☆ようこそ♪\^0^/☆

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ライダーへの道

バイクとの出会い


1976年 春

高校2年生、新しいクラスは男女共学であった。(1年時は男子クラス)
といっても、さしたる恋愛話は皆無であったが。。。

自宅から学校までは約14キロの道のりで、毎日チャリで1時間掛けての通学である。
雨の日は合羽を着込み、部活を終えて帰路に着く頃にはもうお月さまが顔を出していた。

「バイク通学・・・したいなぁ。。。」

校則もさして厳しい高校ではなく、届け出さえすれば免許も取れたし、条件次第でバイク通学(原チャ)も可能であった。
友人諸子は挙って試験場に通い 「原付き」 や 「自動二輪」 を取得していく。
(「中型」「大型」の区別が無い時代でした。)

そんな頃、部活(バスケ)の友人たちが我が家へ泊りで遊びにやってきた。
その中に一人だけバイクに跨ってきた友人Tがいた。

”SUZUKI GT380"

初めて触れたバイクは ・・・ でかかった。。。

「オレも免許取ろう!!」
と思い立ち誕生日を待って試験場へ行く。。。
しかし!! ここで思わぬ落とし穴が待っていた。
「先月から中型・大型と免許が分かれました。」
「中型の試験しか実施されません。」
なんぞとのたまうではないか。。。

「400CCまでしか乗れないのかぁ・・・」
なぁ~~んか損した気分である。
「辞めた!!」

これからの1年半、またまたチャリ通学とあいなった。(笑


1978年 春

なんとはなしに、福岡での大学生活が始まる。。。
(しかし、受験勉強なるものはホントしなかったなぁ・・・真剣に頑張ってれば違った人生が待ってただろうに^^)
入学早々に部活??サークル??(建築研究会&ソフトボール)の新歓コンパがあり、ベロンベロンに飲まされた。
翌朝、目が覚めると・・・

「どこじゃココは??」

見知らぬ部屋であった。。。
横には見知らぬ??男が寝入っている。(驚

「おう! 起きたか??新入生。。。」
見知らぬ男は、4回生の先輩であった。
大人ですやん4回生・・・潰れたオレを自分の部屋まで運んで来て寝かせてくれるなんて。。。
「なれば、駅まで送ってったるわ。」
そう言うと、メットをホイっと投げてくれた。。。

”SUZUKI GT380” のタンデムシートに跨ってるオレがいた。

初めて跨ったバイクは ・・・ 怖かった。(笑

1年間だけのお付き合いだったが、この先輩はよく面倒をみてくれた。。。
実家は、とある町の駅前に立つ旅館。
何度か連れて行ってもらったが、その度にベロンベロンに酔っぱらって記憶が飛ぶ!飛ぶ!!
「先輩 ・・・ その節は誠にご迷惑をお掛けしました。。。」
(まだあるのかなぁ??その旅館。今度行ってみよ^^;)


1979年 夏

夏休みを利用して、関東の友人宅に遊びに行く。
そこから鈍行鉄ちゃんを乗り継ぎながら大阪、広島と友人宅を転々とし、大分の友人宅に転がり込んだ。
そこには・・・

”YAMAHA オフ車” 何だったかなぁ??

が鎮座してるではないか。。。
「ちょっと走ろうぜ。」
という友人の言葉に甘えて タンデムシートに跨る。

二度目の走り??は ・・・ 爽快♪だった。

「バイク・・・乗って走りたいなぁ。。。」
と欲望が湧いてくる。



1982年 春

卒業式前の2月初旬から、就職先である地元の設計会社でアルバイト。。。
4月からは本採用となり、新人研修やら配属先の歓迎会やらで慌ただしく過ごす。

バイク熱も何処へやら。

自分の成果で銭を稼ぐための、目先に立ちはだかる壁・壁・壁を乗り越えてくのに没頭する。
そんな傍らで、会社のテニスクラブに所属。(テニスなんてやったこと無かったけれど^^;)
野球部にも所属したけど・・・まぁ、こっちがメインだな(笑

「テニスコートの恋♪」

なんて言葉が、むか~~し流行ったような??
それが現実におこっちゃうんですね♪ 不思議なもんだ。。。
やったこともないテニスで、出会いがあろうとは。(^^v


1983年 冬

社会人2年目の冬 ・・・ 24歳の若かりし頃に早々と結婚♪
仕事も忙しく、給料も安い。(笑
毎日々が残業で、帰宅するのは午前様。
土曜日・日曜日も関係なく・・・残業時間は300時間/月を軽く超えた。

とんだ新婚生活ですな。。。

しかし!!
やることはちゃんとやる!!

翌年の10月には長女♪が誕生。
3年後の5月には長男♪が誕生。

バイク♪ どころじゃない生活苦が続きます。(^^ゞ




ツーリングライダー誕生


1987年 夏

長男が誕生した年の夏・・・
会社の後輩連中が試験場で 「限定解除」を続々と取得。
社内でバイク熱が湧きあがる。

”HONDA CB750”
会社の駐輪場に数台が並んだ。 絶景である。

「おい・・・バイクの免許、取りたいんやけど。。。」

と奥様に申し上げる。

「なにをバカなこと言ってるの?? 危ないでしょ!!」
「もう若くはないんだけん、バイクは辞めとけ。。。」
と義父までが反対だった。。。
(義父は若い時にはライダーであったが・・・)

消沈。。。


2000年 春

「お父さん、バイクの免許(原チャ)取っても良い??」

高校生になった娘のひと言である。
「おう!!良いよ。 取りたいと思った時に絶対取っとけ。。。」
「でないと、後になって後悔するぞ。」

「うん♪ ありがと、お父さん。。。」

というような会話があった。
「オレも・・・取ろう!!」
奥様の反対があろうとも、義父の反対があろうとも。。。(笑

「はいはい♪ 好きなようにして下さいな。」

と、ちと拍子抜けではあったが、奥様からの許可も出た。(^0^)

まずは 「普通自動二輪」 免許。
夜間の教習所に通い、2週間程度でストレート合格。

”SUZUKI BANDIT 400V”

ライダー誕生である。

高校2年生の春 ・・・ GT380と初めて出会い
大学1年生の春 ・・・ GT380に初めて跨り

41歳の初夏  ・・・ 憧れのライダー誕生となる。


2003年 夏

「大型自動二輪」 取得
試験場での一発試験ではなく、教習所での取得ではあるが。。。

”KAWASAKI ZZR1100”

初めて触れるリッターバイクである。
メーター表示 320km/h
跨った瞬間に、身体中を電撃が走る。
「世界最速」 妙に心の中に響き渡るが、正直ビビりまくる。
ライスクに通い、技術を磨く。 少しだけ自信が湧いてきた。
(数年後・・・高速にて覆面GT-Rの後部座席に座ろうとはまだ知る由も無い。)

ZZRと伴に
・熊本~東京一気走りの旅
・紀伊半島世界遺産の旅
・四国周遊の旅
・四国~関西~天橋立への旅
・九州各地の旅
等々と関東以西の各都府県を駆け回った。。。


2007年 秋

ZZRに換わり新たな相棒がやって来た。

”DUCATI ST4S”

ィエロ・どか♪ である。
SS仕様のZZRと違って、ツーリング仕様のバイクであるので体勢は非常に楽チン♪
しかし・・・L型ツインのエンジン、乾式多板のクラッチ
扱いが難しい。。。
乗りこなせる技術テクニックが皆無なため、訓練が必要であった。
早朝の阿蘇路、天草路等を走りまわる。

・長野~群馬~富士山周遊の旅
・四国~小豆島の旅
・九州各地の旅
等々を快走中。。。

まだまだ青春♪ 真っ只中です。

ちなみに・・・
長女、長男も 「普通自動二輪」 の免許を取得。
ライダーの卵となってます。

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