仕事と人間しんり 0
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一昨日は2年前に大腸がんの手術を受けた夫の定期検診日。異常なし(すなわち転移もなし)。ただ小さなポリープが1つ出来ていて、内視鏡により除去することになった。術後も術前と同じように生活している夫。仕事をして、趣味の土いじり(園芸、苔玉、プチ盆栽その他)をして、毎朝ウォーキングをして、酒の肴にもなる大好きな漬物をてずから漬けて、専門学校在籍時の友人たちと一泊程度の旅行をして、アクションものやチャンバラ系のDVDを観て。考えてみれば、病気は自分のカラダとココロが発するメッセージ。だとしたら、道連れ。なだめたり、すかしたり、時に教えられたり、時に互いに誤魔化し合いしながら人生を歩む相棒だ。写真は、近所の人が「もうずっとほったらかしで。よかったらもらって下さい」と持ってきてくれた松の盆栽を夫が自己流で手入れし、流木や苔や石などを使って作った箱庭。
2024.05.23
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(注)昨日に書いた記事。今日、4月16日は、夫の誕生日。奇しくも、あのチャップリンと同日である。写真は、夫が作った苔玉とミニ盆栽の数々。これらを見るにつけ、一昨年の秋に夫が大腸がんの手術を受ける近日に漏らした言葉が、ふと蘇る。「生きていること自体が辛くなるほど痛い」。そう。がん特有のかの痛みである。がん細胞は、かくも夫の身体を蝕んでいた。聞いた私は、「西洋医学であれ漢方であれ療術であれアーユルヴェーダであれ、どんな療法でもいいから夫の痛みを取り除いて欲しい。そして、再び大好きな土いじりや草木と戯れる日々を送らせてあげたい」と、切に願ったものだ。10時間半に及ぶ手術の後はダブルオストメイトとなり、その装着をめぐってのトラブル(皮膚のかぶれや便漏れなど)はちょくちょくあったけれど、がんそのものは転移も再発もすることなく、他に困った症状があらわれるわけでもなく、仕事も続けているし、がん罹患前とほぼ変わらぬ日常を取り戻している。メンタル面も、ストーマに慣れないうちこそ「.こんなカラダになってもうて」と、時折り愚痴をこぼしていたが、ストーマ専門の看護師に相談したりオストメイトたちの会合に参加したりしているうちに「どうこう言うてもコイツ(ストーマ)と一生つきおうていかなあかんのやな。そしたら、ちっとでもおもしろおかしく暮らさな」と、考えが変わり、ずいぶんと前向きになった。現在、仕事の合間には、自宅のガレージで、特に松を使っての苔玉やミニ盆栽作り、花作り、野菜作りを楽しんでいる。我が家には土のある庭がないため、花と野菜はプランター及び鉢を使っての栽培に限られるが、それでも心より楽しんでいる様(さま)が、見ている側にも伝わってくる。考えれば、がんに限らず、持病と共に生涯を歩まねばならない環境にいる人は、病気の重篤さは関係なく多いのではないか。肉体の病気ばかりではない。精神の病気もそうだ。仕事仲間に気分の変動が極端に激しい病気を患うご主人を持つ人がいて、彼女は、ぶっちゃけ離婚もよぎったが(なぜなら、ご主人、気分がハイな時は殿様か何かにでもなったみたいにエラそうにしたり散財したりして周囲の人間を困らせ、敵を作り、彼女はその尻拭いに追われていたからなのだ。反対にご主人の気分がダウンした時はある危険に怯え、気が休まる時がなかったと語った)、「気分が安定している時は、本当に子煩悩な優しい人。子どもたちから父親を奪ってはいけない」と、踏みとどまったそうな。そのこともあり、また幸いにもご主人の症状に合う薬とめぐりあい、服用を欠かさないことでご主人の症状も安定し、家族仲良く過ごすことが出来ているとか。病気と共存。これは、長寿社会の課題の一つかも知れない。
2024.04.17
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季節の変わり目と関係ある?このところ、昨年秋に診断されたアレルギー性喘息がひどくなってきた。パターンは同じ。夜中、あるいは明け方に目が覚め、咳き込み始める。普通の咳ではない。ゼイゼイ、ピーピーと音がするのは、まあいいとして、その激しさ。ひどい時には嘔吐するほど。呼吸困難も伴い、すごく苦しいんだな。咳するたびに、腰に響き、尿が漏れる。日中にはおこらないから仕事には直接には差し障りはないんだが、睡眠不足になるし、何より体力を消耗する(咳ってしんどいよ)。今日、呼吸器内科の定期診断で、医師にそのことを訴え、新たな薬を増やしてもらった。症状が楽になるのは嬉しいけれど、「ん? これって根本的な解決じゃないよね?」と思いつつ、苦しさから逃れたく、目先にしがみつく。
2024.04.05
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こういうこころみを、夫のアドバイスにより、自宅ガレージで始めた。無料提供の本やDVDのほとんどは、ブックオフだとか古本市場だとか、それに近い媒体で買ったもの。それでも、読み終わった、あるいは観終わった後も、他の方にじゅうぶん活用出来るのだ、、、どうしても手元に残しておきたいものは別として。こう知りつつ、「中古なのだから」と、これまではゴミとして捨てていた。このことは、特に本が大好きで、時と共に紙が変色しても好きな本は残しておきたい私にとっては、非常な苦痛を伴った。それが、どうだろう。この方式をとったら、観光客をはじめとする人通りが多い京都市のど真ん中にあるゆえんかも知れないが、けっこう本やDVDを持っていってくれるではないか。本だって、DVDだって、作者や、その前段階で企画した人たちや、本を運ぶ人や販売する人たちその他にかかわった人のことを考えたら、せっかく世に出たんだもの、1人でも多くの人に読んで、あるいは観て欲しいはず。しばらく様子を見て、状況により、ずっと続けようと思う。
2023.12.16
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(注)3年前の12月2日に書いた記事。先だって行われた葬儀の四十九日の日程が決まった。ぶっちゃけ、もっか感染者急増中の大阪においては、四十九日の意義は認めつつも、日にちをずらした方がよいのではないかという気がする。限られたスペース内に親戚一同が集まるのは、明らかにミツになることだからだ。世はコロナ禍。葬儀も、そこは考慮されてよい。コロナ禍でなくても、少子化が進み、人の行動範囲もひと頃とは比較にならないくらい広がった昨今。肝心の葬儀はともかく、それに付随する法事はもっと簡略化されてよいのではないか。よく◯回忌というのがあるよね。地方の旧家の本家に嫁いだ友人は、「もう法事のたびに段取りが大変で。遠くに転勤していたり、人が休んでいる時に働く仕事に就いている親戚もいたりするから、まずは日程を決めることからして一大事」と、嘆いていたっけ。彼女は、「自分たちの時には、せいぜい3回忌まででいいと、子どもたちに残しておくつもり」とも話していたな。「歌は世に連れ、世は歌に連れ」のごとく、葬儀や法事のあり方も社会の変化と共にアレンジされてよいのでは?何よりも大切なのは、仏門での形式より、故人を偲ぶ心であるはずだ。
2023.12.07
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昨日、夫が大腸がんの手術を受けて1年目の定期検診の結果が出た。「転移なし」。わーい。天の恵み以外、何物でもない。肝臓をはじめ、他の臓器の状態も良好だとか。ますます、お天道さまは陽を降り注いで下さった。このところ、夫と小さなイザコザが絶えず。ストーマの状態が安定しないのが1番の理由なのだが、これってきれい好きな彼にとってはとてつもなく辛いことで、そりゃまわりに当たり散らしたくなることもあるわな。私も喘息の症状が出ると、チビってしまう時もあり、夫の怒りはさらに加速。尿にしろ便にしろ、排泄の問題は、程度の差こそあれ、「老い」には誰しもついてまわるもので。ここいら、お互いに今一度冷静にならないといけないな。
2023.11.21
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名前をど忘れしてしまったが、30数年前に読んだ料理本の著者が、家庭料理について、こんなふうに定義していた。1、手間がかからないこと。2、旬を取り入れていること。3、経済的であること。4、栄養のバランスが取れていること。5、食べ飽きないこと。そして、仮に欠けた食器に無造作に盛られていても、美味しく感じることだとも。さらに、融通が効くこともあげていた。例えば、フリカッセをメインディッシュにした時、この著者の子どもさんは「これではご飯のおかずにならない」と、じゃこや漬物を加え、著者は「これぞ家庭料理だ」と、あらためて思ったとか。確かに。これらの点に加え、個人的には、良い意味でのええ加減さと言うか、応用の広さも求めたい。例えば、きんぴらごぼうを作る時にごぼうがなかったら、ごぼうをこんにゃくやさつまいも、れんこんなどに代替する。例えば、時間がない時は、市販の炒め物を買ってきて野菜なり肉なり加えて新たに炒め、薬味(唐辛子、ゆず、生姜その他)で調節してオリジナルな味にする。食事は日々のことで、しかもプロではない家庭料理人のほとんどは、ある意味、金銭とは関係ない。時におおらかさもないと、作る側は持たないよ。
2023.06.03
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今日は、昨年の10月に大腸がんの入院手術を受けた夫の検診結果を聞く日。幸いなるかな。リンパにすら転移は全くしていなかったし、他の血液その他の機能結果も上々。ただ、当の夫はねえ、、、。複雑な気持ちを、まだぬぐえないらしい。なぜなら、ずっとずっと、ややもすれば対症療法に偏ってしまう傾向がなきにしもあらずの西洋医学に反発し、病をおこした身体を、その人の生活習慣から思考の癖までを考慮に入れた根本から見直す自然療法に傾倒していたこともあり、、、。結局は、がん特有の痛みとだるさに耐え切れず、西洋医学の外科手術を受け、現在があるわけだけれどね。ぶっちゃけ。術後に執刀された先生から手術で除去したがんを見せられた私は、「こんなに大きいのが(患部に)居座っていたのか」と驚くと同時に「手術はギリギリのタイミングだったな」と思った。大袈裟ではなく、あと2週間(手術が)遅かったら、夫は腸閉塞になり、激痛でのたうちまわりながら、逆流した糞尿とともに違う世界に行っていた可能性を否定できない。でもねえ、がんでどんどん痩せ、声も弱々しくなっていっている夫が、「生きていること自体が辛くなるほど痛い」(がんの痛みである。特有の痛み)。とこぼすようになった時、妻の私は、自然療法であろうが西洋医学であろうがアーユルヴェーダであろうが漢方であろうが、どんな療法でもいい、とにかくこの痛みから解放させてあげたいと、強く思ったものだ。ダブル・オストメイト、すなわち障がい者になって、ざっと半年。その間には、ストーマトラブルも幾度となくあり、私も含む周囲も振り回された(先の娘一家との旅行でも)。それでも、時間は前にしか流れていかないように、人も未来、最低限で現在にしか、目を向けるしかない。過去は変えられないのだからね。
2023.05.08
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今日、昨年に直腸がんの手術を受けた夫に付き添い、腸や膀胱関連の病(恐らくは主にがん)で、結果的にストーマをつけることとなった人たち、及びその家族会に参加してきた。重い話が多いせいか。たった2時間だったにもかかわらず、恐ろしく疲れた。もっとも、同じ環境の人たちと本音でいろいろ情報交換できたのは、とてもためになった。あらためて感じた、、、幸いなるかなは、旦那はガンを小さくしなくても手術できたこと、そして、周辺のリンパ線にすら転移ゼロだったことだと。ものの値段が上がって節約とか何とか言って、ネットでも節約術があふれているけれど、最大の節約は「健康」と「家内安全=家族が仲が良いこと」、この2つに尽きると思うね。写真は、3人の孫。9歳、6歳、3歳。
2023.03.12
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米粉パン。3度目のトライで成功。「HBを使うんだし、サルでも笑って作れるでしょ」と楽観していたら、膨らまなかったり、固かったりでさんざん。そこでHBのカスタマーセンターに電話して尋ねたところ、水の質や温度、室内温度、粉の性質(米粉は米粉でもパン対応タイプでないと膨らみが悪い)などなど、いろいろな要素が関係してくるんだそうな。パンで慣れたら、次はうどんといこう。これは、先日にスーパーでまとめ買いした米粉を使おう。うどんがうまくいったら、パスタね。もう作れるものは、極力、自分で作ろう。「食品の宣伝販売を生業としているくせに」と怒られるかも知れないが、良質な素材を使った自作のソースやケチャップ、ポン酢、たれ、つゆ、ドレッシング、香味油、味噌、漬物、ジャムなどは、素朴に美味しい。人工的な嫌味がないのだ。不思議に気分も穏やかになる。ただ、衛生面を考えたら、多量に作れないな。写真は米粉パンの断面。ご覧の通り、通常の小麦粉で焼いたパンに比べて表面のキメが細かい。
2023.02.08
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一昨日に書いた記事内で、昨年度の家計を点検した結果、「月に私が何日働けば、突発的な事柄にも対応出来、かつ、たまにはささやかなご褒美を自分にしてやれるだけの暮らしを手に入れることが出来るか、そのおおよその金額がわかった」と書いた。これは、そのまま「月にどれくらいの収入があれば我が家はやっていけるか」につながる。正直、目からうろこが落ちたみたいな気分になった。「家計の見える化って、こういう状態をいうんだ」。見える化出来たなら、今後の生活設計もしやすいし、その結果としての仕切り直しも、より容易となる。1つ1つ、検討していくとしよう。写真は京都も大雪が降った先月の26日に写したもの。こんな日でも、ビールを飲む人がいるのね。
2023.02.03
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先だってクレジットカードを不正利用されたことを記事にした。今日、そのカードを発行している会社から、メールが届いた。 概要は、お客様(私のこと)のご利用ではないと判断したためご請求はお取消もしくは引き落とし口座に返金させていただきます、との内容。これで一件落着。新しく作ってもらったカードも昨日に到着したしね。 それにしても、今回ふしぎでならないのは、どこから私のカード情報が漏れたのか、という点。かつて不正利用された時は、その直前に「商品をお買い上げいただきありがとうございました。お心当たりのない方は、こちらのキャンセルボタンをクリックして下さい」とのメールが来て釣られてしまったのだが、他にも、よくあるとされる「あなたのiPhoneはロックされています」だの「おめでとうございます。あなたは当選しました」だの「何それの決済が出来ませんでした」だののメールは受け取っていなかった。 ん? 本当に、何を通じて私のカード番号その他を知ったの?ネットショッピングの履歴を閲覧された?考えられないケースではない。ネットショッピングの回数はそんなに多くないものの、決済方法はほぼクレジットカード使用だから。ううむ、、、。思い当たるフシがないだけに、不気味だな。写真は、粉雪に耐える我が家のプランターの花々。
2023.01.30
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昨日の手作りケチャップは、我ながらよく出来た。さっそく焼いたオムレツにかけて試してみたところ、実にオイシイ。これは、まあ、トマトが塩すら必要がないほど旨味がつまった無農薬トマト(昔のトマトのあの味)だったことも関係しているだろう。それはともかく、調味料や保存食の手作りは、普段に作る料理や現在ではたまに楽しむ程度となっている製菓同様、理科の実験気分で出来るから面白いものである。プラス、私の体験では、手作り品のほとんどは、市販品にありがちな「人工的な嫌味」がなく、素材自体の味を堪能出来る。昆布の佃煮だって、だしをとった後の昆布でじゅうぶんだから、ご自身で作ってみて下さい。一口含むや、市販品の佃煮の甘味がいかに不自然か、おわかりいただけると思う。ただ、手作り品は、保存期間が短いんだな。そのぶん早く食べないといけないのだけれど、先だって作ったバジルソースなんかは、うーん、味や健康の面では手作りがよくてもコスト面ではどうかな。というのは、我が家ではバジルソースは私しか食べず、あの特有のクセがあるソースを使ったメニューを短期の間に1人で何度も食べられるかしらねえ、、、。いろいろと考えてしまうものの、やはりまたトライしてみたくなる手作り品である。写真は、手作りケチャップ。
2023.01.14
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特別な場合をのぞき、毎水曜日には、自然食品店の通販サイトから無農薬野菜のセットが届く。今回は、大根やミズナ、ゴボウの他、トマトが入っていた。よし、これでケチャップを作ろう。ケチャップは、トマトの他、玉ねぎ、ニンニク、酢、砂糖、塩胡椒、ローリエがあれば作れる。手作りケチャップは美味しいよ。新年早々、おせちに飽きた頃、バジルソースを手作りしたが(松の実の代わりにクルミを使った)、その香りと美味しさに大感動。市販のバジルソースが、がぜん人工的な味に思えてきたものだ。いや、バジルソースばかりでない。夫の罹患以来、他のソースもポン酢もドレッシングもつゆもタレも、その大半を手作りするようになった現在、市販品の味に妙な不自然感を覚えるようになった、、、そう、まさしく人工的な味である。ただ、この一連の手作り。私自身は、大好きな理科の実験をしている気分で楽しんでいる。これが、仮に強制された行為だったら、非常に苦痛だろうね。この世には、数年前ツィートで拡散された、あの「ポテサラじいさん」のように、「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と、赤の他人の生活に、説教めいた余計な介入をする人間が、往々にして存在するものである。彼らの頭にあるのは「Shoud」(べき)と「Have to」(ねばならぬ)思考。これは、恐ろしいくらいに正義感なり常識なりをセットとして展開されるから、こちらはまともに取り合ったら為すすべもない。人間はリラックスしている時こそ実力を発揮出来るのだとの記事を依然にかいたけれど、これは、楽しいことをしている時にも通じるよ。アナウンサーの木元敦子が、共働き時代、仕事から帰って食事の準備をしている時、「もうイヤっ」と、玉ねぎを切っている最中にブチ切れたら、上の息子さんに「ママがイライラしながら作ったものなんか食べたくない。僕たちはママがニコニコして作ったのなら、インスタントラーメンでもいいんだ」と言われてハッとしたそうだが、うーん、そうなんだよな。真面目な日本人。もっと、人生を良い意味でルーズにアレンジしていい!写真は、1番下の孫。
2023.01.13
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2022年もあと数時間で終わり。皆さんにとっては、どんなお年だった?我が家の2022年は、夫の大腸がん発病から始まり、入院、手術、と激動の年だった。幸いなるかな。10時間半にも及んだ手術後の経過は順調で、落ち着いた後は仕事や趣味などの日常を取り戻している。妻の私も、無理のない範囲で働いている(術後の夫のサポートがあるので、どんなに頑張っても、月に10日が限度)。ただ、この件をきっかけに、娘一家をも含めた家族間の絆はより深まったし、病ばかりでなく何事か困難に見舞われた方々への「寄り添い」の気持は実感としてわかった気がする、、、自分はその人ではないのだからその人の悲しみ苦しみはその人でないと本当にはわからない、でも、私はあなたを思っていますよ、あなたのことはいつも気にかけていますよ、あなたの幸せを願っていますよ、と寄り添うことは出来る。このことだけでも、天は貴重なことを教えてくださったのではないかと。皆さん、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えくださいませ。
2022.12.31
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(注)11月6日に書いた記事。昨日、直腸と膀胱のダブルストーマとなった夫が申請していた、障害者手帳交付が認められた旨の封書が、役所から届いた。11月2日に書類提出してから、おおよそ1ヶ月経っての交付。手術を受けた病院側からも「申請して、最低で2ヶ月はかかる」と聞かされていただけに、予想外に速い交付には、大喜び。これで、少なくとも、ストーマ代は補償の対象となりうる。だって、繰り返すけれど、我が家みたいな自営家庭、すなわち国民年金だけの家庭では、支給される年金を考慮しても、ホンマ、ストーマのパウチの費用ってバカにならないんだもん。あとは、民間の保険会社に医療保険請求するための手術証明書ね。これが、入院手術した病院の事務員の弁によると、3週間以上も前に提出しているのに、「先生(執刀医)に書いてもらっていません」と、未だこんなことを繰り返すのよ。何よ、これ?そりゃ、外診やら手術やらで忙しいんだろうが、早く書類を準備してもらわないと、年末年始で何かと金がかかることではあり、生活に響くやん。12月は、何だかんだで、10日仕事が入った。一区切りつく年明けの半ばにはゆっくりしたいわ。私は病気ではないのだけれど、ストレスがあるのかしら、アトピーがひどくなり、血圧がまた高くなってきている。ヤバいわ。写真は1番下の孫。
2022.12.31
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(注)12月2日に書いた記事。夫の障害者手帳交付を申請して、今日で1ヶ月。区役所の福祉課の説明では障害認定の可否はおおよそ2ヶ月前後かかるらしいから、認定されてストーマ代補助その他の特典を受けられるようになるのは、まだまだ先のことになりそうだ。もっとも、1日も早く認定して欲しいのが本音だわ。ストーマ。高いのよ。プラス、夫は膀胱も除去したからそちらのストーマも必要で、通常のオストメイトの倍、費用がかかる。あと、ストーマ付属品と就眠用特別マットをはじめとする諸々。財布からお札が飛ぶ勢いで消えていく。写真は、晩秋の我が町、京都。
2022.12.31
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(注)11月29日に書いた記事。子どもの頃は大嫌いだった糠漬けが食べられるようになったのは、たまたま就いたこのデモンストレーター業が私にもたらした功績の1つだろうか。とにかく、あのニオイが耐えられなく(昔の糠漬けは、はっきり言ってクサかった。それゆえ、口にする気にはとてもなれなかった)、一種のトラウマにまでなってしまっていた私。当然、デモンストレーターになってしばらくの間は、糠漬けを宣伝販売する仕事を打診されても、決して受けなかった。もっとも、デモンストレーター歴も2年3年となると、食物アレルギーの有無は別として、単なる食べ物の好き嫌いだけで仕事を選ぶわけにはいかなくなるのね。しぶしぶ、本当にしぶしぶと某社の「糠漬けのもと」の宣伝販売を担当したのは、デモストレーター3年目のことだっか。「一晩で漬かる」。「毎日かきまぜなくてもよい」。「におい控えめ」。この3点が主なウリの当糠漬けのもとに、自宅できゅうりを漬け込み(自宅調理手当あり)、現場に持参して、お客様に試食していただく。もちろん、試食に出す前、自分でも味見する。「おや?」口に含んだ私は、思わず心でつぶやいていた。「まろやかさが加わって、けっこうイケるやん。あの糠漬け特有の匂いもないし」。こうして、私は糠漬けを見直した。嬉しいことに、この時の仕事で、私は糠漬けが酒のつまみにもぴったりなことを知ったのである。「ならば、自分でも漬けてみようか」と、まずは、生協の宅配で、冷蔵庫にも入るサイズのホーロー製の糠漬け容器を購入した。あれから十数年。糠漬けは、すっかり我が家の食卓に溶け込んだ。現在では、りんごやキウイ、パイナップルなど、酸味の強い果物を漬けるフルーツ糠漬け(写真)にはまっている。これが、美味しいの何の。きっと、小さな子どもにも受けるだろう。それにしても、幼い頃の体験による刷り込みの恐ろしいことよ!糠漬けの宣伝販売は、その後も何度か担当したが、現場では決まってかつての私のように匂いが原因で「アンチ糠漬け」になってしまった人に幾人か出会った。実際、昭和な時代の、特に田舎の糠漬けのニオイは強烈だった。覚えておられる方も多いだろう。反面、個人的感情だけれど、人生も秋期を迎えたこの年になってみれば、あのニオイは、ある種の郷愁をも伴って思い出されてくるのだ。
2022.12.31
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(注)11月26日に書いた記事。現在(いま)、私は真剣に悩んでいる。何にって?昆布に、である。我が家では、椎茸や煮干し同様、主に出汁を取るために使っている昆布。その一応の役目を終えた後ももう一働きしてもらいたく、佃煮に、煮物に、煮豆に、酢の物に、漬物に、乾燥させてふりかけに、その他と、各方面で活躍してもらっている。昆布以外にも、汁物の具材などでわかめやとろろ昆布を用いる機会も多く、どんなに贔屓目に判断しても、我が家の昆布接種量は、日本の一般家庭に比較すると、お世辞にも少ないとは言えない。むしろ、その正反対。このことは、実は健康にとってもよくないのだそうな。なぜなら、昆布類も含めた海藻の主なる栄養素にヨード素があり、これの過剰接種は甲状腺の異常を引き起こし、がんリスクも高まると言う。そして、日本人は、日本人ならではの食習慣の影響もあるのか、全般的にヨード素を取り過ぎの傾向があるとも。ううむ、、、。夫の発病以来、私も敏感になっているのが本当のところなんだよねえ、、、がんには。大好きな昆布をたくさん食べた結果ががんなんて、私が当事者だったら、泣くに泣けない、写真は、京都御苑にて。
2022.12.31
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夫の手術退院後、初めての外来診察。もちろん、妻の私も付き添っている。心配された、がんを患った部位部分の周辺リンパへの転移はゼロ。よって、大腸がん自体のステージは2A。再発率は10%から15%。以上の理由から、抗がん剤治療はオプションとなり、受ける受けないは任意、との先生の説明。「肛門と前立腺と膀胱を摘出してダブルストーマとなった割には症状は軽かったね」と、ここで一安心してはいけない。実は1週間ほど前、手術に立ち会った泌尿器科医から、こんな電話をもらったのだ。「前立腺にも、(大腸に出来たがんとは別に)、原発性のがんが出来ていたことが認められました」。こちらのがんのステージはどうなのか、これからの診察でわかる。写真は、京都御苑にて。秋もいよいよフィナーレだ。
2022.11.21
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値上がり続出の昨今。それを反映してか、ネット上の主婦向けサイトには「食費〇〇円で1ヶ月やりくりする方法」なんて記事がさかんに載っている。ぶっちゃけ、低所得層の我が家も、その中身には大いに、いや、状況が状況だけに、「大いに」をはるかに超えて興味がある。とは言え、療養しないといけない家族を抱えている環境においては、残念ながらほとんど参考にならない。基本、無農薬、無添加、かつグルテンフリー。所得そのものが高くない我が家に、この縛りでは、必然的にエンゲル係数は高くなる。いや、別にオーガニック何たらにこだわっているわけではなく、まして自然派を気取っているつもりは毛頭なく、まさにイノチがかかっているからそうしているだけなんだけど。もっとも、コンソメなど各種の出汁もぽん酢もドレッシングも手作りするようになって感じた。「基本素材さえしっかりしたものを使えば作るのにさほどコストがかかるものではない」とね。としたら、やはり私のやり方に問題があるわけで、工夫の余地あり?ただ、スープ1つとっても、夫のために「玉ねぎをしんなりするまで炒め、輪切りした人参なりさつまいもなりゴボウなりの根野菜を加え、ベジブロス(野菜の皮や根など、本来なら捨てる部分を煮つめて作ったスープ)で30分煮、冷ました後にミキサーにかけてなめらかにし、プラスした豆乳と共に再度温め、必要に応じて塩胡椒(私の体験ではほとんどない。ベジブロスが出す野菜本来の美味しさで十分)」の方式で作り続けてきたのを私も飲んでいたら、それまで時折り飲んでいた市販のスープが、リキッドにしろ粉末にしろ、何となくではあるものの人工的な味に感じられてきた。いや、「何となく」ではないのだろう。市販スープは原材料以外に、防腐や利益のため、様々な要素をプラスしていて、そのぶん、「本来の味」を犠牲にしている部分もあるのだろう。もっとも、スープを1から作るのは、忙しい世帯には無理だしな、、、。写真は、京都御苑にて。
2022.11.20
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大腸がんで10時間半もの手術を受けた夫が退院して、今日で12日目。まだまだストーマの扱いには、注意が必要ね。昨夜も、異変に気がついて深夜に目が覚めた時には、排便パウチの方が風船みたいに膨らみ、パンパンだったとか。何より腹痛。料理好きな夫は、昨日も近所の魚屋で買ってきたアジを造り用におろし、さばいた残りはレンジで骨せんべいを作って食べてご機嫌だったのだが、前回のサバを食べた時同様に、、、。また、当分は辰巳芳子氏考案の「しいたけスープ」のお世話になる可能性が高い。しいたけスープ。精進料理風のこのスープを、私も夫の入院期間中に2度いただいた。知らず知らずのうちに様々なストレスがたまっていたのだろう。極めて深刻な胃腸障害をおこしてお粥さえ口にしたくなくなり、手持ちの干し椎茸と出汁昆布、梅干し(食べた後の梅干しの種でもよい)で作ったのだ。作り方は簡単。1時間ほど水につけた椎茸と昆布を、戻し汁とと共に、梅干しまたは梅干しの種を加えて40分蒸すだけ。立ち上る香りそのものからして、「これぞ元祖和風スープの極みだね」と、感激に包まれた至上の時を過ごすことが出来るが、時間がかかることと材料費が割高になってしまうこと、この2点がネック(素材がシンプルなぶん、その素材にはこだわらないと美味しくない)。ただ、夫にも退院後、何度か作ったが、私同様に「飲むと不思議に元気が出てきた」そうだから、効能は期待できるだろう。ともあれ、腸を切ったのだ。消化能力は落ちているはず。ここをふまえ、食欲と食事量とのバランスをとる「実験」は、これからも続くだろう。写真は京都御苑にて。
2022.11.19
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(注)11月15日に書いた記事。自らのがん闘病を公言しているミュージシャンの坂本龍一が、インタビューで、「若い頃は、暴飲暴食や徹夜など、ムチャをしていたが、中年以降は周りに健康オタクと呼ばれるくらいに身体のことには気をつけていた。その自分ががんになるなんて、当初は信じられなかった」と語っていた。もっとも、がんに限らず、いや、病気に限らず災害やら事故やら家庭内の難事やら、すべての「災」はそんなものなのかも。勝ち組そのものの晴天人生を歩んでいた人が人生の黄昏時になってとつぜん台風に見舞われた。こんなケースもあるから。トランプのババ抜きゲームに例えたなら、ババを引いてしまったのだ。重要なのは、それへの対処の仕方。ここで初めて、その人が生きてきた軌跡が、考え方も含めて問われる。写真は、京都駅にて。落ち着いたら、暖かい南国に行きたいね、と話している、、、障害者手帳を交付されたら、JRを利用する時も特典があるしね。
2022.11.19
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(注)11月15日に書いた記事。11月も半ばを過ぎた今日、12月に予定されている仕事は、今のところ7日。経済面を考慮すれば、あと3日は欲しいが、まあ、もうヨシとしようか、今年は。それより、夫婦共々、少しずつ「日常」を取り戻すことに力を入れよう。10時間半にも及んだ夫の手術から、明日で丸1ヶ月。各方面でのダメージは、想像していたよりずっと少なかったが、もちろんゼロではない。例えば、退院日の翌日(8日)、もとは非常なきれい好きである夫は、さっそく自室の掃除にとりかかったが、「だるい」と、半日でダウン。その日の残りを布団の中で過ごすことになってしまった。医療保険や金融関連の機関に赴いた時も同様。途中で体力が続かなくなって、タクシーで帰宅したこともある。食事もそうね。腸を切り取り、その短くなったぶん消化能力も落ちるから、内容も量も今までと同じというわけにはいかない。妻の私も、明らかに細かい疲労が蓄積している。と言うのは、つい先日、夫の障害者手帳交付申請行為の一環として区役所まで足を運んだ際、区役所前に並ぶプランター内に咲き誇るハイビスカスの赤い色(写真)を、一瞬、「重い」と感じたから。赤は私の大好きな色の1つで、いつもなら元気をもらうのに、、、。幸い、牛歩のごとくではあるけれど、夫の症状はゆるやかに回復。少なくとも気持ちは、来月からの復帰に向けて早くもはやりつつある。私も心しよう。
2022.11.19
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(注)11月14日に書いた記事。直腸がんを患った夫が、肛門と前立腺および膀胱を摘出する手術を受けた夫が退院して、今日で1週間。リハビリで歩行と階段の上がり下り、プラス腸と膀胱につないだ2つのストーマ(人工肛門と人工膀胱)交換も自力で出来るようになってこその退院。もともとマメで、ほぼ自分のことは自分でする人だったこともあり、妻の私の負担は、驚くほどない。それでもねえ、、、。手術前より腸が短くなったことと関係があるのか。少し脂身が多いとされる魚、具体的にはサバを食べただけで昨日からひどく下し、2日目の今日の夕方、ややマシになった。まだストーマの扱いに慣れていないこともあって、一度は薄氷ものになった、、、万が一、布団やマットレスに、ストーマからあふれた便や尿がもれた事態をご想像下さい。スムーズに日常を送るまで、しばらく時間がかかりそうだ。
2022.11.19
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(注)11月12日に書いた記事。50代の終わり頃より、くしゃみやセキをすると、その反動で尿漏れをするようになった私。ある時、ひどい風邪をひき、絶え間なくくしゃみとセキが出、トイレに間に合わなくなり、そこにいたるまでの廊下に漏らしてしまったことがあった、、、山科(京都市東部)に住んでいた頃だから、7年か8年前か。きれい好きの夫は激怒。面と向かって、人格を誹謗するような言葉を発した(ただ、夫の偉いところは、そうやって怒りながらも後始末はきちんとしてくれたこと。私は発熱もしていたので)。時が経ち、大腸がんを患い、自らの意思なく頻繁に便漏れするようになった夫。「こんな身になり、あの時の、漏らしたくないのに(尿を)漏らしてしまうお前の悲しみが初めてわかった。キツいこと言って、ごめんな」。こんなもんだ、人間は。病に限らず、災害でも事故でも夫婦間や親子間などの家庭問題でも政治的な諸々でも介護でも、その当事者になってこそ、初めてその悲しみ苦しみがわかる。だとしたら、我々にせめてもの出来ることは、ただ一つではなかろうか。「その人の気持ちに寄り添う」。それは、もしかして、こういうこと?「私はあなたではありません。だから、あなたが現在受けている悲しみや苦しみは、あなたが感じているようには、つまり、本当にはわからないでしょう。でも、私はあなたと一緒にいますよ。いつでも、どこでも、あなたを気にかけていますよ。あなたの幸せを、心より、祈っていますよ」。
2022.11.18
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(注)11月10日に書いた記事。一昨日は、大阪府内北部で、ブランド新潟米の新米のデモ。販売数も、「爆発的」とまではいかないにしろ、よく売れた。嬉しいねえ、、、。デモ中、あらためて感じたこと、多々。アップしようと思いきや、昨日は頭も身体も重くてたまらず、なんともならなかった。ここ半年の諸々のの疲れが一度に出てきたのか?とりあえず、今日は少なくとも昨日のようなどよんとした感覚は五官のどこにもないので、これからアップしていこうと思う。
2022.11.17
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著名な翻訳家のさくまゆみこ氏はコロナ禍を機会に、都会を離れて木曽の山中に移住。現在は空き家だった小さな家に住み、広い畑を借りてじゃがいもや枝豆やきゅうりなどを育てている。そのさくま氏、エッセイ(「Apro No.531」に掲載)中で、こんな趣旨のことを語っていた。野菜作りは面白いけれど大変だということがわかってきて、店に行くと(都会で暮らしていた時とは)異なる感想を持つようになった。「えっ、なぜトマトやナスがこんなに安いの? 都会にいる時は少し値上がりするとなぜこんなに高いの? と、腹を立てていたのに」。これ、わかりますよね?きゅうり1本でも、食べるのは数分。でも育てて収穫するまでは発芽から数えても2ヶ月ほどかかるから、その何万倍もかかるのだ。値段を話題にする前に、自然と生産者に感謝して、いただきたい。
2022.11.05
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(注)昨日に書いた記事。明日、明後日と、連続仕事。やはり、手術を受けた夫が落ち着くまで仕事を休めばよかったと思う、今日この頃。入院中の夫から「あれ持ってきて」「これ買ってきて」とのリクエストははいたしかたないとしても、その他の細かい雑用が半端なく多い。繰り返すが、一つ一つの雑用は大したことではないものの、それが重なると大したことになる。で、そんな時に限って携帯がトラブるとか、仕事用セーターの買い替えが必要とか、不測の事態が発生するのだ。しかも、今週半ばから、ささやかなミニガーデンを入れ替えしていた。頑張って咲いてくれた百日草や日日草や松葉ボタンを整理し(切花にしたり)、別のプランターで芽を出していたクロッカスの球根を、このほど空いたプランターに植え替え、ホームセンターで買ってきたパンジーやアスターの苗を植え込んだ。夫の治療院は、「花やグリーンが絶えない」というのもウリの1つなんで、、、。他にもいろいろあり、、、。そもそも荷物持参で遠方の現場に行き、7時間ほど立ち仕事をするのはもうしんどくなりつつあるのが、本当のところ。もっとも、我々自営業は、勤め人とは違い、休んだ時の賃金補償が何もない。「仕事を休む」即「収入減」なのだ。写真は、切花になってくれた百日草と日日草、及び、そこまではいたらなかった花弁の最後の「有終の美」の姿。
2022.10.29
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夫が手術して明日で1週間。お陰様で術後は順調なのだが、ここへ来て、「夫が日常を取り戻すまで、(私の)仕事は受けない方がよかったかな」との気持ちにもなっている。病院関連をはじめ、他にも細々した雑用がとてつもなく多く、それだけで、「私、今日1日、何をした? 雑用に振り回されるだけで終わったのではないの?」と考える日もあるほど、ストレスフル。今は詳しくは書けないのだが。とは言え、自営業の我が家は、勤め人みたいに休業中の補償など一切なく、入院したその日から無収入だから、仕事案件を打診されたら、つい受けちゃうんだよね、、、。自営業者の場合、勤務人の「休業手当」にあたるぶん積み立てておく保険もあるらしいけれど、、、。
2022.10.27
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午前中、夫の入院先に差し入れ。ついでに、夫の入院(19日)と共に提出した、障がい者手帳を受けるための医師側からの書類は、というと、「また先生に書いて頂いておりません」と言う。ん? なぜ、こんなに遅いの?夫が入院する前からネット検索をかけ、術後の夫は障がい者認定されるとわかっていたので区役所に自転車を走らせ、その方面の申請書等を受け取っていた。もっとも、そのことを知らない病院は、ご親切にも、夫が入院した日に看護師を通じて教えてくれたものだ。「術後は障がい者となります。コトバから受けるインパクトの強さはありますが、様々な補助がありますので、障がい者認定を申請され、福祉の恩恵を受けられたら? 障がい者とみとめられても、仕事も含めた日常の生活は出来ますし、、、。早い目に申請されたら? 障がい者手帳の交付には2ヶ月かかることもあります」。具体的には、ストーマ費用の補助をはじめ、いろいろ免除があるので、貧乏所帯の我が家はいちはやく恩恵に預かりたいのが本音なのだが、、、。
2022.10.26
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朝風呂に入り、味噌汁を飲んあとにウトウト。かなり元気になった。体調がよくないことは、倦怠感と共に全身がやたら痒く、顔、特に口周りに吹き出物が複数出ていることからも明らかだよ。そもそもお酒が美味しくないし。何だか、胃が重いのだ。いや、酒を受け付けないほどではないが。今日と明日くらいはスープ・デドックスをするのも悪くないかもしれない。そうそう!昨日、顔面にポツポツと出た吹き出物が鬱陶しく、病院からの帰り道、ドラッグストアに寄ってメイド・イン・コリアのフェイス・パックを買って試したところが、どうも合わなかったみたいで、かえって悪化してしまった。「美容大国の韓国製なのに、、、」とも思ったが、まあ、化粧品にも相性があるから何とも言えないなあ、、、ネットで高評価を得ているニベアを利用したパックも、私の場合は逆効果だったしね(ニベアは普段よく使っている。そのぶんには問題はおこっていないのだけれど、パックとして大量に使うと私にはイマイチの症状がおこる)。やはり、表面だけとりつくろっても効果は得られないのだね、、、美容も健康も。
2022.10.25
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(注)昨日、書いた記事。予定を2時間半オーバーし、10時間半かかった夫の手術から3日目。夫は、まだ観察室にいる。とは言え、「どこそこはホコリが溜まりやすいから、日々、掃除機での吸い取りとその後の拭き掃除を欠かさないように」などと、掃除に関するメールをよこす(夫はきれい好き)ところをみると、まあ、元気なんだろう。今日は、朝から夫の入院先に、着替えと夫が欲しがるミネラルウォーターを差し入れし、その後、役所と銀行の所要を済ませ、最後に、このところ調子が悪かった自転車を修理してもらうべく、自転車屋さんに。疲れたな。1つ1つは大した用事ではないんだが、、、。
2022.10.25
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(注)10月21日に書いた記事。夫の大腸がんの手術が終わった。手術時間は、当初に予想された8時間プラスアルファより2時間半オーバーして、10時間半。とは言え、手術中にアクシデントはなく、予定通りの進行だったらしい。術後、執刀医に患部のがんを見せられ、絶句。あんなのが身体に居座っていたとは!そりゃ痛いわ。待つ私もくたくたに疲れた(そのくせ、カンはたかぶっているから、こうしてブログを書いている)。明日と明後日は病院や役所関係は休みだから、こちらは野暮用で自転車を走らせる必要もなく、のんびりとしよう。
2022.10.23
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(注)10月21日に書いた記事。現在、私は昼休憩中。患者家族が、当の患者が手術や検査をしている時に待つために設けられた部屋から、病院内にある食堂に移動した。今日は夫の手術日でもあると同時に、上の孫(小学校3年生)と真ん中の孫(幼稚園最高年長組)の運動会でもある。上の孫には父親である娘婿が、真ん中の孫にはそのお母さん(孫にすれば父方のばあは)が、見学と応援に訪れ、さきほどLINEに写真を送ってくれた。琥珀のような光が木々の隙間から漏れる。秋晴れの、美しい光景が、眼前には広がっている。
2022.10.22
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(注)10月19日に書いた記事。入院日が、大海が空になったかのような、からりとした秋晴れの日だったことは、単純に嬉しい。澄み切った大気の中で陽光に照らされていると、それだけで気持ちが癒され、元気も出てくるからねえ。これは、入院する当の夫も同じことだったろう。執刀するメインの消化器外科の医師、及び関連する泌尿器科医師の詳しい説明を夫婦ともども聞き、手術時間が8時間かそれ以上にも及ぶことを知り、もう病院スタッフその他を含めた方々に祈るしかないと、覚悟を決めた。夫はそのまま病室へ。妻の私は帰宅。何故かどっと疲れが出、横になったものの、気持ちがたかぶって眠れない。それでも、時間(とき)は前へ流れていく。写真は、帰宅途中に寄り、手を合わせた晴明神社。
2022.10.22
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(注)10月17日に書いた記事。夫が手術を前に訴える。「生きていることが辛くなるほど患部が痛い。夜も眠れない」。がんの痛みが特有であることはよく聞く。もう、すごいらしい。そりゃ、悪者の腫物が大手を振るうんだもの。西洋医学、漢方医学、日本古来の民間療法、アーユルヴェーダ、チベット医学その他、どんな療法でもいい。理屈抜きで、この拷問のような痛みから解放させてあげたいと、切に望む。祈るしか、ない。
2022.10.22
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(注)10月17日に書いた記事。夫の手術日に必要なものの1つに、白タオルがある。特別な生地を使っているとか、しゃれた刺繍をほどこしているとか、そういう付加価値がある白タオルではない。ごくごく普通の、かつてはどこの家庭にも見られ、タオルとして使われた後は雑巾として家中で活躍した、あの白タオルである。これが、今日日、ありそうでないんだな。何軒もスーパーをまわり、我が家から自転車で25分弱走ったところにあるイ◯○ヤの衣料売場で、やっと見つけた(写真)。このようなタオル。パッケージのコピーよろしく、少なくとも昭和の時代には「使って使って使い倒した」もので、それが、当時の「モノとの付き合い方」だった。以前のブログで、ここ数十年で日本人の食生活(=食文化)は変わってきた、と述べたが、そのことはモノとの関係にもあらわれている気がする。
2022.10.22
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(注)10月15日に書いた記事。手術を控えた夫が訴える。「生きているのが辛くなるほど(がんが出来た)肛門の奥が痛い。夜も眠れない」。そう!がんって、痛いのよね。自覚症状がない初期段階ではほとんど感じないけれど、進行してくると半端なく痛いとは、よく聞く。おまけに、とった栄養分はがんのエサになるから、どんどん痩せていく。当然、貧血その他の症状に襲われる。知り合いの1人に「老いた両親の病院への送り迎えや頼まれた買い物などの世話、全部私が引き受けている。唯一のきょうだいである兄は胃がんで胃を全摘していて(身体が)しんどいとかで、何もしない」と憤っている人がいるが、これは、ぶっちゃけ、仕方がないよ。臓器摘出というのは大変なことで、本当にお兄さんは自分のことで精一杯なんだと思う。ついでにお兄さんの奥さんも、健康な夫を持つ人にはわからない諸々の苦労を引き受けていると推測する。とは言え、子どもの1人だけが親の介護を背負いこむのもなあ、、、。それに、実は上のようなケース、けっこう多いのではないか。仕事仲間の1人にも臓器を摘出した人がいる。40代のはじめに婦人科系のがんを患ったのだ。「子どものために生きていたかったから、臓器摘出に同意したけれど、術後も副作用が強烈だったよ。すごく辛かった。おまけに髪の毛は抜けたし、体質も変わったのか太ってしまった。でも、たった1人の子どもの成長を見守ってやれることが出来る。幸せで幸せでセラトニンが出過ぎたせいか、今ではすっかり健康になった」と、屈託なく笑う現在の彼女からは、病む人の陰りはない。痛みも苦しみも、「何がなんでも生きたい」という強烈なモチベーション=生への執念があってこそ、克服出来るものなのだろう。
2022.10.22
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(注)10月14日に書いた記事。今日、ふと、思ったの。「私、1日の大半を台所で過ごしている?」かなりの確率で当たっているかも。例えば、夫の療養食に欠かせないスープは、各種野菜を細かく刻んでグツグツと煮込んだ後に攪拌するのだが、その際、煮込んだものを冷まさないといけない。それから、その冷めたやつをミキサーにかけてドロドロにし、再度鍋に移して豆乳で伸ばし、、、。他にも使ってはいけない食材があるし、その前に農薬厳禁だから、ネギ1本からして酢水につけて農薬除去。まあ、台所仕事をしながら、テーブルでiPhoneをいじって仕事関連の資料を集め、報告書を書き、ブログや創作も、、、という感じで、今のところうまくまわっているから、別に一日の大半を台所で過ごしていても苦痛はないんだが、、、。その前に、料理は、私にとっては大好きな理科の実験と変わりなく、多分に遊び要素を含むので、、、。ただ、人生は、台所や料理以外のところにもあるしなあ、、、。写真は1番下の孫。
2022.10.22
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(注)10月12日に書いた記事。この9月15日に、3年来の右眼の加齢黄斑変性が寛解となり、喜んでいたら、今度は左眼がアレルギー性結膜炎になり、通院。しかも、今日の再診で、白内障の症状もあり(今のところ手術は必要なし)と言うではないか!ううむ。病むとはこんなもの同様、老いるとはも、こんなもの?いろいろ考えさせられるのだ。写真は、我が家の、小さな小さなガーデン(?)。せっかく手に入れたマイホームを借金で手放してからというもの、貸家を転々。今回で何件目かしら?ともあれ、現在の借家は庭が全くない構造なので、こうしてプランターと鉢で植物を育てている。
2022.10.21
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(注)10月8日に書いた記事。ちょっとエグいというか、明らかにびろうな話で申し訳ないんだけれど、、、。大腸がんを患い、手術を間近にひかえた夫が入った後のトイレがすごく汚い。もっとも、もともとの夫は、非常なきれい好き。少なくとも、私よりは何倍も。それがトイレの後始末がきちんと出来ないということは、すごく身体がしんどいのだなと思い、何も言わず、夫がトイレに入って出た後はすぐに私が入り、便器等をチェックしながら、清掃している。消化器系のがんを患った人の便臭は強烈。単にクサイのではなく、独特の臭気がある。でも、病むということは、こういうことなのだろうなと、あらためて思う。
2022.10.21
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(注)10月7日に書いた記事。ゆず皮の話を続ける。 どこにも売っていないので自分で作ろうと思ったゆず皮。が、肝心のゆずそのものも時期的に店に置いていないので困っていたら、自転車で7、8分走ったところにあるイ○ミヤで、ゆず皮を見かけた。ああ! やっとやっと!ところで、こんなにもゆず皮が売られていないということは、きっと、需要がなくなってきているのだろうね。なるほど、イ△ンでもラ□フでも他の店でも、押し並べて(店員さんに)言われた。「以前は置いていたんですけれどね」。ふうむ。と言うことは、茶碗蒸しやふろふき大根や白菜の浅漬けなど、ゆず皮を使う料理も作られなくなってきているし、薬味や隠し味やトッピングとしても用いられなくなってきている?日本人の食生活も、ここ数十年でずいぶんと変わった。写真はゆずの若いうちの果実(Public Domain)。
2022.10.21
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(注)10月6日に書いた記事。私の思い過ごしかしら?最近、ゆず皮を扱う店が、とみに減っていっている気がする。ゆず皮。茶碗蒸しに、塩辛と共に奴のトッピングに、大根や芋の煮物に、にゅうめんの具材にと、何かと使うことが多い。なのに、扱っているスーパーが減り続けているのは、何故?ならば、自分で作りましょうかね。以前、ブログで書いた。市販されている調味料や保存食のほとんどは自作出来るのだ。、、、「なんて、時節柄ユズもないし、これも難しいわなあ」と、ため息混じり。写真はWikipedia。、
2022.10.21
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(注)10月4日に書いた記事。ここ数日、2週間後に大腸がんの手術を控えた夫の衰弱が激しい。何でも、下血(血便)がひどいことも関係しているのか、全身がだるくて仕方がないと言う。ああ!私も、ざっと30年前、腸にポリープが出来た時、下血のたびに「出産直後に一時的になった痔かな」と、勝手に思い込んで放置しておいたところ、その割には痔の時と違った症状(ふらつき、倦怠感)があったのでオカシイと感じ、受診した体験があるから、とてもよくわかる。でね、今回、私が疑問に感じたのは、、、こんなにも患者側は苦しんでいるのに、それを治療する側は、検査日だの入院日だの手術日だの、あらかじめ決められたことに忠実に従うあまり、個々の患者や医療スタッフの各予定日まで何も治療を施されない点だ。これってねえ、、、。
2022.10.21
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(注)9月30日に書いた記事。明日は仕事。大阪市中部にある地域密着型スーパーに行く。担当は農産部門。先週の仕事が終わって1週間。我が健康面からは、ぶっちゃけ、薄氷ものの日々だった。歩けるし、何かにつかまったら屈伸も出来るものの、例えばバスに乗車するなど、腰に少しでも力を入れる動作があれば、例のごとく「ピッ」と腰に痛みが走る。びろうな話で申し訳ないが、トイレ(洋式)で力むのにも苦労した。それに加え、どうも2週間ほど前から、左目に白い粘性のヤニが出始め、日毎にひどくなっていった。痒みも伴う。「加齢黄斑変性を患った右目が寛解宣告を受けたばかりなのに、今度は反対側の目がおかしくなるなんて」と、情けなく思いつつ、近所の病院の眼科を受診したところ、アレルギー性結膜炎との診断を受けた。「季節の変わり目、花粉症の症状が出たことはありませんか?」と、先生。ううむ、、、。季節に関係なく、柔軟剤の匂いとか蚊取り線香の煙とか動物や鳥の毛で、鼻がむずむずしたりくしゃみが頻発したことはあるんだが、、、それも「いつもいつも」ではないからな(その時の体調に左右されたりする)。ともあれ、点眼薬を処方され、痒みそのものは楽になった。そんな中、夫の手術を前にした診察に付き合い、役所の福祉課に障害者手帳申請の件で出向き(術後、夫は膀胱直腸機能障がいの項目にあたいするため、障がい者認定を受けることが出来る)、家庭内でも入院手術にかかる費用、及び夫の休業に伴う収入減対策その他諸々の雑事に終われ、、、これに、自宅の水道工事まで加わった。そんなこんなで過ぎた1週間。それでも、つつがなく日々が送れてよかったよ。明日はベストを尽くしてこよう。写真は、夫が某陶芸家(現在の師匠の先輩)から譲り受けた電動ろくろ。病気の件も含めて落ち着いたあかつきには、今まで使っていた手動ろくろも併せて、たくさんの作品を生み出して欲しいと、切に願う。
2022.10.20
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(注)9月29日に書いた記事。夫の入院手術に向け、慌ただしく過ごしている。一昨日は、治療者側と非治療者側との最終的な確認、及び、入院に向けての準備説明。幸いなるかな。夫の大腸がんは転移はしていなかったけれど、その他の事情で、内科、外科、泌尿器科と、3つの科の医師がスクラムを組む予想外の大がかりな手術となり、術後も、2週間から3週間の入院予定。私が昨年、階段から落ちて肋骨を骨折したとき同様、今回も民間の保険に入っていてあってよかったなと、あらためて痛感した。保険って、月々の支払いは決して少なくないから、その引き落とし日にはうっとうしく感じるんだが。ファイナンシャル・プランナーの中には、「民間保険は不要。今日日は入院手術を要する病気は減っているし、仮にそうなった場合には、公の健康保険と高額医療の払い戻し額でカバーできる。足りなければ、貯金から出したらよい」と、おっしゃる方もいる。ううむ、、、。老後の生活がカツカツの身にとっては、貯金は最後の砦。取り崩すことには大いなる抵抗があると思いますよ、、、病後、以前のように稼ぐことが出来るとは限らないし。となれば、やはり、イザなる時の頼りは民間の保険。特に、満期になって支払いを終えても保障は死ぬまで続くタイプはありがたいね。写真は、2週間ほど前、仕事で滋賀県野洲市を訪れた時に撮ったもの。台風が接近しつつあるせいか、空模様はぼんやり。人生もこんなものだ。生まれてこのかた陽光降り注ぐ道を歩んでいたとしても、それが続く確証は、どこにもない。
2022.10.20
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(注)9月22日に書いた記事。大腸がんを患う夫。来月に受ける手術に向け、検査検査の日々を送っている。昨日は歯科検診まで。「口腔内や舌ならともかく、おなかの手術に、どうして歯が関係してくるのですか?」と医師に質問したら、「全身麻酔は人工呼吸が必要になります。人工呼吸は点滴で麻酔をかけた後、チューブで喉奥の声帯を通して気管まで入れるのですが、その時、ぐらついている歯などがあれば一緒に呑み込んでしまうことがあり、命取りになることがあります。なので、手術前に歯の状態をチェックするのです」と返ってきたそうな。ふうむ、、、。あと、胃カメラをはじめ、数種類の検査。手術1つにも、こんなにもたくさんの人の手が関わってくるのだ。写真は、敬老の日に真ん中の孫(6歳)から来たお祝いハガキ。
2022.10.04
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(注)9月16日に書いた記事。昨日は私が大学病院の検診(眼科)。11時に予約していたので10時35分に受付に行き、もろもろの検査を経た上で受診。会計をすませて病院を出たら、あらあら、時間は午後3時5分。かくも大学病院というところは、予約してあっても長時間拘束されるところなのだ(人が多いし、検査だって幾種類もあるからね)。ただ、今回で、我が眼病は寛解。年に1度の定期検診も必要ない。「また異変が生じたら診察を受けて下さい」というスタンスになった。来月、大学病院で手術を受ける夫も、焦ることなく、だが着実に治療をすすめて回復し、ぜひこの状態になって欲しいものだ。写真は、1番下の孫。
2022.09.26
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(注)9月14日に書いた記事。昨日、夫に付き添った大学病院での検診は、まさに1日仕事だった。病院に着いて受付の列に並んだのが午前8時45分。そこから予診に始まって本診を受け、諸々の検査を経て再び今度は手術執刀医の診察。看護師から今後についての指示説明。入院関連部署に専用書類を提出し、会計を済ませてやっと外に出られた時は、午後3時をまわっていた。ああ! 疲れたわぁ、、、。結局は、今日のセカンド・オピニオン診療所の所長のアドバイスもあり、大学病院でお世話になる(手術)こととなった。これから、そのことに向けた具体的な課題に1つ1つ向き合い、クリアしていかねばならない。夫と私、2人の仕事の調整はもちろん、入院から手術、退院までのおおまかなスケジュール作成、入院もろもろにかかる費用、健康保険からの保障額、術後に装着するストーマについての知識およびそ受けることが出来る日常給付金の確認その他たくさん。人間は、生きている、ただそれだけで、基本的には儲けものだと思う。生きていればこそ味わえること、たくさんあるからね。写真は1番上の孫。
2022.09.26
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