我流乱舞!

我流乱舞!

非情な日常・能力者・3


行きつけのコンビニ。いつものパンとミルクティーを買おうとしたらふと、こんな事を思いだした
『ご飯コンビニで済ませてたら、いつか身体に来るよ!!』
彩子だ・・・。
亮の彼氏の彼氏の癖におせっかいで・・・。

「ま・・・、いいか・・・。」

思わずそう口に出てしまった。
会計を済ませ、家に向かった。

家に帰ると、居間のソファーで康太が寝転んでいた。

「あ、おかえりーっす!」

「お、お前結局一日中ここに居たのか!!」

家を出たのは7時ごろ。今13時あたりだ。

「やぁ~、劉也さんが大破させたBNSの修理も終わって・・・暇なんすよねぇ~・・・」

武との勝負の時、康太が作ったバイクで超加速を急カーブ前に使った時、ガードレールにぶつけて、パーツと言うパーツが飛び散った事だ。

「大破って・・・ボディに白いラインが入っただけだろう・・・。」

康太はソファーを飛び起きた。

「何言ってんすか!!ボディ半分壊れてたじゃないっすか!!!重心移動装置も壊しちゃったし!!!!」

「あー、あの羽ね・・・俺はシンプルなのが好きなんだ」

「取り敢えず・・・。修理費は払ってもらうっすからね・・・。」

「そりゃぁもちろん。」

劉也は部屋に着替えに戻り、ふとある事に気づいた
高 山 康 太 は 今 何 歳 だ ?

急いで着替え、今に戻る劉也・・・。
早速問い詰める。

「お前、今何歳だ!?」

康太はぎょっとした。

「どうしたんっすか?急に・・・。」

「いいから答えろ!!」

「はぁ・・・19歳っす・・・。」

年上でした!

「はぁ・・・一個上か・・・。人も見かけによらないものだな。てっきり中坊かと思ったぜ・・・。」

「あれー・・・。先輩と知っても何も変らないんっすねぇ~・・・。悲しいなぁ・・・。さり気無く酷い事いってるし~」


何か知らんが精神的ショックを受けてしまったようだ。

「なーに、今更言い方変えるの不自然だろ?」

「そうっすね・・・。あ、因みにBNSの修理費、28万6000円程かかったっす。早めに払ってくださいっす!請求書を明日持ってきますから!」

286000円だと!?甘く見てた・・・。

「あのー・・・。高山先輩?何とかなりませんかね~?」

「あれ~?不自然っすねぇ~?」

メゲるな劉也!媚びを売るんだ!!!胡麻を擦るんだ!!

「そんな事言わずに~・・・!!高 山 康 太 先 輩 ♪」

「何かキショいっす・・・。」

「キショイ!?」

そんな会話が続く中、玄関のチャイムがなった・・・。

「劉也ぁ~!!仕事だよ~」

美穂が久しぶりに参上した。俺が怒鳴った一件以来、余り口きいてくれなったんだが・・・。この調子だと、機嫌なおしてくれたようだ。

「ちゃーっす!!美穂さん!!」

何故か康太が玄関を開けて、美穂をお招きした。
劉也はそんな事よりも、28万6000円を今回の依頼で稼げるだろうか?と考えていた。

「久しぶりだな、美穂。それで・・・依頼は?」

「そだねー、一週間ぶりかな?で、依頼はちょっと激しい系かなぁ?」

「激しい系?」

美穂と会話しながら、居間に案内し、ソファーに腰をかけた。

はて、激しい系とは?まさか前回のようなスピーディーな勝負とか・・・・?

「うん。激しい系だよ!能力者3人の結束を阻止する。まぁ~・・・所謂戦意喪失させろって事だね~。能力者が集まってる状態で、野放しにしておくと・・・過激派テロとかになりかねないからね~」

能力者!? やっぱり居るんだな~・・・。俺や美穂以外にも。

「能力者って・・・大丈夫なのかよ・・・。」

不安が高まる中、康太が励ましてくれた。

「大丈夫っすよ!劉也さんに依頼って事は、相手はまだ能力が覚醒したて・・・。まぁ・・・念力で物動かせる程度で調子に乗ってるひよっこっすよ!」

励ましてない!追い詰めてる!!!念力で物を動かすって・・・。

「あれだ、俺念力とか使えないし・・・。」

「何言ってるんすか?未来視という超能力の持ち手なら・・・それくらい何の苦労も無しに使えるっすよ!」

「そうか・・・?そうなのか!?」

「そうだよ~!試しに、あそこにあるミルクティー・・・。アレを対象物として認識して・・・、対象物が浮く場面を想像して、念を入れるように集中してみて!」

美穂がテーブルの上にある、ミルクティーを指差してそう言った。

対象物って・・・。それに念って・・・。

「まぁ・・・やってみる。」

「劉也さんなら出来るっすよ!」

「頑張って~」

美穂と康太の2人の応援の中、劉也はミルクティーを浮かす事に集中した・・・。

(ミルクティーを対象として認識・・・。認識・・・。)

「・・・・・・・。」

意識を集中させ、対象物を睨むように念を送る。送るって言ってもイメージだが。
すると、あっけなくミルクティーが浮いてしまった。

「お・・・おお!!すげえ!!」

信じがたい事だが、本当に浮いている。
ふわふわと空を・・・。イメージ通りに動く・・・。右に動くように念じれば、右に動き、左に動くように念じれば、左に動く。

「やったね!出来たね劉也ぁ~!」

「お、おう!」

その時、康太は黙っていた。
少し考え事をしていたのだ。
(手を使わず・・・。頭で念じただけで一回目で対象を動かすとは・・・。それに空に浮かせるとは・・・。流石は美穂さんの対になる存在・・・。反逆や寝返りに出たら脅威になりかねないっすね・・・。)








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