うっちのひとり言

うっちのひとり言

久々の一人旅。名古屋、苫小牧、支笏湖へ


八重洲口
6/10(土)
名古屋からフェリーに乗りたい!ただそれだけの理由で北海道旅行なのにまずは名古屋を目指します。
名古屋行きの格安高速バスに乗るために、まずは東京駅八重洲口へ。
まだこの時は天気も良く、どんな旅行になるかワクワクしていました。

きらきらバス
↑今回乗った格安高速バス(¥3500)です。

いつもの旅行なら途中のインターで必ず食べ物を購入するところですが、胃腸の調子が。。。
なので東京駅で購入した飲み物だけで我慢しました。

途中事故渋滞に巻き込まれ、予定より45分遅れで名古屋へ到着。
ちょっと雲行きがあやしいなぁ。。。
名古屋駅
お友達が旦那さんの転勤で名古屋に住んでいるので、待ち合わせをしてちょっと遅いランチをしました。

「何が食べたい?」
そう聞かれたけれど、胃腸の調子が。。。
一番お腹に優しそうな?きしめんにしました。
私が食べたのは「天ぷらおろしきしめん」天ぷらおろしきしめん

その後は友達にお付き合いしてもらって、フェリー内で食べる今日の夕食と明日の朝食パンを購入。
夕飯は大好きな「ミニ天むす」で、朝食はドンクのパンにしました。
本当はPAULのパンを買うつもりだったんだけど、売り場が遠かったので。

そして友達とお別れし名鉄バスセンターから、フェリーターミナル行きのバスに乗車。
名古屋港停泊中

乗船手続きをしていると、同じバスに乗っていた若い?お兄ちゃんが受付のお姉ちゃんを困らせていました。
お兄ちゃん(以下兄)「安い部屋は空いてないんですか?」
受付嬢「あいにく途中の仙台から満席になっているので。。。」
兄「えぇ~!!どうしよう?これしか持ってないのに。。。」
受付嬢「。。。」

↑こうならない為にも、ちゃんと予約をして乗りましょうね。

いよいよ太平洋フェリー「きそ」に乗船です!
この船は平成17年就航したばかりの新船で、去年からずっと乗りたかった船なんです。

今回も特等和室(定員2~3人)を独り占めです。
太平洋フェリーきそ 特等和室
出航30分前と15分前と出航時に、放送でドラの音(録音)が流れ、名古屋港を出航します。

出航は夜の20時なので、港を出ると外洋は真っ暗。。。
だから夜景が綺麗な港内で、甲板に出て写真を撮りました。
きそ 夜の甲板1
仙台港夜景

出航して間もなく目の前に大きな橋が見えてきました。
この橋の下をくぐりフェリーは外洋へ。。。
仙台港夜景2

外洋に出ると段々揺れてきました。
一昨年利用した「きたかみ」の特等和室は船内のやや真ん中寄り。
ところが今回利用の「きそ」はブリッジ(操舵室)の真下!
昼間の眺めは最高なんですが(夜はブリッジからの視界を妨げるのでカーテンを開けられない)、
ものすご~く揺れる位置に部屋があります。
そして揺れと同様に気になるのが、エンジンの振動。。。(↓写真は夜の甲板から)
太平洋フェリーきそ ファンネル
「そう言えば一昨年もその前も、この振動が気になってあまり眠れなかったんだなぁ」
そんなことを考えていましたが、耳栓のおかげで意外とよく眠れました。

フェリーには約38時間という長時間の乗船になります。
その間のお楽しみがいろいろあって、その一つがお風呂。
船内の真ん中辺り、一番揺れが少ない所に大浴場があります。
このお風呂は、窓からの海を眺められる昼間がお勧めです。
それ以外にも、船が揺れてきた時もお勧め。。。
だって湯船から恐ろしい量のお湯が零れる様は圧巻ですよ。太平洋フェリーきその大浴場(女湯).
普通はあまり撮影できない、女湯を一瞬の隙をみて携帯で撮影してみました。
分かりづらいかもしれませんが、湯船は二つあって横には大きな窓があります。
写真には写っていない手前にサウナもあるんですよ。

この太平洋フェリーってフェリー会社の中では、とても乗客サービスがいいんです。
毎夜ラウンジでは色々なショーが開催されるし。ラウンジショー
おじちゃん、おばちゃんに紛れてジャズショーを鑑賞するの図↑。

昼間もラウンジ横?のピアノステージでジャズのミニライブがありました。昼のミニライブ
ちなみに昼間のフェリー内はこんな感じ→昼間のフェリー内

6/11(日)14:30頃。
私が乗っている北行きのフェリーと、南行きの姉妹船(なんでフェリーって姉妹?なのかね?)
が太平洋上ですれ違いました。
これを反航と言うのですが、海上では右側通行?なので、左側に姉妹船を見ることが出来ます。
姉妹船「きたかみ」と反航
見ての通り、天気がとても悪いです。
なのですっごく甲板は寒くて、雨は止んでいたけど上着を羽織らずに出たので凍えました。
反航する時って、見せ場だから放送で教えてくれるんですが、ロビーにも時間が表示されてました。
5分位前に部屋の窓から見ていたら、微かに「きたかみ」の姿が見えたので焦って甲板に出たのです。
フェリーの時速ってだいたい40キロくらいだけど、お互いにすれ違う為あっという間に消えてしまいます。
「きたかみ」の甲板にも沢山の人が出て写真を撮りながら手を振っていました。
遠ざかる「きたかみ」←この写真を撮る為に濡れた甲板を走り転ぶかと思いました。

フェリーは17時ころ無事に仙台港に寄港しました。
停泊時間は3時間で、降りることも出来るけれど周りに見るところも無いので部屋で転寝してました。
この時だけは部屋に響くエンジンの振動が止まるので、良く眠れます。
太平洋フェリーきそ 仙台港停泊中
フェリーの先端は写真の通り開くんですね。

20時頃仙台港を再び出航し、また外洋へ。。。
この後、ものすごく船が揺れました!
超強力な酔い止めを飲んでいたけど、部屋に居たらちょっと気分が。。。
なので大浴場に非難しました。
時間は0時を回った頃。
湯船の湯が零れまくり、排水が追いつかなくて床に貯まってました。
もっと揺れると閉鎖されるらしいけど、この位では閉鎖しないみたい。
湯に浸かっていたら酔いが取れました。

仙台から乗船してきた学生の団体さん達。
乗船間もなくは騒いでいたけど、夜中みたら船酔いで大人しくなってました(笑)。
太平洋フェリーきそ 船内
部屋に戻る廊下を歩いていたら、やっぱり揺れが激しい。
上下にゆったり揺れる様は、大きなブランコに乗っているみたい。。。
酔い止めが切れないように、効果があるうちに追加を飲んでおいて良かった。
乗物に酔いやすい方の味方です!アネロンニスキャップ6カプセル ←これ本当に強力ですよ!!

フェリー内の食事は高いんだけど、せっかくなので二日目の昼食と夕飯をレストランで、
三日目の朝食はマーメイドクラブという軽食コーナーで朝食セットをいただきました。
レストラン タヒチ

6/12(月)10:45。
ようやく苫小牧港へ到着しました。
写真は苫小牧港内に停泊中の東日本フェリー「へすていあ」。
苫小牧港停泊中の東日本フェリー「へすていあ」
心なしかボロっちく見えませんか?


[この続きはまた後日UP予定です。
この記録は2006.6.18の日記より転載しています。]


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