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2009年08月14日
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前触れもなく目の前が真っ白になる病気。
あっという間に“失明”患者は世界中に広がっていく。

政府は患者の隔離を決定するのだが、これがあまりリアリティがない。
感染症であるから、当然、患者は隔離されてしかるべきとは思うが、ゾンビになるわけでもないのに、あんな非衛生的でほったらかしの“自治”をさせるような隔離施設に患者を押し込めることはありえない。
こういう非現実的な防疫対策の描写は、ドラマ性を高めるためなのかも知れないが、決して褒められたものではない。

しかし、映画の終わり、伊勢谷友介さん演じる日本人男性と、ジュリアン・ムーアさん演じる女性のセリフは、実に対照的で、作品を観ている者に「自分は本当に見えているか」と自問させる。
この作品が、単なる突っ込みどころの多いパニック映画にならないのは、この2人のセリフのおかげに他ならない。

伊勢谷友介さんと木村佳乃さんが、日本人夫婦役を好演している。良い仕事。


ブラインドネス スペシャル・エディション / ジュリアン・ムーア





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最終更新日  2009年08月14日 10時00分36秒
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