「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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05夏甲子園出場校 No,1
春よりも情報が少ないのでとても苦労しました…
ここでは北海道・東北・北信越・東海地方を書いています。
旭川工
(北北海道・3年ぶり4回目)
1999年以降甲子園での1勝から遠ざかっている北北海道代表。
今年、甲子園のカベに挑むのは旭川工だ。
旭川工は左腕中山・青木の2投手で勝ちあがった。
中山が中心、青木がサポート役ということになるだろう。
中山は47回で8四死球と制球が良く、自滅することは無い。
スライダーが武器で、コントロール良く決まるとなかなか打てないだろう。
強気に内角にも投げ、右打者にとっては脅威だ。
青木はあまり情報が入ってこないが、多くの試合に登板していることから
信頼は高く、計算できる投手であることが想像できる。
この旭川工は強力打線と言われているが、それは
相手のレベルに関係なく、突如打線に火が付き、ビッグイニングを
作るところからだろう。だからといって攻撃が粗いわけではない。
延長戦、接戦も経験してきており、様々な状況に対応できる。
守りの方に大きな穴は見つからず、なかなか力があるチームである。
北北海道勢の久しぶりの1勝から2勝は狙えるチームでは?
打撃力→
4
投手力→3゚
機動力→3 守備力→3゚
期待度→△(目指せ2勝・16強!)
駒大苫小牧
(南北海道・3年連続5回目)
昨夏は北海道勢初の全国制覇、優勝旗津軽海峡越えも果たし、
一躍名前を全国区にした駒大苫小牧。今年も甲子園にやってきた。
投手陣は松橋・吉岡・田中と春のセンバツと変わらない。
松橋がエースということになっているが、どの投手も変わらない
実力を持っており、実際のところエース、2番手といった区別は無い。
松橋は常時140キロ台を投げる速球派。昨夏の衝撃デビューは記憶に新しい。
春のセンバツでは本来の実力が発揮できず、姿を消したが、
南北海道大会では好投し、復活を感じさせた。
変化球はスライダー、カーブ。共になかなかのキレを持つ。
しかしあまり自信が無いようで、どうしても速球中心になる。
それを狙われると危険だ。甲子園では変化球をどう使うかがポイントとなる。
続いて2年生の田中だが、この選手も春のセンバツで衝撃デビューを果たした。
速球は140キロを超え、スライダーのキレも良い。
フォークも持っており落差が大きいので三振も取れる。
ただ不安要素も…南北海道大会では本調子でなかったという。
吉岡は速球派ではなく、実によくまとまった好投手といった印象だ。
速球は130キロ台後半、変化球はスライダー、カーブを持つ。
制球が良く、内外角にどんどん決まる。変化球のキレも素晴らしい。
豪華な投手陣で甲子園に挑む。
打線だが、当然昨夏のような圧倒的な力は無い。
中心となるのは林・辻・五十嵐の昨夏の優勝経験者組か。
林は柔らかい打撃でチームを引っ張る。
注目したいのが、岡山。南北海道大会では大爆発し
3番に定着した模様。甲子園でも期待したい。
守備に関しては内外野ともかなり高いレベルにある。問題ないだろう。
今年の駒苫は守備のチーム。守って守ってリズムを掴みたいところ。
打撃力→3゚ 投手力→
5
機動力→3 守備力→
5
期待度→◎(目指せベスト4!)
青森山田
(青森・2年連続6回目)
ここ最近、東北勢の躍進が目立つが、この青森山田は
昨夏の甲子園メンバーのほとんどが残り、上位を狙えるチームだ。
投手陣は、エースの柳田・野田の2枚看板に加え、
小堀、伊勢田、宮崎と質・数ともに高いレベルである。
エースで左腕の柳田は最速146キロほ誇り、常時140キロ台を出す
全国でも屈指の速球派。変化球はスライダー、緩いカーブといったところか。
春のセンバツでは速球一本と単調になり、打ち込まれたが、
甲子園では春の二の舞にならないようにしたいところだ。
野田も甲子園のマウンドを経験している。野田も注目の投手だ。
2年生だが、速球は140キロに達し、変化球もキレがある。
個人的には投手陣は駒苫並み、またはそれ以上のものであると思っているが…
チーム打率は脅威の4割後半。準決勝まで全試合コールド勝ち、
決勝も8得点と圧倒的な力を見せた。打の中心も柳田。
県大会でも2本塁打を放った。しかし甲子園ではこの柳田は
徹底的マークに遭うだろう。そこで周りの打者が重要になるが、
加守田、谷川など甲子園経験者がズラリと揃う。柳田の穴は埋めれそうだ。
守備は6試合で2失策と全く問題ない。攻守に高いレベルのチームだ。
打撃力→
4゚
投手力→
5
機動力→
4
守備力→
4゚
期待度→☆(狙え!東北勢初の優勝!!)
花巻東
(岩手・15年ぶり3回目)
ここ10年で3勝と苦しんでいる岩手勢。今年は花巻東が勝ちあがった。
菅原、高橋の2投手が投手陣の中心となりそうだ。そして及川が入る形か。
残念ながらこのチームは情報が皆無に等しい。及川は3番手といったところだが、
この投手は1年生の時から140キロを出し、注目の投手だった。
ということは菅原、高橋の2投手はこの及川よりも上ということだ。
花巻東の勝ちあがりを見ていると、相手に集中得点を許していない。
失点はほとんど1点ずつだ。粘り、安定感があることが想像できる。
花巻東は逆転勝ち、延長での勝利など打撃も粘り強そうだ。
藤尾がチームを引っ張る核弾頭、夏井はミートに長け、逆らわない打撃が魅力。
このチームは守備から自滅することはなさそうに見える(実際は分からないが…)
正直情報が無いのでチームが見えてこないが、こういう粘りのチームは
目立たないだけに、甲子園では注意して見ると面白いかもしれない。
打撃力→3゚ 投手力→3゚
機動力→3゚ 守備力→3
期待度→?(全くの未知数!)
東北
(宮城・3年連続20回目)
昨年はダルビッシュを擁し最注目のチームだったが、今年はどうだろう?
今年のエースは高山投手。実にオーソドックスな投手。
130キロ超の速球とスライダー、カーブのコンビネーションということだ。
他には坂本、竹原、三浦などが控える。投手の頭数は揃っている。
昨年は実に圧倒的な打線だった。今年はやや落ちるも力はある。
加藤政、成田の甲子園組が打線の中心か?
特に加藤政は県大会で3本の本塁打を放つなど、力がある。
また松山もチームの主軸を打つ打者だ。個々の力は高い。
今年も甲子園を楽しませてくれるか?
攻撃力→3 投手力→
4
機動力→3゚ 守備力→
4
期待度→△(2勝・16強!)
秋田商
(秋田・2年連続15回目)
2年連続の出場となった秋田商。今年は去年とは違うチームカラー
ということだ。守りのチームから一転?
エースは昨年同様佐藤投手!だが佐藤剛ではななく佐藤洋。
この佐藤洋、横手投げと下手投げを織り交ぜるというから驚きである。
いわゆる技巧派だ。気になるのが試合終盤での失点の多さ。
スタミナが課題なのだろうか?2番手は大友。しかし、
県大会でもあまり投げておらず、昨年とは違って投手陣は不安だ。
さて今年の秋田商は打撃のチームということだが…?
打の中心は2年の小山田だろうか?県大会では2本塁打。
捕手として守備でもチームを引っ張る。田口も注目だ。
まさに長距離砲。春の大会では本塁打を連発したという。
昨夏はチーム打率は2割台だったが、今年は.348と、二まわりは打撃が向上。
今年は打の秋商! 甲子園でその打棒を見せてくれるか楽しみだ!
打撃力→
4
投手力→3
機動力→3゚ 守備力→3
期待度→△(目指せ2勝!投手次第!)
酒田南
(山形・2年連続7回目)
この酒田南も2年連続出場。春4強の羽黒を破って堂々の甲子園です。
昨夏の甲子園で主戦投手として投げた金本投手。
当然この投手がエースかと思いきや…肩(肘?)の故障が完治しておらず
エースではないということだ。中野が主戦投手を勤める。
そして山本投手と3人体制で甲子園に挑む。
金本投手しかしらないのでとりあえず、金本だけ紹介します。
昨夏甲子園でも投げた好投手。140キロに迫る速球と
スライダーのコンビネーションで抑える投手だ。
中野投手は一体どういう投手なのか?ただ好投手であることは間違いなしだろう。
チーム打率は.312と目立たない数字だが、打線はしぶとい。
佐藤勇が打の中心だろうか?県大会では2本塁打を放った。
甲子園も経験している倉内・北田も好打者。
そして脅威なのが1年生の美濃。決勝戦では、センバツ4強の羽黒の
好投手片山マウリシオから何と2本塁打!甲子園でも大注目だ。
打撃力→
4゚
投手力→
4
機動力→3゚ 守備力→
4
期待度→◎(うまく行けば4強も!)
聖光学院
(福島・2年連続3回目)
昨夏は本格派の本間を擁し、福島勢10年ぶりの三回戦進出を果たした
聖光学院。すっかり福島の顔になった聖光学院、今年はいかに?
エースは舟田。昨年の本間とは違い制球力にこだわる。
速球は130キロ台だが、スライダー、カーブ、チェンジアップを
コーナーに散りばめ打者に的を絞らせない。
他には西村・梅宮がいるが、共に完投能力がある。
攻撃の方は手堅さと大胆さを兼ね備えている。
6試合で24犠打、そして24盗塁。ランナーの絶対的な進め方を
2つ持っているのは結構大きいのではないか?
舟田―河野のバッテリーは打でもチームを引っ張る。
河野は本塁打も放っており長打力はありそうだ。
安田、堺といやらしい打者も揃っており、個々がそれぞれ役割を理解している。
6試合で失策は4と問題はなさそう。攻守になかなかレベルの高い好チームだ。
打撃力→
4
投手力→
4
機動力→
4
守備力→
4
期待度→○(福島勢30年ぶりの8強も!?)
前橋商
(群馬・19年ぶり3回目)
19年ぶり出場の前橋商。どんなチームだろうか。
関東屈指の右腕冨田が大黒柱。楽天の岩隈に似たフォームから
速球は140キロ前後を記録、スライダーが武器で三振を取れるピッチャーだ。
全試合に冨田が登板、信頼は非常に高い。控えるのが設樂。
3試合に登板し、2番手も心強い。
打の中心は森田。県大会では1本塁打、4番に座り巧さもある。
そしてこの大会では春山も3本塁打とよく打った。
この2人を中心とする打線は7試合で7本塁打を放っている。
準々決勝の前橋育英戦は苦しんだものの、その他の試合では
全て6点以上点を奪っている。意外に強者である。
打撃力→
4゚
投手力→
4
機動力→3 守備力→3゚
期待度→○(目指せベスト8!)
宇都宮南
(栃木・2年連続5回目)
昨夏の大会誌の宇都宮南の紹介文の冒頭部分である。
「五輪イヤーに不思議と強い。1992年、96年に続き、
アテネ大会の今年、4回目の夏の甲子園出場を果たした。」
しかしこのジンクスを今年破ったのだ。甲子園での戦い、楽しみである。
まず投手は菅間が中心。昨夏はエースナンバーを付けながら
初戦で肩を痛め、その後投げることができなかった。
左投手だが、キレの良い球で打者を打ち取っていく。
控え投手には猪瀬、菊池がいる。しかし基本的には菅間であろう。
実はこの宇都宮南は今大会、チーム打率の県記録を作った。
.472これは凄まじい記録だ。本塁打は2本だが、つなぐ野球だ持ち味だ。
昨夏甲子園組の柄目,大川原,伊藤が中心となると思われる。
守備は安定しており6試合で2失策だ。この宇都宮南侮れない…
打撃力→
4゚
投手力→3゚
機動力→3゚ 守備力→
4゚
期待度→○(県勢8年ぶり8強へ!)
藤代
(茨城・藤代)
藤代といえば誰?という質問が来ることはまず無いだろうが、
自分が聞かれたら、絶対に「美馬学」と答えるだろう(笑)
この美馬投手、藤代の昨年のエースだ。きれいで躍動感のある
フォームから良い球がどんどん放られていたのを覚えている。
そして今年の藤代のエースは湯本五十六投手だ。
なんとこの投手、県大会を全て一人で投げきった。
しかも6試合中コールドは1試合だけだから(唯一のコールドも7回コールド)
本当に恐ろしいスタミナである。どんな投手かといえば140キロ弱の速球と
スライダーのコンビネーションピッチャーだ。全部湯本投手が投げてしまったため
他の投手は分からないが、甲子園でも湯本投手がマウンドに登り続けるだろう。
1試合平均得点はコールドの1試合を除くと、なんと3,4得点。
コールド試合を入れても4,1得点だから、甲子園に出る高校としては非常に低い。
打撃に力が無い分、バントを多用するようだ。少ない点を堅守で守る藤代野球。
ちなみに藤代の県大会唯一の本塁打はこれまた湯本選手である。
湯本選手をみんなが守っていくという漫画の様なチームの藤代。
密かに注目度が高いチームになるかもしれない。
打撃力→3 投手力→3゚
機動力→3゚ 守備力→
4
期待度→△(応援したくなるチーム!)
春日部共栄
(埼玉・8年ぶり4回目)
正に奇跡の大逆転で甲子園に進んだ春日部共栄。
意外にもまだこれで4回目の甲子園だ。
1年生難波・今井・大竹の3投手がいて、チーム内で激しい争いが繰り広げられている。
難波だが、1年生なが非常に力のある球を放る投手で、スライダーのキレも良い。
正直今井・大竹の2投手は分からない…頼もしい1年生投手をサポートしてほしいものだ。
少なくともこの春日部共栄は大会中に2度の奇跡を起こした。
1つ目は五回戦、滑川総合戦。9回まで3-1で負けていた。
しかし9回に追いつき10回に3点奪い6-3で何とか勝利。
そして決勝。埼玉栄の木村投手に手が出ず、8回終了時点で4-1のビハインド。
しかし2死満塁から鶴岡が走者一掃のタイムリーなどで4点を奪い、と5-4逆転。
そのまま逃げ切り優勝した。脅威の精神力を持つ打線の中心は鶴岡。
関東を代表する捕手の1人だが、打撃も勝負強く、チームを引っ張った。
チーム本塁打ゼロで甲子園に乗り込む春日部共栄。
甲子園でも脅威の粘りを見せてほしいものだ。
打撃力→3゚ 投手力→
4
機動力→3゚ 守備力→3゚
期待度→○(目指せベスト8!)
銚子商
(10年ぶり12回目)
投打に柱が揃い10年ぶりの優勝を果たした銚子商。
古豪復活へ向け、奮起したいところだ。
関東でも指折りの好投手の遠藤がエース。
最速は140キロ台中盤で、スライダーのキレが良い。
山崎、左軒が控え、サポート体制は整っている。
打の中心は福田。巧打で俊足、攻守ということを前々から聞いていたので、
1番か3番かな、と思っていたら4番でしたねゞ 巧打の4番みたいです。
田崎、佐藤選手なども揃い、いやらしい打線だ。7試合で8失策と守備は安定している。
打撃力→3゚ 投手力→3゚
機動力→
4
守備力→
4
期待度→○(目指せベスト8!)
桐光学園
(3年ぶり2回目)
さぁやっと自分の本拠地(?)神奈川の代表桐光を紹介することになりました。
桐光は何度か見に行っているので、客観的な分析ができるか不安ですゞ
前回出場時は船井主将の選手宣誓、同選手の延長3ランランニング本塁打、
清原投手の脅威の粘りの投球など、記録よりも記憶に残る戦いを見せた桐光学園。
今回も記憶に残る戦いを見せてくれるか!?
県大会は山室、石渡の2枚看板で勝ちあがった。甲子園では石渡が1番を付ける。
山室は、本来は関東No,1とも言われる好投手。
145キロの速球とスライダーが武器。しかし春に痛めた腰が万全でなく、
夏は思うような投球ができなかった。そんなチームの危機を救ったのが、石渡。
140キロを超える速球とキレの良い変化球で、危機を救った。
桐光の控えの石渡というより、桐光には2人のエースがいると言っていい。
他にも、左腕の早川、右横手の長屋、さらにセンターの松本も投げられるが、
基本的にはこの“2人のエース”で戦う。
大会前は強打の桐光と言われていたが、思うように打てず、苦戦が続いた。
しかし逆転勝ちが5試合、五回戦から準決勝まで全て1点差と粘りに粘った。
最大の危機は五回戦の横浜商大戦だった。星、を打てずに
1-0のビハインド。しかし8回に松本の2ランで逆転。2-1で逃げ切った。
その後も苦しい戦いが続いた。五回戦からは全て逆転勝ち。
打線の中心は4番の岡山か。高校通算で60本の本塁打という長距離砲だ。
3番の村山は準決勝、決勝と大事だ場面で本塁打を放った。
今大会は苦しんだが、決勝で爆発した。この流れで甲子園も戦いたい。
守備は7試合で4失策と鍛えられている。攻守に高いレベルのチームだ。
打撃力→
4
投手力→
4゚
機動力→3゚ 守備力→
4゚
期待度→◎(目指せベスト4!!)
国士舘
(東東京・初出場)
甲子園常連校の印象がある国士舘。
しかし意外にも夏は初出場です。
山本、永沢の2枚看板が中心。山形はサイドハンドから速球、シンカーを投げる。
まず話題性で注目されているのが1,9番を打つ高橋兄弟。
しかし話題性だけでなく、2人ともシュアな打撃でチームを引っ張る。
3番野村など強打者は揃う。時としてビッグイニングも作る。
守備は鍛えられているという。
実力はあるのだろう…しかし東京に住んでいるくせに印象が無い…
こんなつまらない分析になってしまいすいませんゞ
攻撃力→3゚ 投手力→3
機動力→
4゚
守備力→3゚
期待度→△(1勝で波に乗りたいところ)
日大三
(西東京・3年連続12回目)
西東京初の3年連続出場を果たした日大三。
2001年には当時のチーム打率記録を樹立しての優勝、打撃のチームの
イメージがあるが、今年も素晴らしい打線を誇って甲子園に乗り込んだ。
サウスポーの大越投手が完全に一人立ちしたと言っていいだろう。
大越はノビのある速球が魅力で、スライダー、カーブのキレも良く
三振も多く取れる投手だ。関投手も速球に力がある。
更に加藤投手も都立の実力校、府中工をゼロに抑えるなど好投手。
西東京大会は準決勝までコールド、決勝も圧勝で甲子園に進み
圧倒的な打力を見せた。中心は3番の千田。注目の長距離砲だ。
多くのチームに使われる言葉で“切れ目が無い打線”という言葉があるが、
この日大三は本当に切れ目が無い。西東京大会では何と大会記録の
チームで11本塁打を記録。9番大越まで本塁打を放っているのだから恐ろしい。
昨年以上のチーム力で挑む今年。期待が持てる!!
打撃力→
5
投手力→
4゚
機動力→3 守備力→
4
期待度→☆(圧倒的な打力!)
新潟明訓
(新潟・6年ぶり4回目)
明訓と聞くと、ドカベンを思い浮かべてしまいすゞ
エースは須貝で間違いないだろう。前々から注目されていた
右腕で、長身から140キロ近い速球と変化球を投げ下ろす。
制球も良く、まとまっている好投手。打ち取る投球が持ち味だ。
2番手には大崎、3番手には期待の1年生永井が控える。
小飯塚、五十嵐がそれぞれ2本の本塁打を放った。
だが、どちらかといえば破壊力のチームというよりは、
いやらしい野球をするチームだ。壮絶な延長戦も2度経験しており、
粘りがある。前回出場時は初戦で敗退した。ことしこそ初戦突破!
打撃力→3゚ 投手力→
4
機動力→3゚ 守備力→3゚
期待度→△(目指せ2勝・16強!)
松商学園
(長野・5年ぶり33回目)
脅威の33回目の出場となった松商学園。どんなチームなのか?
深江―宮島の継投で勝ちあがった。共に右腕で宮島は速球に力がある。
高野、清野が打線の中心。共に力がある打者だ。
正直他の選手は分からないのでこれで終わりですゞ
打撃力→3゚ 投手力→3
機動力→3 守備力→3
期待度→△(目指せベスト16!)
高岡商
(富山・10年ぶり15回目)
決勝では高岡ダービーを制し甲子園に駒を進めた高岡商。
細川、堀川の2年生投手が中心。中井が控える。
細川、堀川はスライダーにキレがある。中井投手はアンダースローか
力のある球を投げる。見てみたい選手だ。
チーム打率.438と打線は力がある。粘りがあり
決勝も逆転勝ちをした。5試合で2失策と安定。久恵の動きにも注目だ。
打撃力→
4
投手力→3
機動力→3゚ 守備力→
4
期待度→△(目指せ16強!)
福井商
(2年ぶり16回目)
北陸の怪腕が甲子園に帰ってきた。甲子園でも素晴らしい
投球を見せてくれるだろうか!?
エースは“北陸の怪腕”林。最速は145キロ。常時140キロ前後を計測。
変化球の制球も良い好投手だ。甲子園で好投をみせてくれるだろう。
斉藤悠も良い。左腕ながら140キロ前後を記録する。投手陣は厚い。
打線の中心は3番宮前、4番小坂。ともに好打者で注目。奥田も俊足で、
いやらしい打者。また唯一の本塁打を放った、打者としての林も注目だ。
打撃力→
4゚
投手力→
5
機動力→3゚ 守備力→3
期待度→◎(優勝も狙えるチーム!)
遊学館
(石川・2年連続3回目)
衝撃の甲子園デビューから早3年が過ぎた遊学館。
すっかり石川の甲子園常連校に定着してきた。
曽根・番匠の2枚看板。曽根は初出場8強時のエース
小嶋に似たフォームから130キロ台後半の速球、スライダー、カーブを投げ込む。
そして番匠が今大会成長。チーム優勝の大きな要因となった。
更に、昨夏甲子園で投げている鈴木将や中西、下手投げの山口も控える。
鈴木が注目される。鈴木は今大会でも屈指の打者とも言われる。
県大会でも1本塁打を放った。江川は巧打が魅力。
2番岡田も県大会6割超の打率と好調だ。
打撃力→
4゚
投手力→
4゚
機動力→3゚ 守備力→3゚
期待度→◎(創部初の4強へ!)
日本航空
(山梨・3年ぶり4回目)
今年、大学選手権(?)を沸かせた創価大八木投手の出身校です。
投手は2人。毛塚と長岡だ。2人とも注目の素晴らしい投手。
毛塚は速球が速く、緩急を付ける。長岡は技巧派だ。2人の投手で戦う。
打線は犠打て確実に送る。板花、福江はともに本塁打2本の強打者。
前島も好打者だ。5試合で5失策と守備に不安は無い。
打撃力→3 投手力→
5
機動力→3 守備力→
4
期待度→◎(目指せ4強!)
静清工
(静岡・初出場)
昨秋は21世紀枠の候補にも選ばれた、静清工。
夏は何の助けも借りず、自らの力だけで甲子園に登場した。
投手は前川、伊藤の2枚看板。前川は県大会は不調だったが、
本来は130キロ台の速球とスライダーを投げる、安定感のある投手。
伊藤はサイドハンドの投手で県大会で大活躍した。
1試合平均5犠打と確実に送る。打線はつなぐ野球。
具志は三拍子揃った好打者、上林は高校通算20本塁打以上、
鈴木も好打者だ。 6試合で3失策と守備には力を入れている。
打撃力→3゚ 投手力→
4
機動力→3゚ 守備力→
4゚
期待度→○(目指せ初出場8強!)
土岐商
(岐阜・28年ぶり2回目)
常に県大会で上位に顔を出していた実力校が甲子園に来た。
エースは丹羽。ダルビッシュ似の腕の振りから最速は147キロ。
スライダーのキレが良く、投球回以上の三振を取る、速球派。
控えには岩木と厚海がいるが、余程のことが無いがきり登板は無いか?
打線は本塁打こそ1本だが、つながりが良い。
林裕人は好打者で、チームの中心。唯一の本塁打を放った。
林と、加藤は県大会で3盗塁ずつを決めている。足も絡める攻撃だ。
打撃力→3゚ 投手力→
4
機動力→
4
守備力→
4
期待度→○(目指せ8強!うまく行けば4強も!?)
愛工大名電
(愛知・2年ぶり7回目)
春のセンバツ優勝校だが、一時期崩れたがあったが、夏には立て直してきた。
エースは斉賀。ゲームを作る能力に長け、速球は130キロ中盤から140キロ台。
スライダーのキレが良く、好投手だ。控えの十亀はサイドから力のある球。
左腕の近藤は制球が良い。投手陣は揃っている。
打線の中心は何といっても2年生4番堂上。県大会でも3本塁打を放った。
力強さと巧さを兼ね備えた打者だ。2番柴田も俊足の好打者。
小島やセンバツで不調だった花山も好調だ。
6試合で23犠打と確実に送ることもあれば、22盗塁と走ってくることもある。
唯一の心配は6試合で10失策と乱れてしまった守備だ。
だが愛工大名電はやはりこの夏も注目だ。
打撃力→
4゚
投手力→
5
機動力→
4゚
守備力→3゚
期待度→☆(春夏連覇も十分にあり!)
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