妊娠発覚~産むと決めるまでのお話。



はじめて行った産婦人科は中絶するためにいきました。
中絶することを誰にも知られたくなかったので家から遠い産婦人科へ行きました。

初めから中絶目的で行ったからか、先生は愛想も悪く(笑)今何週目だとかそのときとってくれたエコー写真の見方も教えてくれず中絶する日を決めて同意書をもらって帰りました。
最後に「気が変わったらいつでも連絡してください」って言ってくれました。
その日の夜、子父に会ってエコー写真を見せました。
子父はバツイチ子持ちなのでエコーの見方を教えてくれ、6w5d、1センチの大きさだとわかりました。

でも、私は中絶することに納得できてなかったのでやっぱり産みたい。
毎日そのことについて話をしました。
子父ははっきりしない人なのではっきり「おろしてくれ」ということはなく、おろしたほうが・・とか、今は無理・・とかずっと曖昧なことばかり言っていましたが無理やり(?)産むことに了解してくれました。
そして中絶手術の前日にその産婦人科に手術のキャンセルの電話をいれました。


次の日、中絶するつもりだった日、子父は仕事を休んでいたので一緒に「産むため」の産婦人科へ行きました。9w3d。
次の健診は一ヵ月後。

その頃に私の母に妊娠したことを告げました。
そして一度だけ子父と会って話をしました。

そのときは子父とは結婚せずに一緒に生活をして・・っていう話になっていたのでもちろん母が納得できるわけもなく今回はあきらめなさいっていう話になりました。


子父は一度だけ両親に妊娠のことを話したそうです。
でも、「今いる子を幸せにできてないのに・・」って言われたらしい。
両親からは私と母には何も挨拶はありませんでした。
いくら息子が30歳で大人だとはいえ、両親としての責任はあるはずなのに・・。
だから子父の両親は中絶していると思っているはずです。
子父の母が「うちがもっとお金もあってちゃんとしてたら・・悪いことしたねぇ。」ってことを言っていたらしいですけど。。

でも、挨拶も何もなかったからもしかしたら子父の作り話って可能性もあるんですけどね。


そして後日、またおろすために違う産婦人科へ行きました。
もちろん子父には仕事を休ませて。
そこでは10週をこえての堕胎手術は扱っていないっていうことなので次の日にまた別の産婦人科へ・・・。
そのときにはすでに10w5d、3.5センチまで育っていました。
先生に、ここまで育っていると入院してもらって産んでの堕胎になると言われました。
「産むことはできないですか?」
私は中絶したくない、もうこれが最後のチャンスだと思い、
「もう一回話してみます」
ってことで先生に時間をもらって子父と話をしました。

もう子父は口を開くことはありませんでした。
何も言いません。一言もしゃべらない。

もうこいつに何を言ってもしょうがない、産むんだったら親の了解がいるし・・。
ってことで、子父を無視して出勤前の母に電話した。
最初はあきらめなさいってことを言われたけど、
私がしつこいからか
「子父とも向こうの親とも縁を切る、もう会わない」って言うのを条件で産むことを許可してくれました。
私も子父とは縁を切るつもりだったのでその点は問題なし(笑)
母に「ありがとう」と伝え電話を切りました。

そして先生に「やっぱり産みます」と伝えました。

涙がでました。

でも、そこも家から遠かったので別の産婦人科に通うことをつげました。
先生も「よかった。がんばってね」と言ってくれました。

それからはまた「産むため」の産婦人科に通いだしました。



最初に行った産婦人科の先生の
「気が変わったらいつでも連絡してください」って言葉、
そして、
「産むことはできないですか?」と言ってくれた先生、

そして、母に電話するのがもう少し遅れていたら、母は仕事に行っていたので話をすることもできずにそのまま中絶することで話が進んでしまっていたと思います。



シングルでの出産は世間的にも経済的にも大変なのはわかっているけど、
ひとつの命を失わずにすんだことがとてもうれしいです。


そして、息子を出産することができて本当によかった。

ありがとう。。感謝しています。





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