こうやの道楽日記

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2011年07月23日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 いよいよボランティア初日。
 一関を6時半に出発。気仙沼の本吉ボランティアセンターに8時前に到着しました。
 受付は、8時半からですが、センターの入り口は開いていて、トイレなども自由に使えます。壁には、いろいろな書き込みが貼ってありました。三重県からのものもありました。

022.JPG

 ロビーには作業で使う道具類がおいてあります。
 ただ、スコップにせよ、のこぎりにせよ、あまりいいものはおいてありませんし、数もたくさんはありません。道具を持参して正解でした。

023.JPG

 受付は予めボランティアの申し込み書をHPからダウンロードして持っていきましたし、ボランティア保険も地元の社会福祉協議会で加入していったので、すぐに終わりました。
 ただ、この日は、3連休の前日ということでボランティア参加者が少なく、ぜんぶでたったの12人でした。それも、年配の人が多いです。(自分もそうだけど・・・)
 9時になると、マッチングといって、当日要請のある作業ごとに参加の希望をとってグループを決めていきます。
 訳がわからないので、最後まで手を挙げずにいて、第3グループに入れてもらいました。

 本吉地区の海岸沿いの小高い丘の上にある民家の瓦礫処理をします。様子が分からないので、軽トラをおいて、リーダーの車に乗せていってもらいました。
 現場への途中、話をする中で、数週間滞在してボランティアをしているということなので、ついつい仕事はどうしているのかと聞いてしまいました。
 帰って来た答えは一言。「リストラされました。」
 余計なことを聞いてしまいました。
 この方は二日目終了後、南相馬に向かわれました。こんな献身的な人を目の当たりにすると、いったい政治はなにをやっているのかと、改めて憤りがわいてきます。

 施主のOさんとあわせても5人と、さみしい作業になりましたが、予想していたとおり、村の出合いよりも休憩が何度もある分楽で、慣れるという意味では良かったかもしれません。ただ、普通なら夏場きつい野良仕事をしない9時半から3時までの作業ということで、こまめで十分な給水が必要でした。
 1.2リットルの水筒にポカリを入れて持っていったのですが、まったく足りず、500CCの水を1本もらいました。

 4時には完全にフリーになるので、テントを設営。
 作業後、炎天下でまた一仕事ということで、これがけっこう疲れました。

031.JPG

 自衛隊のテントと隣あわせです。
 「やまねこの湯」という仮設風呂を自衛隊が運営していてくれて、女性隊員もてきぱきと働いています。男性と女性と時間帯で分けています。男性隊員だけでは都合が悪いですよね。

035.JPG


 お礼に、松阪牛せんべいと伊賀のかた焼きをおいてきました。

 風呂上がり、近くの寿司屋に夕食を食べにいきました。
 この店も姉妹店は、津波で流されたとのことです。
 カウンターで晩酌と食事をしたのですが、生ビールに続いて焼酎を注文するとき、関西アクセントに気づいた隣の客と、「どちらからですか?」という具合に会話が始まりました。
 三重から軽トラに一輪車とスコップを積んでやって来たと言うと、ずいぶん感謝されたのですが、話を聞く内に、言葉がだんだん出なくなり、ただ、うなずくしかできなくなりました。

 そういえば、作業をした家の隣の方も、高校生の娘さんが未だに行方不明ということで、瓦礫の中に咲いた一輪のひまわりを見て、ため息をついてみえました。
 こんな話が、東北の至る所に数え切れなくくらいあります。

 被災地から離れた我々に唯一できることは、「思いを寄せる」ことだと思います。
 そして、そのうえで、自分にできること、すべきことを考え、行動に移すことだと思います。


                         ・・・その3に続きます。       





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Last updated  2011年07月23日 21時18分11秒
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