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2017.08.24

仙台育英背番号２番選手の危険行為

(1)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　8月17日の日本文理対仙台育英戦で、6回裏仙台育英の渡部夏史(なつひと)選手
はセカンドごろを打ち、セカンドは捕ってファーストの外野寄りに送球、ファー
ストは、右脚でベースにタッチし、ファウル・ゾーンで、左手に嵌めたミットで
捕球してアウトにした。
　その際、走者渡部は、当然、ファースト永田君の左側を走り抜ける事になるが
、わざわざ永田君を跨ぐ様に、右足を永田君の体の右側に伸ばし、永田君の右足
をこする様に走り抜けた。走り抜ける方向と永田君の右足とは鈍角を為すので、
大した打撃とはならなかったようである。
　しかし、走塁の目的から言って、永田君の体の右側まで脚を伸ばす必要など無
い訳で、この行為は、あわよくば、ファーストの脚を引っ掛け、ベースから離れ
させるか落球させて、あわよくば、セーフの判定をさせようという企みと考えら
れ、悪質であり、元々、無用の動きである。

　下って、8月19日の大阪桐蔭対仙台育英戦では、７回裏、渡部夏史選手は、ショ
ートごろを打ち、ショートは、ファースト中川卓也君に送球し、中川君は右脚で
ベース・タッチし、左手ミットで捕りアウトにした。その直後、渡部選手がファ
ーストベースに走り込み、右脚でベースを踏み、そのまま走り抜けられるものを
、左脚を３０度ほど左に開き、足先を曲げて、中川君の右足を引っ掛け蹴り上げ
た。その時の渡部選手の頭は、走行方向でなく、左足先を見ている角度である。
しっかりと左足を中川君の右足に引っ掛けたものだから、自らも、もんどりうっ
て一～二回転がっている。脚を負傷させられた中川君は担架で運ばれ、試合終了
後は大会本部が用意した車椅子で送られた。

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