沙羅双樹

沙羅双樹

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2005年04月27日
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テーマ: 戦争反対(1249)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日も信楽提督さんのコメントを元にお話しします。考えにそれほど違いがないと思ったのは間違いでした……。

>さて、私は前のコメントで申しました通り当時の政府に怒りを覚えるのは事実ですが、だからといって当時の政府の当事者を批判しようとは思いません。(矛盾してますかね・・・)

 矛盾しているというか、怒りを覚えても批判しないというのは本当に怒りを覚えていないからではないかと思います。どうやら戦前の日本の国体が大好きなようですね。

>当時の為政者達は誰一人進んで対米開戦をやろうと望んでいませんでした(これは東條首相が首相の大命が降下した時に「和平だ和平だ」と大声で言いながら参謀本部の廊下を歩いた話や、山本聯合艦隊司令長官が「一年や二年は暴れてみせますが・・・」といった話、先帝陛下が「四方の海皆はらからと思う世に・・・」と、明治帝の御製を詠まれた話などからも分かると思います)

 ご提示いただいたお話の中では一つも対米開戦を望んでいなかったという根拠になるものが出てきておりません。それに、国家のブレーン達が一人も望まないでいて誰が日米開戦に踏み切ったというのでしょう?少なくとも、神聖ニシテ侵スベカラズの大権を有していた昭和天皇が反対であったならば、日本から宣戦布告をすることはあり得ませんでした。しかし、天皇の名で開戦の詔勅が出されたのは事実ですから、国家指導者達はアメリカと戦争をやる気があったとしかとらえられません。

>ですが、結局日本は対米戦争に巻き込まれ国が滅ぼされてしまいました。

 これは全く常識的認識の範囲を超えています。天皇の意志によって開戦に踏み切ったわけですから、「対米戦争に巻き込まれた」とするのは完全な事実誤認です。

>私は、彼らの戦争指導について批判するよりも「なぜ、日本は戦争に巻き込まれたのか?」「なぜ、日本は負けたのか?」を冷静に考える方が後世のことを考えるのにはるかに有益ではと考えます。

「なぜ、日本は戦争に巻き込まれたのか?」という設問自体、事実誤認を元にしているわけですから破綻しています。

 責任の所在を明確にし、誰がこの戦争の実際的な執行者であったのかをはっきりさせ、その責任を追及することによってのみしか戦争犯罪を究明することはできません。二度と同じ過ちを犯さないように反省することもできません。戦争指導者達を免罪してあの戦争を考えることが、なぜ後世のことを考えると有益なのでしょう?ますますアジア諸国との歴史認識の差を広げ、問題を大きくするばかりだと思います。

>従って、私は日本が朝鮮・台湾を領有した事はやむ得なかったと思います。

 日本のためなら朝鮮・台湾・中国などは犠牲になっても仕方がなかったということですか?あまりにも手前勝手な考え方ですね。侵略された方としてはたまったものではありません。やむ得なかったということが国際的に通用するのならば謝罪も反省も必要ありません。しかし、実際にはそのような認識はある特定の思想を持つ人々の間でしか通用しないのです。そういう認識の人々が未だに存在しているのですから反日デモが起こるのは必然的と言っていいでしょう。





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最終更新日  2012年04月07日 20時16分50秒
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無理矢理なこじつけです  
『国家のブレーン達が一人も望まないでいて誰が日米開戦に踏み切ったというのでしょう?』

戦争以外に道がなかったからです。
これ以外に道がなくなってどうしろと?何もせずに滅ぶのは政府のすることではありません。

『少なくとも、神聖ニシテ侵スベカラズの大権を有していた昭和天皇が反対であったならば、日本から宣戦布告をすることはあり得ませんでした。しかし、天皇の名で開戦の詔勅が出されたのは事実ですから、国家指導者達はアメリカと戦争をやる気があったとしかとらえられません。』

立憲君主制の君主には、政府の決定を覆すような権限は与えられていません。
それに、貴方は自分の都合の良いように条文を歪曲しているに過ぎません。
「神聖ニシテ侵スベカザル」というのは、現在王家が残っている国家の憲法にも明記されている不問責のための条文です。
故に、これを大権だと言い放つのは立憲君主制国家の仕組みを何も知らないか、示威的に歪曲する捏造行為だといえます。
貴方は自分に都合が良いように、事実を歪曲しているだけです。 (2005年04月28日 02時45分46秒)

そもそもの問題として  
「大権」を持っていたはずの昭和天皇が政治に直接介入したのは何回か知っていますか?
たった3回です。
1回目は張作霖爆殺事件の処理に関して田中義一首相に辞表を出せと言ったとき。
2回目は2・26事件で「朕自ら近衛兵を率いて鎮圧に行く」と言ったとき。
3回目はポツダム宣言受諾の時です。

天皇には国政に関与する権限など与えられていません。
立憲君主制の制度の問題として「勅令」として実効力を与えていただけです。 (2005年04月28日 03時56分13秒)

突っ込みどころ満載ですね  
『これは全く常識的認識の範囲を超えています。天皇の意志によって開戦に踏み切ったわけですから、「対米戦争に巻き込まれた」とするのは完全な事実誤認です。』

立憲君主制の制度上の問題や昭和天皇が対米戦に反対だったのは「天皇独白録」、ハーバード・ビックスの「昭和天皇」からでも明らかですので「完全な事実誤認」ですね。

断言する以前に、もっと勉強しましょうや? (2005年04月28日 04時01分41秒)

全体に対してはトラックバックで・・・  
『ますますアジア諸国との歴史認識の差を広げ、問題を大きくするばかりだと思います。』

 問題にしているのは「アジア諸国」の中のたった三カ国ですがなにか?
 まさか「日本の戦争に巻き込まれたアジア諸国」のうち独立国が日本と中国と満州国とタイしかなかった時代に、マレーシアやフィリピン、ミャンマーなどが存在していたとでも言いたいのですか?
 事実誤認もはなはだしいですね。


『やむ得なかったといことが国際的に通用するのならば謝罪も反省も必要ありません。しかし、実際にはそのような認識はある特定の思想を持つ人々の間でしか通用しないのです。そういう認識の人々が未だに存在しているのですから反日デモが起こるのは必然的と言っていいでしょう。』

イギリス・フランス・オランダなどの旧宗主国諸国が謝罪や反省したという話を聞いたことがありません。
国際的な情勢から見て、貴方方のほうが異常な思考であって、その主張は「ある特定の思想を持つ人々の間でしか通用しないのです」よ。
そしてそういう認識の人が騒ぎ、喚き、煽るから反日デモがなくならないんです。 (2005年04月28日 04時06分37秒)

はじめまして、はづきといいます。  
香葉月  さん
はじめまして。 葉月といいます。
恥ずかしながら意見をば・・・。

自分、今大学で日本近代史を勉強しているのですが、当時の日本はすごく大変な状況に立たされているのは教授から教えてもらいました。
そういうことを考えると確かに戦争もやむを得なかったのかな・・・っと最近は思ってきています。

戦争以外の手段が他になかったのか・・・っといつも考えてはいるのですが、勉強不足のため何も思い浮かびません。(苦笑)
韓国や中国の方々の気持ちをかんがえると、なんだかやりきれない想いです。
興禅さんは、当時の日本はどのような行動をとれば良かったと思いますか??
ぜひご教授ください。
(2005年04月28日 14時31分54秒)

Re:戦争に突き進んでいったのは日本の指導者自らの意志によってです(04/27)  
信楽提督  さん
>矛盾しているというか、怒りを覚えても批判しないというのは本当に怒りを覚えていないからではないかと思います。どうやら戦前の日本の国体が大好きなようですね。

 これについては先日の私のコメントに言葉足らずのところがあったようです。確かに、私もかっては「昭和天皇が悪い」とか「東條が悪い」とかと批判をしていました。ですが、大学に入りこの時代を専門的に研究するようになってこの時代は「だれだれが悪い」と言って批判できるような簡単な世界では無かったという事を知り(どの時代でもそうなのですが・・・)、さらに「誰々が悪い」と批判する事は往々にして後世の後知恵による傲慢な行為になり得る上に、「誰々が悪い」という批判時点で思考停止に陥いりやすいので、それよりも「何故、こうなったのか?」「何故、負けたのか?」と考えた方がはるかに後世に対し有益であると考えます。後、私は確かに大学での研究分野として戦前日本を扱っていますが決して戦前日本の国体が無条件に好きなわけではありません。当時の日本には今と同じで良い面と悪い面の両方があったと思っております。
(2005年04月28日 16時49分41秒)

続き  
信楽提督  さん
>ご提示いただいたお話の中では一つも対米開戦を望んでいなかったという根拠になるものが出てきておりません。それに、国家のブレーン達が一人も望まないでいて誰が日米開戦に踏み切ったというのでしょう?

 開戦を当時の日本の指導者が望んでいなかった例は幾らでもあるのですが、あまり挙げてもしょうがないので後一例だけ。
 当時、聯合艦隊司令長官であった山本五十六は真珠湾攻撃部隊に対し「例え発艦直前であろうと和平が成立した場合は直ちに日本へ引き返すように」と厳命していました。後、こちらから興禅さんに質問させていただきますが、当時、日本の為政者で誰が日米開戦を望み、日本は米国に勝てると考えていたのか教えていただけないでしょうか?

>天皇の名で開戦の詔勅が出されたのは事実ですから、国家指導者達はアメリカと戦争をやる気があったとしかとらえられません。

 もし、国家指導者達が日米開戦をやる気であったら何故、同じ国家指導者がわざわざ特命大使として野村吉三郎を派遣してまでギリギリまでアメリカ側と和平交渉を行ったのでしょうか?
 また、当時の日本は1924年には米国で排日移民法が制定されさらに、世界恐慌による列強のブロック経済化、石油・屑鉄禁輸政策、ABCD包囲網、在米法人資産凍結、日米通商航海条約破棄、そして、ハルノートというようにまさに兵糧攻めにあっていました。そしてこの様な中で日本はギリギリまで交渉を続けましたが交渉では解決せず、結局日本が生き残る選択は一か八かの対米開戦しかありませんでした。この様な事を考えたとき、私は日本は戦争に巻き込まれたとしか言い様が有りません。 (2005年04月28日 17時14分50秒)

続き2  
信楽提督  さん
>天皇の意志によって開戦に踏み切ったわけですから、「対米戦争に巻き込まれた」とするのは完全な事実誤認です。

 陛下の意思であられる前にそもそも対米開戦は閣僚内で決定された事項でした。そして、これを陛下御一人の意見により御前会議で覆す事はまさに立憲君主制を破り専制支配をする事に他なりませんでした。私はよく「何故、先帝陛下は反対しなかったのだ」という意見を聞きますが、これらの方は場合によっては憲法を破り立憲君主制をやぶり専制的になっても良いと考えられるのでしょうか?

>責任の所在を明確にし、誰がこの戦争の実際的な執行者であったのかをはっきりさせ、その責任を追及することによってのみしか戦争犯罪を究明することはできません。二度と同じ過ちを犯さないように反省することもできません。戦争指導者達を免罪してあの戦争を考えることが、なぜ後世のことを考えると有益なのでしょう?

 まず、お尋ねしますが、そもそも興禅さんが言われる戦争犯罪とは何でしょうか?何かを「犯罪である」という時、その犯罪といわれる行為は法律に「犯罪である」と記されていなくてはなりません。(これを罪刑法定主義と言い、法律不遡及と並び法律の大原則です)で、この時(第二次大戦時)、戦争をする事は犯罪であるという法律はありませんでした。従ってもし興禅さんが東京裁判で言われた「人道に対する罪」を以って戦争犯罪と言われるならばそれは法学的には犯罪では無く、従っていわゆるA級戦犯も犯罪者ではありません。(だから、免罪も何ももとから彼らは犯罪者ではありません)
 私はイメージに基づき感情的にではなく、法律的等科学的に研究することこそ後世の為に有益であると考えます。 (2005年04月28日 17時24分46秒)

続き3  
信楽提督  さん
>日本のためなら朝鮮・台湾・中国などは犠牲になっても仕方がなかったということですか?

 ずばり、興禅さんを信じて誤解を恐れず言わせていただくならば「はい、仕方ありませんでした。」

 確かに今から見れば非情な話ですが、当時はこれぐらい非情にパワーゲームに徹しなくては自分達が生きていけませんでした。つまり、朝鮮・台湾を領有しなくては8000万の日本国民が路頭に彷徨い塗炭の苦しみを味わう事になったのです。私は、何も朝鮮・台湾の領有を誇れとはいっていません。唯、国際政治学の重要な概念である「国家理性」の観点から考えたとき8000万人の国民を守る為に台湾・朝鮮の領有はやむ得なかったと思います。
 後、この様な「植民地の領有はやむ得なかった」という考えは「国家理性」が国際政治学で重要な概念となっていることからも分かるように国際的に通用している観念です。

 長々と返答すいません。 (2005年04月28日 17時38分19秒)

参考までに  
大日本帝国憲法の第3条と同じ内容の条文を書いておきましょうか。

ベルギー憲法第63条
国王はこれを侵すことができない。国王の大臣が責任を負う

スェーデン憲法第3条
国王の身体は神聖である。国王は その行為について訴追を受けることはない

デンマーク憲法第13条
国王は、自己の行為に対して責任を負わない。その人格は神聖である

あと、条文ではありませんが在京タイ王国大使館の元首のプロフィールには
『憲法に、国王は神聖不可侵の元首(刑法では不敬罪が定められている)であり、国軍を統帥する立場にあるほか、仏教の擁護者である旨が規定されている。』
…このように書かれています。 (2005年04月28日 19時38分53秒)

Re:戦争に突き進んでいったのは日本の指導者自らの意志によってです(04/27)  
むにゅう!  さん
>ご提示いただいたお話の中では一つも対米開戦を望んでいなかったという根拠になるものが出てきておりません。それに、国家のブレーン達が一人も望まないでいて誰が日米開戦に踏み切ったというのでしょう?

それが日本の『空気』だったからです。
山本七平の空気の研究をお勧めします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167306034/250-4003440-5295468

>巻き込まれたのは中国をはじめとするアジア諸国であって日本は戦争に巻き込んだ当事者です。
中国が日本を戦争に巻き込むべく、侮日運動を繰り返し、通州事件をはじめとする虐殺を行っていたのが歴史の事実です。

(2005年04月28日 23時08分13秒)

興禅さんへ  
くだらんカキコが多く、ご苦労様です。

やはり、幼稚なのが多いのですね。
ネトウヨというのは。

一生懸命歴史を語っており、確かに内容も
正しい。
大日本帝国憲法では
天皇に「(道義的)責任があっても、罪はなし。」

でそれが何か???

現代社会で通用するのかね??
と思うよ。

でも日本では通用してきたかもね。
企業において社員(会社)の不祥事でも、
社長(幹部)が責任取らない風潮がまさしく
ここにあると言う事だよ。
まあ、原点だな。
日本の企業経営者は、天皇の戦後処理を
モデルにして不祥事を対応すると言われても
仕方ないよな。
中間管理職クラスを生贄にして責任を
かぶせちゃうんだな~。
とりわけ談合で捕まると、これが一般的な
スタイル。


まあ、最近は責任を取るトップが増えてきた
けどね。
それは「社会」で評価されているけどね。


歴史を語るのに一生懸命な事は良い事。

どう見るかという視点が今一歩だな~。

史学概論として1番良い本だな。

「歴史とは何か」 (岩波新書)

 こう言った問題(歴史的事実)を
 どう読み取るか?という答えが載ってるよ。






(2005年04月29日 01時15分53秒)

やれやれ。  
某S氏  さん
ピレネー山脈さん
>くだらんカキコが多く、ご苦労様です。

>やはり、幼稚なのが多いのですね。
>ネトウヨというのは。
-----
その下らん書き込みの最右翼が君だというのが理解できんのかね。

やはり、幼稚なのが多いのですね。
ブサヨというのは。


>一生懸命歴史を語っており、確かに内容も
>正しい。
>大日本帝国憲法では
>天皇に「(道義的)責任があっても、罪はなし。」

>でそれが何か???

>現代社会で通用するのかね??
>と思うよ。
-----
現代社会で通用すると誰が言ったのかね。

過去を現代の価値観で断罪する危険性を皆指摘しているんだ。
その程度の読解力もないのであれば口を出すな、邪魔なだけです。


>でも日本では通用してきたかもね。
>企業において社員(会社)の不祥事でも、
>社長(幹部)が責任取らない風潮がまさしく
>ここにあると言う事だよ。
>まあ、原点だな。
>日本の企業経営者は、天皇の戦後処理を
>モデルにして不祥事を対応すると言われても
>仕方ないよな。
>中間管理職クラスを生贄にして責任を
>かぶせちゃうんだな~。
>とりわけ談合で捕まると、これが一般的な
>スタイル。
-----
意味不明。

天皇の戦争責任については「立憲君主制」の意味でも百回読んでから出直してこい。


>歴史を語るのに一生懸命な事は良い事。
>どう見るかという視点が今一歩だな~。
>史学概論として1番良い本だな。
>「歴史とは何か」 (岩波新書)
> こう言った問題(歴史的事実)を
> どう読み取るか?という答えが載ってるよ。
-----
だから、当該部分を引用しろと何度も言っているだろう。
まぁ、その本を読まなくてもいちばん間違っていると分かるのは、書いた人間が歴史学者だからその中身も正しいと言い張る貴様だ。
(2005年04月29日 02時39分02秒)

Re:はじめまして、はづきといいます。(04/27)  
興禅  さん
香葉月さん
>興禅さんは、当時の日本はどのような行動をとれば良かったと思いますか??
>ぜひご教授ください。

 はじめまして。
 分不相応の帝国主義を捨て、侵略の結果略奪していたアジアに対する権益も捨てて、身軽になることだったと思います。
 国家総動員法であれだけの努力が日本人にできたのですから、平和を維持しつつ経済を破綻させないために国内で努力をすることができたはずです。
 国民のエネルギーを全て戦争に使った結果、国土が焼け野原になったのですから、あれは最低の選択だったと思います。 (2005年04月29日 03時23分55秒)

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