+紅天の追憶+

+可笑しい+



それも 一瞬で。

灯火が消える様に、優しく、いきなり。

それから襲って来たのは、不安でなく、広大な闇と自身が埋もれそうな程強大な脱力感。


――――誰に助けが呼べようか?


愚かな自問は愚問にしか成り得ない。

されど長久に残り得るからこそ更に愚か。

遣る瀬無くて思わず自嘲。そんな自分が余計嫌で。

無為に想ったのは貴方の事。

姿 表情 声 言葉

貴方が残した軌跡を辿る。



―――それだけで、少し晴れた気分になれる私は可笑しいのでしょうか?

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: