忘れられた本棚

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第0話~出会い~


~出会い~




「ここ…どこ?」

そうとしか言いようが無かった

大きな穴の中に倒れているのか、空に向って丘が続いていた

チョコの横に倒れている4人の男女を見下ろしながらため息をついた

遭難して困ってるの?それとも…この人達も呼ばれたのかな?

羽や尻尾が生えている様子は無かった。人間…かな?

回りを見渡しても誰かが居るような気配はしなかった

「寂しいよ…誰か…」

急に心細くなって4人に近づいてみた

顔を突付いてみると急に気を取り戻したのか目を見開いて勢いよく起き上がった

「……?ここは?」

最初に起きた男の人は他にも倒れている人を起こしてから聞き直してきた

自己紹介とどうしてここに来たのかを話し合った

「と言う事は…俺達を呼んだ奴はここに居ないと言う事か?」

「う、ん…多分…」

トウヤの問いかけに少し怖がりながらチョコが答えた

少し鋭い目は何かを見透かしているようで少し怖かった

「こんな所で話してても…人を探しましょう?」

優しい声でそう言ってくれたのはアヤと言う長い髪の女の子だった

「そうね…ここでジッとしてるのも嫌だから…」

「じゃあ、さっさとここから出よう?」

ナツミの言葉にハヤトが付け加えた

今ごろ気付いたがこの4人は似ているが違う感じの服を着ていた…

見た事が無い…変な服…

前を歩く4人を見つめながらそんなことを考えていた

空を見上げてみたが青い空は向こうと殆ど変わらない感じだった

「キャウ!?」

いきなり止まったトウヤにぶつかって仰向けに倒れた

頭がズキズキと痛かったが早く起きないと…と言う衝動に駆られた

「人が…死んでる?」

ハヤトが数歩下がったのを見て倒れている人に近寄った

「チョコ?何をする気…」

チョコは倒れている人の横に座って手を当てた…脈、呼吸も止まっているみたいだった

「死んでます…一応…これ、貰っておいたほうが良いよね?」

倒れている兵士のような人の腰から剣を取り上げてトウヤとハヤトに渡した

2人は顔を顰めてチョコを見つめていたが頷いた後剣を受け取った

今にも泣きそうな顔をしているアヤが目に入った

「アヤ…さん?」

チョコが話しかけると背筋を一瞬延ばした後震える声で言った

「これ…私達の所為なの?こんなの嫌…嫌ぁ!!」

何処かに走って行くアヤを見失わ無いように4人で追いかけて走った

何処をどう走ったのかを覚えていない…けど、気がついた時には街の中に居た

ボロボロの家が並ぶそこはスラム…人間界で言うスラムと言う所によく似ていた

道に散らかったゴミ…放り出されたバケツ…そこ等中に沢山転がっている…

アヤは道の角の所に座って泣いていた。

「アヤさん…ねえ?大丈夫だよ…街についたよ?」

チョコはアヤと顔の高さが同じになるようにしゃがんだ

「私…怖いんです…とても…」

それは、みんなそうだよ…ハヤトが優しく声をかけてアヤに笑いかけた

「アヤのおかげで街まで来れたんだし」

ナツミもアヤに笑いながら言ってから少し顔を曇らせた

トウヤが剣を構えて声を張り上げた。

「誰だ!?隠れてないで出て来い!!」

曲がり角から出てきたのはこの街の不良と思われる男の子だった

「へえ…結構感が良いな?」

「それならわし等の言いたい事も理解してくれると話が早いんだが…」

小柄なと言うよりチョコよりは背は高かったが、となりに居る大男と比べると小さく見えてしまう…

どうやら金目の物を出せと言う事らしかった

この世界では何が貴重なのか、まったくわからないため何を出して良いのかわからなかった

「これ…じゃ、駄目か?」

ハヤトがいつの間に拾ったのか色とりどりの宝石を2人の前に差し出した

何も無く終わった?宝石だったら高価…だよね?

二人の顔は見る見るうちに白くなったかと思うと急に怒り出した

「お前等!召喚師だったのか!そうか…そこの奴は護衛獣か…」

わけがわから無い言葉を連続して言い放つ小柄の男は子分のような人に命令をした

「悪いな、俺は召喚師が大っ嫌いなんだよ!」

命令された不良達はいっせいに此方に走ってきた。

相手は4人…見える範囲ではその程度だった

「私が行きます!!下がって…!?」

叫びながら前に出ようとするのをアヤに腕を掴まれた

「チョコさん…本当に…大丈夫…なんですか?」

チョコは笑いながら慣れてますから…と言って胸のベルトを外して大剣の鞘で相手を叩いた

元々剣の扱いは苦手分野…範囲外…戦いはいつもみんなに助けられてた…

尻尾で思いっきり顔を叩いてやると血相を変えて走って逃げてしまった

ハヤトとトウヤははじめてとは思えない程度に剣を使っていた

「こいつ等…絶対許さねぇ!」

小柄の男はナイフを取り出して横にあった箱を叩き切った

「おいおいガゼル、殺すのはマズイだろ?」

「殺しはしねぇよ…」

近付いて来るガゼルにジリジリと後ろに下がった

戦力的には勝っていると思う…けど…技量が違いすぎる…

「ちょっとあんた!!なんであんたがキレるのよ!!キレたいのはこっちよ!!」

ガゼルは無言でナイフを構えるとナツミに切りかかった

「な…!?きゃあああああ!!!」

ナツミの叫び声と同時に身を守ろうと向けられた手の平から何かが吹き出した

その何かは大男に直撃して大男は吹き飛んで道に倒れた

「テメェ!!!」

一瞬怯んだガゼルはナイフを思いきり振り下ろした

「そこまでだ!!ガゼル!」

ガゼルの動きがそこで止まった、ナツミは力が抜けたように道に座りこんでしまった

「レイド…まさか…ずっと見てたのかよ?」

「ああ…見ていた」

鎧を着た騎士のような男はレイドと言う名前らしかった

「君達には本当にすまない事をした…1つ…聞いても良いかな?」

レイドは少しだけ声を落として言葉を続けた

「君達は召喚師なのか?」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



・・・こんな感じで書けば良いんでしょうか???

と言うかですね!!凄く簡単ですね!!本当に!

だって…お話がもう出来てるんだもん!!

だけど困った事が…トウヤって言う人とハヤトって言う人とナツミって言う人…

誰が誰だか全然わからなくって^^;

アヤさんは…まあ…適当に…はい^^

チョコちゃんは!!強くしてあります…冒険を終わらせた後と言う設定ですし…

ちなみに見た目は変わってません^^;

終わり~♪


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