kokuma@の徒然日記

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その3-2





―2―




昼間は非常階段で寝てる事の多い花沢類


ボーっと呆けて空を眺めてる事が多い


カンカンカンと足音を響かせて、そっと扉を開ける


やっぱり今日も空を眺めて、眠たそうに欠伸をしてる




「・・・おはよ。昨日もあんま寝てないの・・・?
また・・・西門さんたちと一緒だったの・・?」




躊躇いがちに聞いてみる、返ってくる答えを恐々と・・・



「・・・あぁ。」



たったヒトコトだけぶっきらぼうに答えて


それっきり黙ってしまう花沢類


放心してすべてをあきらめたように


すべてを投げ出したように


何事にも関心がなくて、無愛想に座ってる




何もしてあげられない自分の無力を

どうする事もしてあげれない自分の力のなさを

唇をかみ締めながら悔しさを飲み込む



何もしてあげられないけど

あなたが好きな気持ちだけはウソじゃないから



ずっとずっと憧れて

どんなに冷たくされても目が離すことが出来なくて

花沢類がほんの少し笑ってくれるだけで

すべてが輝いて

どんなことも乗り越えてこれたの




あなたの力になりたいよ




「あたしが・・・あたしが花沢類の孤独全部まとめて貰ってあげる。
だから・・・自分を傷つけるような事・・もうやめて・・・」




零れ落ちそうな涙を堪えて、あなたをまっすぐに見つめて言う



無愛想にボーっとしてたあなたのすき透った瞳が


大きく見開かれて驚いてる




「・・・なんで・・あんたが泣くんだよ・・・」




そう云ってあたしの頬に伸びてくる手




「オレのことなんてほっといてよ・・・」




そっと頬をなでられて、踵を翻してその場を去ろうとする、


花沢類の腕を強く掴み




「ほっとけないの!あなたが好きだから花沢類のことばっかり考えちゃうの・・
どうしても、どうしてもダメなの・・・あなたが好きなんだもん!」




泣きながら、しゃくり上げながら、零れ落ちる涙なんてお構いなしに


あたしの想いの丈をぶつける



あなたに幸せになって欲しいから、悲しい顔なんてして欲しくないから・・・


掴んだ腕をそっと落とされてあなたの綺麗な両手があたしの頬を包み込む




「なんで・・・おまえみたいなオンナ好きにならなかったんだろ・・・」




そう呟きながら


あたしを強く抱きしめた










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