タッパーウエアーの仕事のきっかけ


歴史・・・今年で40周年を迎えました。
アメリカからを本社とし世界100ヵ国で販売されています。

密封力・・・乾物が湿気らない。
      丸型容器に入れた水はもれない保証。
      野菜などのみずみずしさを保つ。

 私の経験を記してありますのでご覧ください。

 今思い返せばそれが私の仕事の始まりでした。仕事としてスタートしたわけでもなく
姉から「これ使ってごらん!」と頂いた物がレタスを入れる容器でした。
何?このボール普通のボールじゃない!と思いつつ言われたとおりレタスを買って入れてみた。1日、2日、3日、4日、・・・・何日か過ぎて行くうち普通だったら周りがしなびてきて1枚はがし・・2枚はがし・・・のところなのになぜ?と思うほどパリパリ
不思議だった。

次に叉姉が「これも良いよ!」と差し出したのが丸い容器でした。
何?次から次に押し付けて!と思ったことは確かです。あとで考えると自分で良いと思ったから言いたかったわけとわかりました。

その頃焼き海苔は缶に入れていました。でも長く置くと少し紫色に変わって風味もなくなり結局捨てることが多かったのです。
言われるままに今度は海苔を入れた。それも乾燥剤をとってしまって入れる。
うそ!と思うほど叉もパリパリの保存が出来ている。
野菜もパリパリ・・・海苔もパリパリ・・この容器は何だろう?
叉も不思議がプラスされた。

そんなある日
友達から「うちに来て!ほしい人がいるから・・・」といわれ何の知識もなくただ野菜がパリパリ・・・海苔もパリパリ・・・その言葉だけが自信を持って言える言葉でした。

ところが来た人たちは私よりももっと知識のある人ばかりでした。すでに使っている人たちでした。
それぞれによさを話している・・・聞き耳を立てるのは私のほうでした。

「少し期間を置いて叉来てほしい」そんな嬉しい要望も頂きこのときが始めての売り上げでした。それからが枝状に広がった事を初めとして・・今に至っている。

始めた頃の主人の言葉は今でも昨日のことのように覚えています。
「仕事をしてくれとは言っていない。子育てはしっかりしろ!それが出来るなら反対はしない」ちょっと心に残る言葉でした。
それが子供にプラスになる行動のきっかけでもありました。

子供に淋しい思いはさせてはいけない。幼稚園、学校の行事は欠かさずに行く。
家の事はしっかりとするそれを守ろう!と心に決めました。

「今頃この仕事始めたのじゃ遅いわよ」と言う人もいた。
もうほとんどいきわたっているのかなとも思った。

そうそう売れる物ではない!
実感したのはすぐだった。
でも姉がこう言った。「注文なんてなくても良いから1年間はお料理を覚えるつもりで来たら?講習は無料なのだから・・・・。」そういわれ毎週1回その日は必ず出席したのが
料理を覚える初めのきっかけでした。
子育て・・幼稚園に入った子供のために出来る事・・・もう上の子供が1年生
下の子供のために役員を引き受けた。
自分の都合に合わせられる仕事はそうはないと思う。
幼稚園、学校、の行事のある日は自分の予定をいれない。これで子供の事はおろそかに
していない証拠・・と自分で納得していた。

進級、進学するたびに役員はほとんど・・・ついに小学校、中学、高校まで毎年役員を受け中学では本部まで受けもち学校に関しての子育ては合格。

料理についても教わった物は必ず作る・・・これが食事に関しての合格にもつながった。
手作り心のこもった、食事、お弁当、おやつ、これに勝るものはないと思う。

仕事に使う料理はまず試作しなくては自身が持てない為に作るわけだが・・たまには美味しくないときもある。家族の顔を見ると美味しいか、まずいかもわかるので
家族が被害を受けるときもあったと思う。

子供が幼稚園のとき、「お母さん今日お楽しみ会があるのでねじりパン50個作って持ってきて!」と息子の要望。「わかった!もって行くね」と快く引き受け土曜日の午後に届けた。あのときの息子の顔は嬉しそうだったなー・・・。

ニコニコしていた。

うちのお母さんが作ったパン!といかにも自慢したげだったのを思い出す。

子は親を見て育つと言われる。
ある日小学性になった子供にこんな質問をした。
「お母さん仕事やめて家に居るようにしようか?」
子供の答えはびっくりする物があった。
「お菓子食べながらテレビを見ている、よその伯母さんみたいになったらいやだ」
こんな答えが返ってくるとは思ってもいなかった。
友達の家に行って遊ばせてもらった事もあることは知っていた。
家にお母さんが居る事がうらやましいのではないかなと思っていた私には子供の心って
以外だった。
一生懸命働く母の姿がもしかして自慢だったのかなーと感じました。

結婚してから毎日欠かさずに作っているお弁当。
もちろん今も続いている。
それも子は親を見て育っていると思うひとつ。
今では2児の母になっている娘は同じようにご主人のお弁当を作っている・。
娘が嫁ぐ時ひとつのレシピのノートをプレゼントした。
仕事をしたことで覚えた簡単で美味しいしかも栄養のバランスもOK
嫁ぎ先の母、祖母に手料理をご馳走したよ!と・・
喜ぶ二人の顔が嬉しいという。

まだまだ書くことはたくさんありますが・・・タッパーウエアーの魅力に惚れて今に至っています。



© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: