くんちゃんの・・・

くんちゃんの・・・

手術 

手術(’96年10月4日)


 術前処置をそつなくこなし(!?)、最後の記念に両方揃ったオッパイを内緒で夫にだけそっと見て貰って、op室へGo!一応夫と両親には感謝の言葉をメモして残しておいた。一応ね!前処置の注射をされるとコテッっと眠りに落ちたらしい(夫談)が私は既に夢の中~zzz~で全く憶えていない。おぼろげにop室に入る自動ドアのところで夫に「頑張れよ!」と励まされたことだけ憶えている…。

 何はともあれ、予定を軽く1時間半あまりオーバーしてopは無事終了した。リカバリールームで主治医の私を呼ぶ声に目を覚ました。目の前には手術帽・マスクの隙間から見える優しい目「終わったよ!」でやっと事態が飲み込めた、…が…く・苦しい。私の喉にはまだ人工呼吸器が!声が出ない!めちゃめちゃ苦しい!意識があって人工呼吸器を装着されていることがこんなに苦痛だとは(…恥ずかしながらナースであるはずの私も)身をもって初めて知った貴重な経験だった。
 呼吸器も無事はずされ(これまたキツかった!けど)、個室に帰ると待ち疲れたような夫と両親達。見慣れた顔を見るとやっと「あ~、終わったんだ~!!」という実感が湧いてきた。


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