Papa!育児の時間ですよ!

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ハム・ソーセージ

ソーセージ・ハム

 ソーセージやハムは、添加物の宝庫です。大体肉の色自体が変わっている事が不自然ですね。ピンク色のソーセージやハム。ピンク色の肉なんてありません。さて、どのような添加物が入っているのか検証してみましょう。

ロースハム市販品の1例
豚ロース肉、糖類(水あめ・ぶどう糖)食塩・植物性たん白・乳たん白・ビーフエキス・ポークエキス・ カゼインNa・リン酸塩(Na)調味料(アミノ酸等)・増粘多糖類・酸化防止剤(ビタミンC)・発色剤(亜硝酸Na)・コチニール色素

ウインナー市販品の1例

豚肉・糖類(水あめ・砂糖)・食塩・香辛料・ リン酸塩(Na)・調味料(アミノ酸)・保存料(ソルビン酸)・酸化防止剤(ビタミンC)・発色剤(亜硝酸Na)

 結構入ってますね~。ソーセージは、最低限の材料であれば、豚肉・糖類(水あめ・砂糖)・食塩・香辛料さえあればできるのです。

添加物の効果は?

発色剤として亜硝酸ナトリウム
肉の色を保つ働きをします。さらに殺菌効果(ボツリヌス菌を防ぐ)や、仕上がりをパサつかせないなどさまざまな働きをしているため、「これだけは抜けない」とされている添加物 でもあります。しかし、多量摂取でさまざまな中毒症状を起こす可能性があります。発がん性もいわれ、アメリカではベビー食品への使用は禁止されています。専門家の間では、ワースト10の上位に位置する添加物とされ、「一日も早く追放したい」品目に挙げられています。

結着剤としてリン酸塩
粘りが出て固まりやすくします。多量に摂取すると石灰沈着が起こり、骨中のカルシウムが溶け出します。 ジュース、缶詰、佃煮、ソース、みそ、つけもの、豆腐、アイスクリーム、それに麺類、ねり製品まで、あらゆる加工食品にいろんな用途で使われます。毒性については、平均的な食生活であればまず問題はないとされていますが、リン酸を摂りすぎると、体内のカルシウムと結合して体外に排出させる働きをするため、骨がもろくなるなどの原因になります。日本人はカルシウム不足で、カルシウム摂取に気をつけている人も多いでしょうが、加工品を食べることででリン摂取が増えれば、いつまでだってもカルシウム不足は改善されないことになります。

保存料・防腐剤としてソルビン酸
かび、酵母、好気性腐敗菌など微生物の発育を妨げる働きがあります。 ソルビン酸の毒性は動物実験の結果から、肝の重量倍加、肝臓肥大、成長抑制、卵巣の重量減少などを引き起こすことが知られています。とりわけハム・ソーセージで問題になるのは、 亜硝酸ナトリウムと反応して生じる相乗毒性。 胃液に近い酸性状態で二つの物質を加熱すると、 発ガン物質が生成する ことが実験で確かめられ、ソルビン酸への疑惑が強まったといいます。過去ならともかく、冷蔵・冷凍技術の発達した現代では不要なのではないでしょうか。

酸化防止剤としてビタミンC
ビタミンC、というとなじみ易い感じですが、L―アスコルビン酸というれっきとした合成化学物質です。 きわめて酸化されやすい特性を備えているため、みずから酸化されることによって、食品自体の酸化を防ぐ役目を果たします。摂取許容量の範囲なら副作用がないが、一日6gを連用した実験では、嘔吐、下痢、顔面紅潮、頭痛、不眠などが起こり、幼児では皮膚発疹が見られたといいます。また別の報告では染色体異常、発ガン促進の因子ともいわれており、専門家は「不自然な摂取は避けるように」と助言しています。

増粘剤(乳化安定剤)としてカゼインNa
カゼインは牛乳に含まれる成分で牛乳や脱脂乳より酸処理による沈殿によって得られるたん白質です。 牛乳アレルギーの人は気をつけてください。アナフィラキシーという急性のアレルギー症状を起こす可能性があります。

 このようにいろいろ入ってますね。特に子供には気をつけたほうがいいのではないでしょうか。成長期なだけに、いろいろ吸収しやすい身体のような気がします。ただし、完全無添加というものは、自家製以外には望めそうにもありません。 添加物なしのものは、製造して真空パックに入れても10日間くらいしか保存は効かず、開封後は、すぐに食べないといけません。しかし、店頭に並べて売る場合、製造から運搬などもあわせて、できた当初と同じ状態でできるだけ長い期間保存が効くほうが売る方に都合がよくなります。そのため、添加物を使うわけです。また、生の肉を調味液につけて加工すると、時間がたつにつれて色目が悪くなり、酸化され質も劣化しますが、発色剤を使えば、肉をおいしそうなピンク色に保ち、急激な劣化も防げます。肉の劣化は食中毒にもつながるため、衛生面に配慮しての添加物はある程度やむをえないという考えの企業が多いため、添加物を使う企業が減らないのでしょう。

 また、ハム・ソーセージにはペッパーなどの香辛料がよく使われますが、最近、香辛料がアレルギーの原因の上位にあがってきています。また、味をマイルドにするためにでんぷんが入っていることがありますが、でんぷんの原料はとうもろこしかじゃがいもかわかりません。 このように表示だけではアレルギー物質かどうか判断できないものも含まれていることが多いのです。

 いろいろ入ってはいますが、”保存や見た目のためにはしょうがないんじゃないかな”なんて思う方もいるでしょう。それではこれはどうでしょう。

着色料コチニール
 コチニール色素は、赤やピンクの色を出すために使用されます。清涼飲料水,氷菓,キャンデー,ジャム,ソーセージ,かまぼこなど多くの食品に使われていますが、実は、 カイガラムシ科エンジムシという虫(一般的に害虫とされる) の乾燥体より,水またはエタノールで抽出し,精製して製造されたものです。どうですか?実際には危険性の立証はされていないというのが使用の言い分でしょうが、正体を知っては平気で食べられますか?

 さてさて、ソーセージなどは豚肉で作るものだと思っているでしょう。しかし、JASマークの上級以外は、魚肉やうさぎ(食用)なども使われるようです。さらに、添加物を入れると肉1㎏に対して、製品が1.5㎏の製品ができるというのが事実です。

 本当かどうかは不明ですが、
実際には発色剤を使わないとハム、ソーセージにJASマークが付けられません。そして生ハム。これは無添加のものはありえません。亜硝酸ナトリウムには殺菌力の効果もあるため、食中毒の危険のある生ハムには、これを使わないと食品衛生法違反になってしまうからのです。
ということです。

 ソーセージには子供が好きそうなキャラクター物が多いですが、よく見てください。怪しいと思ったものは買わないほうがいいでしょう。でも子供ですからね。不安になった親が買わないといっても聞き分けてくれればいいのですが。 そんなときはこの手でどうでしょう?チョコレート!M&○やマー○ルチョコなどカラフルなものがありますね。色別にコップに入れて水を入れてください。すぐに色水が出来上がるでしょう。その水を全部混ぜると変な色になると思います。それを飲めるかどうか子供に聞いてみては?中には無理して飲めるという人もいるかもしれませんが...でも虫を使っている色もあるかもしれないということをお忘れなく。

 私も否定的なことばかり書きましたが、実際ソーセージはハムばかり食べて病気になったという人がいるわけでもなく、そんなに気にしてはいませんでした。でも購入するときはできるだけ添加物の少ないものを選んでいます。まぁ別にしょっちゅうは食べていませんけどね。

 そうそう、 スモーク(燻製)製品なんかも詐欺が多いですよ。 実際にスモークしていると、手間がかかるのでさくっとできる方法でスモークにしています。それは、燻蒸液につけること。液体でスモークの風味をつけているだけなのです。とんでもないですね。



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