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2018年11月30日
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テーマ: 韓国!(17305)
カテゴリ: 韓国旅行2012

25日から29日まで、ソウルと光州を旅してきました。また、長い長いレポートを(おそらく不定期に)連載しますが、第一回だけは一日分を一回でまとめて載せます。少し重いかもしれませんが、この旅の性格をこれで判断してください。 11月25日(日)晴れ 第1日目

6年ぶりの韓国への旅を始める。約10年ぶりぐらいに、岡山空港からソウルに飛ぶ。前回は大雪の中にソウルに降りた。今回は11月の比較的いい気候の時に行くことができる。

今回は韓国古代遺跡を巡らない。たった4日の間に、最近の韓国の現代史を巡ろうと思っている。どうなることやら。

搭乗までの短い時間に、小銭の527円をなくそうと思い、免税店でビールとツマミを買う。知らなかったが、不足分の数円をカードで賄えるそうだ。51円のカード使いを初めてやった(これが1円でもOKだったらしい)。

大韓航空機

この航空機では、サッチー本人が緊急時のパフォーマンスをしていた。

低い雲と成層圏近くに、砂塵のような雲が薄く張っている。あれ、中国の砂塵じゃないよね。

ずっと格安航空会社だったので、簡単な朝食が出てやはり嬉しい。コーヒーも飲めた。

中国山地は雲の合間によく見えたが、昔見た見事な伯耆大山は見えなかった。しばらくすると朝鮮半島の東海岸上を通過。山は大丈夫だけど、平野は雪をかぶっている。また、雪に悩まされるのかと不安になる(結局旅の間、雪は大丈夫だったし、ずっと晴れだった)。



写真では上手く写っていないが、まるで墓標のように韓国人はアパートを建てている。70ー90年代は、アパート住まいがステータスになっていたと聞いたが、それによって全国的に伝統的コミュニティは崩壊しなかったのだろうか?




空港でかなり迷う。「観光案内はあっち」と教えられて行くと無い。どうやら電光掲示板のことだったらしい。空港に観光案内所はないのか!諦めて、地下鉄でソウル駅に向かう。昼は食べれないと思ったので、残しておいた機内食を食べる。



今回のレート。

地下鉄で妊婦用の椅子を初めて見る。お年寄り用のは、今迄さんざん見て来たけど、こんな色使いと赤ちゃんをあやすためなのか、こんな人形はなかなかと思う。1車両に2席ある。



ソウル駅でさらに迷って、観光案内所を探す。幸いにも若干日本語が出来た。そこで、「28日の宿は飛行機が早いために雲西に泊まりたいのだけど、泊まれるかどうか確かめて欲しい」と頼むと、「ここは、火災があってインターネットが使えない(後でニュースを見ると、ケーブルが謎の発火を起こしていたらしい)」と断られた。困っていると、自分のスマホで探してくれたが、ホテル名前と電話番号をメモしてくれただけだった。突っ込めなかった。



行くつもりだった朴鐘哲記念館は、日曜日休みというのを着いてから気がついたので、急遽変えて以前「行って見たら」と聞いていた白凡(ペッポン)記念館へタクシーで行く。此処だ、と降ろされたので、公園の中に入るとどうも違う。人に尋ねてもわからない。



少し迷って、辿り着いたが、とても立派な建物だった。





どうやら独立運動の先生だったようだ。立派な冊子を無料で配っていた。子供たちが何十人と学習している。金の出処は何処なのか?よくわからない。貴族出身で、それなりの運動はしていたようだが、戦中戦後を通じて貧乏した跡が無い(はっきり言ってオススメしない)。


バスで地下鉄駅まで行って、青丘駅で乗り換え鐘路3街駅に向かう。韓国には、事故や戦災の時に使えるように、全ての駅にガスマスクが常備されている。少しバリエーションが多くなった?

鐘路3街で降りて、仁寺洞観光案内所で28日のホテルの空き状況を聞いた。日本語が出来なくて苦労したけど、どうやらたくさんホテルはあるので、空きが無いということにはならないようだ。もうそれで腹をくくるしかない。これは懐かしいタブコル公園の外。時間になって追い出されたはずなんだけど、みんなまだ外でたむろしている。

鐘路から安国方面に行く途中にビルの地下を遺跡展示館として開館しているところがあった。大きな看板を掲げているのに知らなかったので、最近出来たはずだ。ざんねんながら、開館時間を少しだけオーバーして中に入れなかった。せめて、どの時代の遺物が出土したのか、知りたかった。万が一青銅器・鉄器時代ならば、なんとしてでももう一度行きたい。



ホントは、この近くでモーテルを探すべきなのだけど、時間の関係でほかの日にはもう行けないだろうから行っておきたいところがある。日本大使館前の従軍慰安婦像(正式名称 平和の少女像)である。30分ほど歩いて、なんとか見つけた。安国駅を出て景福駅方面に歩いて近く。​ 前来た時は、大雨の中の光復節(8.15)の水曜日集会 ​で、一切像は見ることでなくて、心残りだったのだ。


近くまで来ると、迷うことはなかった。像だけではなくて、布製アピールとテントまであった。


机の上には、署名用紙とカンパ箱もある。

ちょうど日本人のグループがやって来て、いろいろ話し出した。どうやら大学の歴史を学ぶ学生グループのようで、アメリカ人の先生は若干日本語韓国語が出来、それと1人女性が通訳をやっていた。

男の子は「専従の給与を続けなくてはならないから、引くに引けない部分もあるらしいよ」とか、「歴史の決着なんて絶対つかない」と斜に構えて(韓国人には言葉はわからないだろうと平然と)感想を述べていた。


女の子は、真面目に知ろうとしたようだ。テントの中の2人に説明をお願いすると、若い女性と先輩風の男が説明をしだした。像のひとつひとつの意味を丁寧に話していたようだけど、あまり興味はないので省略。ともかくたくさんの象徴的な意味があるらしい

像の後ろに影があって、少女の影はおばあさんになっていて、胸のところには従軍慰安婦像の象徴であるチョウがとまっている。これは初めて知った。


アメリカ人の先生は、先輩男性とお話していて、テントの2人は、学生で一ヶ月30人で回しているらしい。ということは、月に2回ボランティア当番がやって来るということだ。もう十数年毎日続けているわけだから、ものすごいエネルギーである。私は、知らないままで、斜に構えたことを言う人、特に男が嫌いだ。


鐘路に戻りアベニュー162モーテルに入った。現金だと35000wだった。

部屋はとっても綺麗だ。当たりだ。


夕食を食べに行く。いろんな人が名店と認められる店は、日曜日夜にも関わらず、人でいっぱいだった。ここは、갈매기살전문 。残念だ。日曜日なのだ。名店の多くは閉めていた。

結局、1人食事が出来そうなこの「スンデ専門店(큰맘할매순대국)」に入る。



思った以上に美味しかった。マッコリは普通のチンスマッコリ。パンチャンも普通の白菜キムチとカクテギともうひとつ、酒もキムチも凄いことはない。でも、やっとソウルに来た!本場の味だった。

そして、スンデ(頼んだのはチャンポンスンデ汁)。何がチャンポンなのかと思いきや、スンデと牡蠣と、シメジと、ラーメンと、キュウリ?だ。このスンデが、実はまるきり臭くないどころか、今迄食べてきたスンデの最高級だった。流石だ。流石、ソウルだ。私はソウルに来たのだ。ものすごく辛い。マッコリを頼んでよかった。この甘い酸味がとっても助かる。

そして、ご飯にのせて食べるのが、最も理にかななった食べ方だと理解する。少しラーメンと汁を残すかもしれないけど、飲み干せないかもしれないと思っていたマッコリとご飯飲み食べ切れたのは、凄いと思ってください。

ユジン食堂は開いていたけど、入ったら「アジョシ!もう閉店です」と言われてしまった。結局鐘路の名店は一軒も行けなかった。リベンジしたい。

本のカバーを売っていた。買えばよかった。

街の至る所に、何処からか光がおりて動く幻影を作っている。

宿で、もう少し店て買ったビールとツマミで日記を書く。

今日の費用 ツマミとビール580円 カードチャージ10000w(以降全てw)タクシー3000宿35000 夕食10000 ツマミ4000

歩数 20550歩






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最終更新日  2018年11月30日 13時15分07秒
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