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第32回 『帰ってきた』今日、大阪から帰ってきた。その後、立て続けに補習をやっている。今も僕の目の前で、15人くらいの子ががんばっている。きっと、誰かがどこかでがんばっている。「やる気がしない。」「明日からがんばろう…」そう思ってると時間が過ぎる… 僕は、僕の生徒のみんなはがんばる子であって欲しいと願う。 君が合格しますように...
June 23, 2006
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僕は絶対にファンヒーターは使わない。もちろん石油ストーブもだ。ファンヒーターや石油ストーブは、灯油を燃焼させることによってその熱量を得ている。灯油は混合物だが、成分の平均の燃焼を化学式で書け!と言われたら僕はトリデカンを書くだろう。燃焼の化学式を書いてみよう。C13H28 + 20O2 → 13CO2 + 14H2Oです。さあ。計算だ。仮に灯油=トリデカンとし、比重0.79を使って計算してみる。大体、子供部屋程度に使うファンヒーターの灯油使用量は1時間に100ミリリットルだ(通常運転時)。重量で79グラムだ。一方部屋の大きさは6畳として9.3平方メートルである。高さ2メートルとして、体積は19立方メートルだ。そのうち、21%が酸素とすると、4000リットルの酸素があることになる。酸素濃度が18%になると酸欠の症状が出てくるので、570リットルの酸素が使われると危険領域となる(温度補正は誤差範囲としてパスだ。)。という風にして計算をしていくと…ファンヒーター連続使用時間2時間18分!!6畳の場合、2時間18分で酸欠領域になる。脳には、約145億個の脳細胞があるのだ。体が消費している酸素の実に25%が脳のためだけに使われているのである。酸素が少ないことによる脳へのダメージははかり知れない。勉強は脳をメインにして行っている、体の仕事である。できるだけ換気をしながらやったのがいいのは、言うまでもない。ただ…子供たちは極端に換気を嫌がる…僕のおススメは、燃焼型の暖房を他の暖房に切り替えることである。今日は大胆な意見で締めくくることにしよう。ボーナスが出たら、エアコンか電気ストーブを買いましょう。
December 1, 2005
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学校の授業は、どちらかといえば午前中にたくさんある。急いでいるからといって、朝ごはんを抜いた場合どうなるか?脳に栄養が行き渡らないのである。もっと言おう。もし、夜の21時に食事をとって、次の日の12時まで何も食べなかったら、実に15時間も何も食べていないことになるのだ。1日は24時間しかないのに、そのうちの15時間栄養補給がされないことになる。さてここからが重要だ。脳の重さが全体重の2%しかないのは有名な話である。しかし、全体のエネルギーのうちの2割を脳だけで消費しているのである。もし、あなたたが5000キロカロリーのエネルギーを消費したら、そのうちの1000キロカロリーは脳だけで使っているのだ。さらに…脳はブドウ糖のみしかエネルギー源として利用できない。ということは…脳のためには…朝ごはんをきちんと食べよう。さらに、ブドウ糖、もしくは体内でブドウ糖に変わる物質、つまり炭水化物を食べることが必要だ。えっ?まどろっこしい??じゃあ、言おう。朝起きたら、最初に甘いものをちょっと食べるといいだろう。すでにブドウ糖の形に近いものである。ブドウ糖は10数分で分解が始まるからである。そして、炭水化物もの(ご飯やパン)へ移行するのがいいだろう。炭水化物は、体内のさまざまな消化液により、ブドウ糖へと分解される。つまり、脳に長時間にわたって栄養を送り続けるためである。朝飯をきちんと食べて、しっかり勉強する。脳を健康な状態にして勉強するのが正しい勉強方法のような気がする。
November 30, 2005
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潜在意識のパワーは計り知れない。潜在(無意識の)意識の可能性は、顕在意識の可能性をもはるかに凌駕すると思う。今日は200円で子供を賢くする方法を書いてみよう。赤いノートを買おう。そして子供にそのノートをプレゼントするのだ。台詞が重要だ。「○○ちゃん。他人に言っちゃあ駄目よ。赤いノートはね、とても成績が上がるらしいのよ。黒板を移すときに、心の中でオッケーオッケーと確認しながら写してごらん。絶対に成績がアップするからね。これだけだ。」効果的なプラシーボはその子の潜在意識の中にすり込まれる。色々な方法を使いながら、脇役として主役にどれだけやる気を持たせるか?脇役の方法をこれからも書いていきたいと思う。
November 29, 2005
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家庭教師をとってる家はいるだろうか?家庭教師は、きわめて閉鎖された空間の中で誰とも比べられることなく、教えることが出来る。そのために、ついつい危機管理やプロ意識が低下し、個人差がものすごく大きくなってしまう。はっきり言いたい。家庭教師は先生の個人差がものすごくある。良い先生と悪い先生の差は100000倍くらいあると思う。もし、今の先生に不満を感じるようなことがあれば、すぐにチェンジである。とにかく、気に入る先生に当たるまで何度でもチェンジだ。「何度もは言いにくい。」いえいえ。何度でも言うのである。良い先生に当たるまでひたすらチェンジである。チェンジチェンジチェンジだ。家庭教師には、高い費用を払っているのである。それは当然の権利だ。ヘボい家庭教師は話にならない。お金をドブに捨てるのはやめよう。ちなみに良い家庭教師かどうかを簡単に見分ける方法は…1.子供のテスト範囲を知っているか?テストの日を知っているか?2.ニーズに応えた勉強をしているか?(得意な教科ばかりやっていないか?)などあるが、僕ならこう質問する。「今日のウチの子どうでした?」「よかったですよ。」とか「まあまあです。」と答えるヤツはダメだ。たくさんたくさん言えるヤツ。これが良い家庭教師だと思う。子供をしっかり観察して、できるだけ的確な授業をしなければいけないと思う。「はい。良かったですよ。でも、ちょっと計算でミスするところがあるんですよね?マイナスがつくと苦手みたいですね?大体3回に1回くらいミスします。それから、ノートが雑ですね?特に英語が雑みたいです。よく見ると、クエスチョンの書き順が逆だったんですよね?一応注意しときましたが、少し家でも注意して見てもらえませんか?そうそう、最近、朝お腹が痛いって言ってましたよ。なんだか、悩みがあるみたいでしたよ。今度のときにさりげなくもうちょっと聞いてみますね。あとは、漢字なんですが…」「ああ、もうわかりました。先生にお任せしていますから…。」「そうですか?気づきがあったらまた報告しますね?メールはいつでもかまいませんし、急ぎのときは電話を下さいね。24時間いつでも結構ですから…」と、このくらいで合格だろう。
November 22, 2005
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掛け算が苦手な子がいる。小学低学年の子である。6の段以上は特に難しい。覚えるまでの間、邪道だがこんな計算方法がある。この方法は、6の段以上に限って使うことが出来る。急いでいるときは使えないが、検算程度なら使える。話のタネとしても面白いだろう。まず、両手の親指に6と書く。人差し指に7、中指に8、薬指に9、と書く。例えば、7×8ならば、人差し指と中指を合わせるのだ。そして合わせた指とその下の指の数を足す。左手2つ(親指、人差し指)、右手3つ(親指、人差し指、中指)計5つ。この数字を10倍する。→50になる。さらに合わせた指よりも上の指の数を、左手と右手でかける。左手3つ×右手2つ 合わせて6になる。これらを足したら終了だ。いかがだろう?どんな数字でもオッケーだ。
November 21, 2005
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僕が今勉強を見てる子ですごい子がいる。その子は中学生なのだが、ものすごいのである。何がすごいか?それは宿題のやり方である。僕は、毎日一緒に勉強しているので毎日宿題を出している。その子は毎日宿題をやってくるのである。しかもきちんとやってくるのである。これはかなりすごいことだ。その宿題のやり方から、その子が絶対に手抜きしていないことが伺える。もちろん僕は毎日ほめている。このすごさを伝えることは難しいが、その子は現在すごい勢いで成績が伸びている。僕は、継続することはきわめて重要であると考えている。継続は簡単なようで意外に難しいのだ。ただ、きちんと継続できる子は必ず伸びる。ピアノだって、そろばんだって、スミングだってきちんと行けば必ず伸びるのだ。そして毎日続ければ、習慣化して苦痛が減ってくるのである。そこで、子供のママたちに僕の必殺技を教えたい。僕のほめ方である。僕は意図的にあるほめ方をしている。ものすごい技だ。なんと僕はこう言ってほめているのである。「さすが○○君。今日も宿題が続いているね。○○君なら絶対にきちんと宿題をやってくることを知ってるよ。」そう、僕は続けてきたことのみを褒めているのだ。そこに子供の意識を集中させているのである。これを繰り返すとすごい子供になっちゃうのである。
November 20, 2005
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レバーは好きですか?ビタミンB12をたくさん含んでいます。これも?と思われるかもしれませんが、脳に効くビタミンです。ビタミンB12は、体内の全てのたんぱく質を修復する働きを持っていますが、特に脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠です。シナプスのお話は以前したかと思いますが、シナプスがきちんと機能していると、脳や神経の働きは良くなります。ビタミンB12はその壊れたシナプスを修復する作用があります。具体的に言いますと、脳は、たんぱく質と共に脂肪成分を多く含む器官なのです。ビタミンB12は脂肪成分となじみやすい構造を持っています。そのため、ビタミンB12は簡単に脳に入ることができます。そして、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出す事により、元通りの健全なものに復元します。切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。なんでも修復は早いほうがいいですよね。失われたものはもどりませんから・・・神経系を正常に働かせてくれるビタミンですので、精神を安定させて記憶力や集中カを高める効果があります。不眠症にも効きますよ。また、肩こりや腰痛にもいいそうです。不安と戦いながら、一生懸命集中しようと頑張っていますよね。仕事や勉強で机につくことが多いと、肩も腰も痛くなりますよ。体にいいとわかっていても、運動する時間はなかなかとれませんよね。眠れない夜もあるんじゃないですか?早めに癒してあげてください。レバー以外ではアサリ、カキ、しじみ、にしん、筋子、サンマ、卵、鮭、たらなどに多く含まれます。1日の所要量は大人男性2.4μg、大人女性2.4μg、幼児0.2~0.9μg、小学生1.3~1.6μg、中高生2.1~2.3μgです。もっと摂ったほうがいいという意見もあります。摂りすぎて悪いことはありませんので、余裕をもって摂ってみてください。
November 20, 2005
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僕は、半年くらい前にひどい背中痛だった。指圧にもずいぶん行った。なかなか直らずに、休憩を余儀なくされたり、寝っころがって勉強したりしていた。もしや?と思い、机の高さを変えてみたのだ。その後は、比較的改善され、めったに背中痛にはならなくなった。そこで…今日は子供さんの正しい机やいすの高について書いてみようと思う。メジャーを持って計ってほしい。お宅の子供さんのイスは…机は大丈夫だろうか?まずイスの高さだ。イスの高さは身長を4で割ってみよう。身長が130センチならイスは33センチだ。次は机の高さだ。机の高さは、身長に0.42をかけてみよう。身長が130センチなら机は55センチである。さらに参考だ。まず、イスに座ったときに机の上面が、へその位置になるように確認しておこう。もしならなければイスの高さで調節だ。そして机は、背筋を伸ばして座ってひじが90度になることをチェックだ。あとは、子供さんが小学生ならばもうひとつ言いたい。そう、ひじ掛けである。ひじ掛けはあった方がよい。ひじ掛けがないと、机の上に常に片方のひじをつけることがあるので、背中がねじれる場合がある。また、両ひじをついて勉強すると、猫背気味になるのである。たかがイス。されどイスである。これを機に計ってみてはいかがしらーん?あっ、でもメチャメチャ胴長の人や、顔の長さが50センチくらいある人はいろいろ工夫してみてね。今日の話は一般論だからね。
November 19, 2005
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勉強がぱっとしない子がいる。こんなアイデアどうだろう?子供は褒められることが大好きだ。だから、子供の宿題をブログにしてあげるのである。宿題をやったら写真をとってブログに載せる。ただそれだけだ。1行くらい、子供の感想を入れてあげてもいい。「僕は今日遊びに行くのを我慢しました。」「大変だったけど、がんばりました。」時々、偽名で子供のブログにコメントを入れてあげればいい。「うわー。きれいにかんばったのね?北海道のおばちゃんより。」「君は才能があるね?その調子でがんばるといいかもね?小学校の先生より。」どうだろう?もしかしたら、勉強しなさいっていうより、はるかに子供が自主的に勉強するんじゃないだろうか?子供に勉強させようと思ったら、お母さんもちょっとだけ苦労した方が成功する確率が高いかもね。
November 18, 2005
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「よく、他の子と比較してはいけません。」「昨日の自分と比べましょう。」なんてきれい事を聞くが、あれは本当か?おいおい。本当なのか?変じゃないか?じゃあ、中学入試は、昨日の自分よりも一番がんばった人が合格するのか?たしか、他人と比べての合否判定だったような…自分と比べての合否判定だっけ?僕もたまに、「○○ちゃんはがんばってるのに、君ももう少しやったら?」って言うと「他人と比べないで!」って言われることがある。大人は、子供に変な洗脳をしてる気がしてならない。「おいおい、他人と比べなくて誰と比べるの?」「他人と競争してるんだよ?」って言いたくなる。塾でも同じだ。お客さんや競合塾の動向を一切考えることなく、自分の教えたいようにだけ教えてたら潰れるよ。その塾は!他の人と競争してるんだから。僕は、他人と比べることは絶対に必要だと思う。「他人と比べないで!」なんて言う逃げ道を子供達に与え、「自分なりにはがんばった。」という訳のわからない言い訳をさせてはいけないと思う。それで本当に子供のためになるんだろうか?もし、われわれ大人が子供同士の比較について、気をつけなければいけないことがあるとすれば…出来る子とだけではなく、出来ない子とも比較してあげることではないだろうか?「○○ちゃんに比べてウンと出来るね?」見たいな感じで。僕の言っていることは非情な話のようだが、社会構造がそうなっているのだから仕方がない。他人と比べずに、試験に合格しなさい、なんてなんだか変な気がしてならない。
November 17, 2005
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この話は有名だ。子供が小さいときに親は子供を東大やプロ野球選手、医者などにさせたいと希望を膨らませる。例えば、赤ちゃんの頃、少しボールを蹴ったら、「おお、この子はサッカーの素質がある。」と思ってしまう。幼稚園のとき、絵が上手いと「この子は画家になれるかも?」と考えてしまう。だんだん成長するにつれて、幾度かの失敗を経験したり、他の子を見たりしてるうちに、「うちの子はやはり凡人だ。」と思うようになる。この話はよくある話だが、本当にこれでいいのだろうか?もしかしたら、「うちの子は凡人だ。」じゃなくて、「凡人なのはあなただ。」じゃないかって気がする。卓球の愛ちゃんのお母さんは、自分の子供の才能を信じ続け、そして勝てるような努力をし続けたんじゃないだろうか?
November 16, 2005
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世の中は結果重視であることが多い。入試は落ちたら、その学校には入れないのである。過程はまったく評価してくれない。仕事で大失敗したら、クビである。言い訳は通用しない。なのに、どうして子供にだけ過程重視の教育をやっているのだろうか?子供も結果重視に切り替えた方がいいんじゃないのか?「○○君。このテストで何点取ったら、ゲームを買ってあげる。もしダメだったら、ご飯抜きよ。勉強するかしないかは自分で決めなさい。」本当は、こういう教育が、社会に出る前の準備教育ってことはないだろうか?僕もよく塾内でご褒美を設定している。一番上等なご褒美は海外旅行である。色々なバージョンがあるが、実行できてるのは韓国やシンガポールだ。100万円以上かかることも珍しくない。でも…それで成功体験を手に入れることが出来るのなら、子供のためにその投資は安いものだと思う。初めに賞罰を決めたなら、必ず実行しないと意味がないと思う。飯抜きにする子には、水以外のもを与えてはいけない。ゲームを買うと約束したら、他のものでの代用は許されないであろう。抽象的なリクエストであるが、子供が工夫しなければならない状況に自然と導くことが出来る。卓球の愛ちゃんにでも言えそうだ。「愛ちゃん。次の世界大会で10番以内に入りなさい!」「…」「じゃあ、私を中国に派遣して。」なーんて感じで…
November 15, 2005
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初めての方はその1を読んでからどうぞ。ここで、僕はお母さんたちに提言したい。抽象的なリクエストは、ある程度のレベルになってからの方がいいのではないだろうか?例えば、中3くらいである。ただ、勉強しろといわれれば、子供としては反発する以外に選択肢がないように思える。あなたの子供が卓球の愛ちゃんだったとしよう。愛ちゃんにこう言うだろうか?「卓球の練習しなさい。」愛ちゃんはどうするだろう?素振りをするだろうか?壁うちをするだろうか?愛ちゃんのお母さんは、愛ちゃんにそんなことをいっていないような気がする(予想だが…)もし毎日、「練習しなさい」だったらあんなに強くなってない気がするのだ。きっと、こんな感じ…「愛!あなたはサーブが弱いから、もっと手首を強くするために、手を握ったり開いたりを1日に300回繰り返しなさい。」ってな感じ。そして試合のときに、いいサーブが出させたら、「ほらね?手首が強くなったから、いいサーブが出せたでしょ?」なーんて、フォローも怠っていないはずだ。そして、本当は手首のおかげでいいサーブが出せたのかは、わからないままにさすがはお母さん、ということになるだろう。本当は、手を握ったり開いたりで手首が強くなったかさえもわからないのだ。でも、人間の心は意外とアバウトで、こういうサーブが出ただけで、自分の手首は強力になったと思い込んでしまうのである。これを自信にして、また次へステップアップだ。だから、小学生のお母さん。僕は、子供に勉強をしなさいと言うときには、理由と具体的な指示をしてあげた方がいいんじゃないか?って思っちゃうのである。でも、それよりもっといいと思う方法があるのだ…
November 14, 2005
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よくお母さん達はこんなことを言う。「○○ちゃん!勉強しなさい!」…これって正しいんだろうか?よく考えると、意味のわからない話である。僕ら、塾の先生でも同じようなことがある。新しい先生が来ると、模擬授業をしてもらう。良さそうな先生だと採用だ。その後、生徒からクレームが入る。「○○先生、ちょっとわかりにくいんですけど…」そこで、その○○先生を呼んで注意する。「生徒からクレームが入っています。わかりやすい授業をしてください。」「はい。」…後の授業で少しの工夫はなされるものの、大きい前進はしない。なぜか?指導する方側に問題があるのである。「わかりやすい授業」…この言葉だ。注意している方は、満足して注意したかもしれないが、言われる方はたまったもんじゃない。じゃあ、どうすればいいの?ってことだ。小学生のお母さん。逆に質問してみます。子供にこう言われました。「クラスで1番自慢できるママになって。」さて、あなたは、子供にその意味を聞き返さず、子供さんの思っているお母さんになることが出来るだろうか?
November 13, 2005
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集中するのはとても大切です。反面、集中するのは意外に難しいものです。僕もいろいろな方法を知っていますが、今日は残像法というのを紹介したいと思います。この方法は、一点集中法とかと並び、集中の手法としては有名なのですが、いい画像を発見したので、リンクをはらせていただくことにしました。残像法は、特定のモノや図形をじっとしばらく見つめた後に目を閉じ、その残像を思い浮かべるというものです。最初は30秒ほどで残像は消えますが、練習していくと1分以上も残像が残るようになります(一部抜粋)。残像法のやり方は…こうです。勉強する前にこれをやってから、終了後すぐに勉強にとりりかかると、集中までの時間を大幅に短縮することができます。子供のママさん達。ラッキーしたでしょ?
November 11, 2005
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子供によってはケアレスミスが多い子がいる。「うちの子はちょっとうっかりして…」「こんな間違いばかりして…」「せんせー。俺わかってたのにひっかかった!」なーんて言う話をよく聞く。不注意によるミスのことをケアレスミスと呼ぶ。ケアレスミスを防ぐ方法は多くある。ケアレスミスを防ぐにはどうしたらいいか?有名な方法を教えよう!「問題文の最後の『。』まできちんと読むことである。」ケアレスミスが起こる理由のトップは問題文を浅く読むために起こっているのである。国語で説明しよう。 国語の問題 僕は国語が嫌いだ。だから、国語のテストは大嫌いだ。ある日、朝起きると机の上に大きな包みが置いてあった。「なんだろう。」そう、思ってあけるとヒキョーな化学が百冊はいっていた。そして、中には手紙もはいっていた。 太郎君へ君はおりこさんなんだから、化学の勉強をして賢くなってね。僕は、君の事を信じてるよ。 みかみ 一桜「てへへ。僕はみかみ先生のおかげで、国語も大好きになれそうだ。」 問 太郎君はこれから国語に対してどういう気持ちになれそうだと書いてあるか? 適当だと思うところを、本文中から8文字抜き出して書きなさい。この場合、答えは「大好きになれそう」と書かなければいけない。なのに、多くのケアレスミスをする子は、大好きになれそうだ。とか好きになれる。とか書いてくる。本文から抜き出して、8文字で答えろ!と言っているのだ。ケアレスミスは、多くの場合、問題文を急いで読むためにおこるのである。本文ではない。あの短い問題文なのである。だから、最後まできっちり読まないといけない部分は、適当だと思うところを、本文中から8文字抜き出して書きなさい。↑ここなのである。問題文の最後の『。』まできちんと読む。これがケアレスミスをなくす最も簡単で有名な方法である。もう一回書こう。「問題文の最後の『。』まできちんと読むことである。」これなのだ。子供のママさん達。ラッキーしたでしょ?
November 10, 2005
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