再出発日記

フリーページ

カテゴリ

社会時評

(232)

お気に入りブログ

『たちどまって考え… New! Mドングリさん

源氏物語〔12帖須磨…

New! USM1さん

ポピュリズム？？

New! 七詩さん

モダン・トーキング

New! はんらさん

イ・ウォンテ「対外… New! シマクマ君さん

カレンダー

< 新しい記事

新着記事一覧(全4972件)

過去の記事 >

2006年03月07日

教育基本法改悪の動きが急ピッチになってきた。

以下は３／７の朝日新聞。
教育基本法改正案の提出、安倍官房長官が意欲
　安倍官房長官は６日午前の記者会見で、自民、公明両党間で調整している教育基本法改正案の今国会提出について「与党の協議が整えば、ぜひ提出をしたい。極めて重要な法案だ」と述べ、前向きな姿勢を示した。
　与党内では「国を愛する心」を盛り込むよう主張する自民党に対し、公明党は「国を大切にする心」を主張している。現在の調整状況について、安倍長官は「かなり自民党と公明党との間で調整が進んでいると聞いている」と語った。（以上コピー終わり）

公明党は今まで慎重な態度をかなぐり捨て、非常に積極的だ。２月２６日（日）、山形市内で開催された党山形県本部の「政経セミナー」で神崎武法代表は、通常国会における法案審議について、「２００６年度予算案が年度内に成立する見通しは確実になっている」との認識を示した上で、予算成立後に取り組む課題として、医療制度改革法案、行政改革推進法案の成立に全力を挙げる考えを示すとともに、「教育基本法改正案、国民投票法案の（与党間、与党と民主党間の）合意ができれば、今国会に提出したいと考えている」と述べたそうである。（公明党ＨＰより）

渡辺治は自民大勝利の影で、公明党の比重が低下したことで、自民に擦り寄るか、それとも独自性を出すか、世論次第だといっていたが、どうも悪いほうに駒は振れたみたいである。

「国を愛する心」でも「国を大切にする心」でも、私には同じに見える。そういう「心」は子供に強制するべきではないだろう。
もし子供から「国を大切に思う心から人を殺すようなことになったら、どうすればいいのだろう」と聞かれて、きちんと答えることが出来る大人は果たしているのだろうか。宗教の専門家が多い公明党は、どうやら答えることが出来るらしい。