眠ってしまいました
私も お薬を飲み 追いかけるように眠りにつきました



【2005.5.25 再びギャンブル】-3日目

目覚めると またお昼近くでした
ご主人様はベッドにいなくパソコンに向っていました

「何時に起きたの?」

「ちょっと前だよ ゲームしてる」

目を擦りながらご主人様のところに行くとオンラインゲームをしていました
隣に座り 覗きこんでみました

「昨日起こしてくれてありがとね コンタクトしたまま寝てた」

「コンタクトコンタクトって 起こしたけど 今動けないんだよって言ってまた寝ちゃってたよ」

ご主人様は覚えてないらしく 苦笑いをしていました
私は 咳がひどく またベッドに戻って咳が静まるのを待っていました
ご主人様のもとに行くと

「ご飯食べようか」

「はい」

「食べれなかったりしたら ちゃんと言うんだよ 無理はいけない 外食しても残しなさい」

と残すのが嫌いな私に ご主人様はそう言いました

昨日の残りのまずい親子丼に醤油を足し 残った味噌汁を注ぎました
トマトを切って 食卓に並べました
私はご飯はなしにしての食事にしました

「ご馳走様」

薬を飲み ゲームを再開したご主人様に ご奉仕を始めました
薬が効いてボーっとしてきた頃 シャワーに入ることに。。
ご主人様の身体を丁寧に洗いました

「今回は どうする 映画を見に行こう 前回はずれだったからな」

「うん!」

ネットで検索を始めました

「これ 評価高いけど 微妙だな」

と『バタフライ・エフェクト』と言う映画のレビューを見ていました

「それとも『ミリオンダラー・ベイビー』『交渉人・真下正義』『炎のメモリアル』・・・」

「初めだから気楽に見れる日本のにするか でも 俺達ギャンブラーだからギャンブルするか」

仕度をとりあえずして 私は 半袖の紺とベージュのチェックのロングワンピースを着ました

「かっこいいな 寒くないか 劇場の中 寒い時あるから」

白いカーディガンを羽織って行くことにしました

ご主人様は冷蔵庫から昨日の公園で飲んだ飲み物ペットボトルを2本鞄に入れ
家を出て 手を握ると 何処へ向っているのか分からずただついて行きました

「こっちへ向かっているということは ギャンブルするということだ」

わくわくしてきました

劇場につきチケットを買い求めると レディースディで私は1000円でした
時間があるので 喫茶店で待つことになり 煙草の吸える喫茶店に入りました

「ねぇ これって男女差別だよね」

と言う私に まったくそうだと同感するご主人様。。

ちょっとお腹に物を入れようと ご主人様はカステラセット 私は白玉ぜんざい
お椀に入ってきた 白玉ぜんざいは 抹茶アイスが魅力でした

「美味しい~」

お互い交換して食べました

「これいいな うまい カステラと白玉ぜんざいなら こっちだな」

と白玉ぜんざいの方がお気に入りだったみたいです

「さて そろそろ行こうか」

劇場に向いました 『バタフライ・エフェクト』ギャンブルです
私は眠くならないようにお昼の薬を飲まずにいました

途中 話しが分からなくなり 暫く見ていると あぁ なるほどと理解することが出来ました
見終わって 椅子を立ちました

「面白かった 5点満点中3点!」

ご主人様も そのくらいだったのかな 時をかける少女に最後は似ていました
ちょっと切なさを秘めた作品でした

帰りに美味しいものを食べに途中下車

「何か見たいものあるか」

「うん 何か見る!」

そしてファッションビルへと入りました
洋服 アクセサリー 靴・・・ ご主人様は じっと鞄の方を見ていました

「これいいんじゃないか 夏らしくて 今のは重たく感じる これ買おう」

私は黒い肩から掛けるタイプの鞄を持っていました
さっさと決めるご主人様について行き 
白に水色の1本のボーダーが入った編んだバッグを買ってもらってしまいました

今もっているバッグから 買っていただいたバッグに物を詰め替え

「いいよ それ 今の格好にぴったり」

「気に入った ありがとう」

そして和食のお店に入りました
お刺身盛り合わせ 穴子の天ぷら えびのサラダ ネギトロ巻き ご主人様はビール
お腹いっぱい美味しいものを食べ 満足して家に帰りました

暫く休み くつろいで 写真を撮ろうと提案しました
お互い 写真を撮り合いました

ベッドでゆっくりしようとカメラを持って行きTVを見ていました
私はご奉仕を始め ご主人様がこれ使おうかと 当てるおもちゃを私につけて
ご奉仕を苦し紛れにしていました

スイッチを止めると 私はたくさんたくさん蜜を出していたようでした
ご主人様が入ってきて 私は嬉しくて涙でぐしゃぐしゃになり 涙声で叫んでしまいました
最後はお尻にもらい 中にはご主人様のものがしっとりとしています

一緒にシャワーを浴びながら くたくたの私。。
今日は 黄色いお薬をもらうことができました

ベッドに戻り 抱き着いていると涙が溢れて止まらなくなりました

「こうしていると 落ち着く。。」

ご主人様に包まれている今の私は 幸せ とつくづく思いました
眠りに落ちて行くのが 怖い




【2005.1.26 ご主人様と病院へ】-4日目

またまた 私のほうが寝坊してしまい
何時に起きたのか訊ねると 20分くらい前かなと。。本当なのかな

「今スポーツ記事読んでる」

とパソコンに向っているご主人様のところへ行きました

「おはよう。。」

私は 咳が止まりません

「ご飯にしようか これ使いたい」

鶏肉のあまりを切り始めたご主人様

「これにしようと思ったんだけど」

と料理のレシピを書いたノートを見せる私

「お前はちょっと休んでなさい」

私はご主人様の後ろでうろうろし テーブルの用意をしました
肉に味をつけて焼き 出てきた油にケチャップや調味料を入れ 
芋と玉ねぎを細切りにして炒めたものが出来あがりました

美味しくご馳走様が出来ました
私は引け目を感じていました 申し訳ない。。

ご主人様の耳たぶの裏には 大きな丸いしこりのようなものがあって
治ってはまた出来を繰り返していました

とうとうもう限界が来たようで 私が来てからも腫れは大きくなるばかりでした
病院へ行くと決まり 何科へ行けば良いのかさえ分かりませんでした

ネットで調べると どうやら皮膚科のようで 近所で皮膚科を探しました
何件か出てきて 電話をして時間を確かめました

ご主人様にスカートを買っていただいた時に やっぱりとお店に戻り
買い足した白いスカートに 青や紫の小さなお花が散りばめられたキャミソール
白いカーディガンを羽織りました

自転車で 皮膚科へ向いました 途中 ふたりで見たDVDを返しました
行って見ると錆びれかかった病院。。怖い ともう1軒の病院を目指して走ります
途中 私があそこもそうだと皮膚科を見つけました

「ここでもいいか 人がたくさんいるけど 聞いて来る」

と病院へ入っていったご主人様を待ちました
20分くらいで出来ますと言われたらしく ここに決めました

自転車を止め 待合室で待っている間 私は料理のレシピのノートを広げ
今日は何にしようかとぱらぱらめくって行きました

しめじの炊きこみご飯 筑前煮 舞茸のお味噌汁 でもメインディッシュが決まりません

ご主人様が呼ばれて 診察室に入って行きました
暫くして出てきたご主人様 耳がガーゼでぐるぐる巻きになっていました

「切られた 明日また来て下さいって 頭は洗えないみたい 耳の下のこりこりも ここから来ているって」

「痛かった?」

「まぁ 痛かったけど そんなでもないよ」

薬を出してもらい スーパーに行きました
寄り添って食材を選び 私は勝手に必要なものを籠に入れていきました

「冷しゃぶにするか」

「うん 大好き」

サニーレタスを選んだご主人様に 私がオクラ きゅうりを足しました

「アイスどれがいい」

「これかこれかこれ・・・・じゃあ牛乳バー」

それから食べたことのない 見たことのないスナック菓子も追加して
忘れてきたT字かみそりを買いました 脇の無駄毛処理は 剃っているので。。

家に辿り着き しまうものは冷蔵庫にしまい ほっと一息
改めて ご主人様の痛々しい耳を見ました

「どうなっているんだろうね 見てみたい気がする」

お腹がすいたとご主人様 チャーハンにでもするかと言うことになり 任されました
長ねぎがないので 玉ねぎ ハム レタス 玉子

何とか出来あがり テーブルに持って行きました

「うまい Good! 食べてみ」

やっとご主人様の口に合うものが出来て ほっとしました
暫くゲームを見ていました

「ご飯だけ炊いてゆっくりしよう」

私は しめじの炊きこみご飯を仕込みました
ベッドに転がり TVを見てくつろいでいる時 私が何かしたのか 脇を剃るのかと思ったと言われ

「じゃあ 剃ってくる」

と言うと せっかく買ってきたんだし剃ろうということになりご主人様に剃っていただきました

良い時間になるとご飯の仕度を始めました
筑前煮を煮込み お味噌汁を作り サニーレタス オクラ きゅうりを切り刻みました

ボリューム満点の野菜にしゃぶしゃぶしたお肉を乗せ出来上がり

テーブルに並べ いただきます

「炊きこみご飯 いいね うまい たまにはいいなぁ」

簡単だよと作り方を言う私

「筑前煮もうまい」

「よかった うれしい」

冷しゃぶには ごまドレッシングをかけ 美味しい。。
食が進み ボリューム満点の野菜も全て 食べ尽くしてしまいました
炊きこみご飯 お代わりしてくれたのが嬉しかった。。

シャワーを浴び 髪の洗えないご主人様 身体を丁寧に洗わせてもらいました

写真を撮りたいとせがんで ご主人様をぱちり 私をぱちり と遊んでいました
ベッドに移っても カメラをいじっていました

一生懸命うまくなりたい一心で ご奉仕をしました
私を横たえ ご褒美をいただきました

「たくさんご奉仕したから すぐだよ」

とても嬉しい とても気持ちがいい

ささっとシャワーを浴びました
今日も黄色いお薬をもらうことが出来ました

「お前は おでこからかけられるのが好きだな」

とても幸せ とても満足 言い表せないものが表情に表れていたでしょうか

お薬を飲まなくてはいけない時になって ちょっと先のことを考えていつも切なくなってしまう
今を大事にしないと 今を

「抱きしめて」

ご主人様に抱きつくと安心して 無心になれる。。

「おやすみなさい」




【2005.5.27 幸せいっぱい】-5日目

朝ご飯 昨日の残りにしました
納豆があったので オクラと混ぜて卵まで入れて
しめじの炊きこみご飯だったけれど オクラを使いきりたかったので。。
味噌汁 筑前煮

「今日は 焼肉を食べに行こう」

とても美味しい焼肉やさんがあって虜になっています

「写真撮って。。あ 後で着せかえ人形する」

写真を撮ってもらい病院に行く準備を始めました

「ジーンズとスカートどっちがいい?」

「スカート」

「短いの。。」

黒いキャミソールに白い長袖のカットソーを着て 
わに柄の茶色いひらひらしたスカートを履きました

ご主人様に見せると 可愛いと言って下さり一安心

病院で少しガーゼの量が減って出てきたご主人様 無菌ガーゼで交換して下さいと言われたそう
近くにドラッグストアを見つけて 無菌ガーゼ テープを買いました
髪を洗うのもOKが出て 良かった 良かった

シャワーに入り 頭を気持ち良さそうに洗うご主人様
また身体を一生懸命洗わせてもらいました

シャワーから上がり 耳のガーゼを取って見ると 
切った痕がありしこりは小さくなっていませんでした

押し出して膿を出し血が出てきました それをティッシュで私が拭き取り
無菌ガーゼにお薬をつけて テープで止めさせてもらいました

「結構難しい。。」

今日は7時からサッカー日本 VS UAE戦があって 
ご主人様は見たい 私も見たい で焼き肉どうするか 食べてから見るか 見てから食べるか・・・

「美味しいものはお腹がすいている時に食べたいな」

「うん」

ということで9時半の予約を取りました

それから写真をせがみ 下着をとっかえひっかえして写真を撮ってもらいました
服も着よう。。ここに着いた時の服も着て 撮ってもらいます

もう一枚 もう一枚と キックオフがせまっているので 焦る私。。

「だって サッカー始まっちゃうんだもん。。」

そしてベッドで 寝転がり いよいよでした
前半はつまらない試合 ご主人様も 寝ちゃいそうと 退屈そうでした

「ぜんぜん 攻めがないなぁ」

私は剥げてきたマニキュアを塗りなおしていました

「おとなしめの色でいいんじゃないか」

と言葉をもらい うれしい指先が光っています

後半 やっと終りごろになって面白くなってきました

「やっぱり 小野だろ」

後残り少しのところで 私は焼肉やさんに行くための準備を始めました

結局0-1で負けに終り それにしても弱いとがっかり

「いくぞ」

自転車で風を切り急ぎました

「お前 レバ刺し 好きか」

「うん 大好き 焼いたらだめなのに レバ刺しは大好き!」

「俺もなんだよ」

「私達 食の好みが同じだね」

なんだかとても嬉しくなってしまいました

カルビ 塩タン ハラミ レバ刺し サンチュのサラダ ごはん 大瓶のビール
ビールで乾杯して 久々のビール そして肉を焼いて うまいうまい!
写真に収めて行きました

結局 私は コップ1杯のビールを飲んで ほろ酔い気分になってしまいました
残すことなく全部食べてしまい 大満足 ご馳走様でした
レジで お兄さんに写真を撮ってもらい店を出ました

帰りにまた自転車でこけてしまい

「ごめんなさい。。」

「大丈夫か」

「うん 大丈夫!」

公園へよって 一休みしました 何枚か写真も撮りました

「お前 もうちょっと気をつけなさい」

「はい。。」

「帰ろうか」

家に着くと 服を脱ぎ 黄色と黄緑の柄のついたキャミソールを着ました

「それ可愛いな」

私はにっこり笑いました

焼肉を食べたし 歯磨きをしました

「ストッキングとパンツだけ脱いでこっちへ着なさい」

「生理か」

ちょっと滲んでいました
ご奉仕を始めます 心をこめて一生懸命でした

立ってベッドに手をつき後ろから ご主人様が入って来ました
お尻を叩かれ 愛情を感じるたびに 声がもれます

「ご主人様 ご主人様」

昇っていきました
やっぱり血が・・・

ベッドでゆっくりしました

「こう見ると結構切ってあるな」

と私のひじを見ていました 骨折手術をしたところです

「でも良かったなぁ ここまで治って」

「うん 良かった でも痛かったぁ ここにピンの痕がいくつかあるでしょ」

串刺しにしたこと 抜いた時のことをお話ししました
足も 靭帯が切れたままなのと ぶらぶらになった足を見せました

「10代じゃないんだから膝に傷をつけるのは やめなさい」

と言われたけれど 私の左足は ぶらぶら 

「つま先を上げることが出来ないの」

やって見せて 歩いてごらんと言われるまま 歩いて見せました
つま先が上がらないから すぐに転んじゃう事を言うと ご主人様も納得したようでした

大学時代の怪我です お金がなくて病院へいけなかったこと 捻挫だと思っていたことを話しました
事情を話して 実家からお金を前借したいと電話をしても 許されなかったことを言うと

「お母さんはこうなっていることを知っているの?」

「知らないの」

「今度言って見なさい あの時のおかげでこうなっちゃったんだよって」

「はい」

「俺の指と同じだな」

ご主人様は アメリカにいた頃 人差し指を怪我して 曲がらなくなったのです

「こうすると普通つくだろ」

と指を折って指の根元に指先をつけます やって見ました

「あら。。」

私は両方ともつかない

「あら。。」

そのしぐさにご主人様はベッドに倒れこんで笑いころげていました

「お前 面白いな」

ふたりで笑ってしまいました
夜もふけてきた頃 私が口を開きました

「縛って下さい」

「お縛りしようか」

紫色の縄で上半身を縛ってもらうと 写真を撮りました 
鏡の前に連れて行かれ その姿が鏡に映っていました

”幸せいっぱい”

リードせんを繋いでいただき 跪き ご奉仕をしました
縄を解き 涙がいっぱいにたまりました

「どうですか お縛りは」

「嬉しい。。」

そして鞭をくれました 酔ったようになり 深くため息のような声が出てしまいました

「これが欲しかったんだもんな なぁ」

「は・・い」

ベッドに横たわり ご主人様が私の中でだんだん大きくなって行きました

「ゴシュジンサマ。。アァ イキマス」

そして2度目

「いくぞ 一緒にいくぞ」

「ハイ・・・」

抱き合ってよりいっそう抱き合って
幸せ 幸せ 息が整いません

少し浸っていました

シャワーで洗い流すとやっぱり血がかすかに・・・
ご主人様が 丁寧に洗ってくれました
指先をお尻にもらい そして血が出ているところで 激しくされ 叫んでしまいました

「たくさん でたぞ」

お潮。。嬉しくって 嬉しくって

そして黄色いお薬をたくさん胸にもらいました
ベッドで横になって 余韻にふたり包まれました

「今 すごく気持ちいいんだよ」

「私も」


「明日は9時に起きなくちゃ 昼前に出るぞ」

ふたりとも 気持ちがいいまま 深い眠りに落ちて行きました



【2005.5.28 また帰ってきます】-6日目

朝からばたばたしていました
本当に私が 戻ることが信じられなくて 信じたくなくて
そんな気持ちを何処かに持ちながら 用意をしていました
忘れ物がないかどうか確かめて。。

今回撮った写真をCDに焼いてもらいました
出来上がったところで 読みこんで見ると動きません
念のため もう一枚のCDに焼いても 見ることは出来ませんでした
きっと書きこめてると思うと鞄に詰めました

時間がない。。
さっさと仕度をして余裕もないまま 家を出ました

駅のホームに着くとかたく抱きしめてもらいました
電車の中でも 抱きしめてもらっていました

堪えていたけれど 涙が出てきてしまい

「大丈夫? また来ればいいさ」

「また来る!」

耳元で

「ご主人様 だぁい好き」

「俺も大好きだよ」

何度もキスをしました
流れる涙に

「お化粧落ちちゃうよ」

「はい」

電車が安全確認のため止まってしまいました
私は ずっとこうしていたい気持ちが更に高まって行きます
少し幸せをもらいました

電車が動き出し ご主人様が降りる駅に着いてしまいました

「お仕事行って来ます」

「行ってらっしゃい 頑張ってね また来る!」

キスをしてご主人様が降りて行きました
私は窓にへばりつき ご主人様を見て 手を振ります にこっと笑えました
見えなくなるまでご主人様が見送ってくれました

この地を発つ前に 電話をしました
留守電に入り これから乗ることを入れました

私の地に着いて 電話をしたけれど 留守電 無事に着いたことを入れました

鞄からは 洗面道具 お化粧 薬しか出さず そのままにしてあります
ご主人様の温もりが まだ残っている身体を 抱きしめました

夜 ご主人様から「・・・ゆっくりできた ありがとう」とメールが来ました
お返事に「食べれるようになったし たくさん寝れちゃったし 咳も治まったし
たくさん癒されました ご主人様を癒したい・・・しばらくふわふわ・・・」
と書きました

温もりを抱いて眠りにつきました




あいまいな記憶

マッサージ
 マッサージオイルを置いていったので でも一応また違うブレンドで持っていきました
 マッサージを提案した時に それほど凝ってないからと して欲しくなったら言ってねと
 でも今回はマッサージをすることがありませんでした したかったな。。


 お前気づいてないかもしれないかもしれないけど 咳してないぞ
 3日目か4日目に言われた言葉です 不思議

ベッドで
 ご主人様のもの大好き 私のは? 締まり具合もいいし びらびらも気持ちいい 好き? うん
 とても嬉しい

エルボー
 寝てる時 お前にエルボーくらったぞ うそ? ごめんなちゃい ごめんなしゃい・・・ってまた寝ちゃったけど
 私そんなことちっとも覚えてなくって ご主人様にそんなことをしちゃったなんて。。

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