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2007.12.04
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カテゴリ: 小説 Wonder Garden
第13話 中間テスト後編

翌日、2日目のテストが開始された。今日のテストは、理科総合Aと数学Iだ。
もともと理数系が得意な聡美は、余裕の表情だ。昨日の後悔をしないように、夜、母からもらった勉強道具で猛勉強した。

「今度こそ大丈夫!」
そう意気込むと誰よりも早く席に着き、テストが配られるのを待った。
そしてテストの時間。聡美は余裕の笑みを浮かべた。シャーペンがすばやく動く。
しかし、勉強のし過ぎだろうか、頭の中から解答がなかなか出てこない。聡美は必死だ。

“えっ、何で思い出せないの!?”心の中で聡美は叫んだ。自分では気づかないがとても緊張しているようだ。

“やだっ!もう赤点にはなりたくないのに!!”


1時間目のテストが終わる直前、聡美は頭の中から出てこなかった解答が一気にあふれ出した。

“あぁ、やっと思い出した!よぉし!これで赤点逃れられる!”そして聡美はロボットがスムーズに動き出したかのようにシャーペンを動かした。
そして最初のテストの終了チャイムが鳴り響いた。聡美は小さくガッツポーズをしている。すると友達の可奈子が近づいてきた。

「聡美ちゃん、理科のテストどおだった?」
「たぶん赤点は取らないと思う。」
そう聡美は元気に言葉をはいた。可奈子はうれしそうに笑みをこぼした。とその時、男子が声をかけてきた。

「聡美、結構最初戸惑ってたみたいだけど大丈夫か?」
聡美は自分が呼び捨てされたことに不満を持ったが、男子に声をかけられたのはびっくりした。

「えっ!?大丈夫ですよ。」
聡美は微笑んだ。その男子は名前は覚えていなかった。しかしその男子に声をかけられたことが聡美の運命を変えることとなる。

2時間目は聡美の一番得意分野、数学だ。聡美は自信満々。テストが渡され、聡美の頭の中の計算式が動き出す。


さすが計算だけは速い。テスト開始から30分で全て書き終えた。聡美はさっき声をかけられた男子のほうをチラ見してみた。
そしたら、その男子と目が合ってしまい、びっくりした聡美は目をそらした。

“なんで見てるの~!?そんなに見ないで!”聡美は顔を真っ赤にした。再度男子を見ると微笑んでいる。
視線を落とし、じっと下を見ていた。聡美は何かを感じ始めていた。

無事、数学も終わり、帰り支度を整えていた。今日は部活はないのですぐに帰れる。


(第14話へ続く)





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最終更新日  2007.12.04 15:42:50
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