サイボーグ023

サイボーグ023

第2話 ギブアップ 


つまり、ホテルのお食事処。
現地時間で12時過ぎだから確かに昼飯時なんだけど、
関空に行く前に朝飯食べたし、
関空でうどんも食べたし、
機内食はもちろんたらふく食べたし、
もうはいらん。

しかし、貧乏根性でとにかく食べたれって。
何とか一通り箸をつけて、これなら文句無いやろ。
食べ終わってホッとして、
一服(当時は喫煙者だった)してると、
例の現地係員、「時間が無いので急いで!」。
ということで、大急ぎで、もう一度空港へ。

それにしても暑い、汗びっしょりやん。
「上海、嫌いや」。

高校生風ガイドから逃げるようにして国内線の搭乗口へ。
国内線では、かつて、
おんぼろのプロペラ機に遭遇したこともあり、
どんな飛行機か心配やったけど、
ちゃんとしたジェット機でよかった。

胸をなでおろしながら、
中国新彊航空X9502便に乗り込む。
空港使用料50元も払ったけど、
よっしゃ、ウルムチや!シルクロードや!
満腹のお腹をかばわなければ通れないような狭い通路やけど、
もうそんなことはどうでもいいから。

おとなしく禁煙席に座り、ご機嫌でスッチーを眺めてた。
中国人ていうよりロシア人みたいな顔立ち。
「どうせサービスなんて期待してないから」
おじさん、あきらめてたら、
「うっげー、うそやろ!」
出てきたのは・・・『機内食』でした。



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