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2008.12.01
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カテゴリ: 読書
吉岡忍という人を時々テレビで見かけた。どんな人かはよくわからなかった。記者なのかレポーターなのか。先日、朝日新聞の夕刊に彼のインタビュー記事が載っていた。それで知った、この「墜落の夏-日航123便事故全記録-」という本を書いた人だと。ドキュメンタリーである。

「クライマーズ・ハイ」という本がある。登山家・新聞記者を主人公としてこの日航ジャンボ機123便の御巣鷹山墜落事故を取り扱った小説だ。NHKでドラマになり、今年映画も公開された。原作、ドラマ、そして映画と作り手により少しずつ違ってはいたが、同じドラマだ。非常に注目した飛行機事故。しかし、当時の大々的な報道しか知らず、その実情、内容とも詳しくは知らなかった。
吉岡忍、彼が取材し、記事にし、知らしめ、注目を集めたのはなんなのか。事故への興味とともに読んでみる気になった。
衝撃的な内容だった。いや、それ以上、過酷な内容だった。事故現場に行き、遺体収集・収容を行った人々は、アメリカの9.11のテロの惨劇現場に急行した人々と同様の筆舌に尽くしがたい体験をしたのではなかろうか。映像ではとても表すことのできない現場を書き表している。現場、遺体収容所、事故の顛末、補償問題、飛行機システムへの問いかけなどあらゆる観点からこの事故をみている。
520人の命を奪った事故。この本は衝撃以上の衝撃をもって、何かを問いかけてくる。







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最終更新日  2008.12.02 00:29:21
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