自分らしく生きる

2016.12.17
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1 なぜ、強く主張できない?

 気が弱くて損をしている人は意外に多い
ものである。日ごろ言いたいことも言えず
「誤解され」悔しい思いをしたり、希望を
聞いてもらえなかったり、いつも気の強い人
の言うなりに成ったり…もっとひどい場合は
理由もないのに「いじめ」の対象になること
もあるだろう。「強くなりたい」と思うのだが
生まれつきの性分で強くなれない。

しかし考えてみると「気が優しすぎる」
というのは生まれつきなのだろうか。まえがき
でも述べたように、
人間、体の丈夫な人もいれば、
生まれつき弱い人もいる。

「心」にも生まれつき“強い”人と“弱い人”
があるのだろうか。

 そうだとすれば、この競争社会に生き残る
ことは困難だ。不公平だ、と思う。がそう、
思ってもどうしようもない。

 結論的に言うと、生まれつきもあり、育った
環境の影響もあり「何が原因で心の弱い
人間になったか」は、一言で決めつける
わけにはいかない。

 が、さらに開き直って考えてみよう。
かりに原因がはっきりわかったとしても、
気が弱いのは、それだけでは治らない、
それよりも大切なことは

・どうしたら、「強くなれるか」を知ることだ。

 それさえわかれば、過去がどうであれ、
生まれつきがどうであれ、問題ではない。
「強くなればよい」だけの話だからである。
ここまでかなりしつこく話をしてきたのは、
わけがある。

 人間の性格は「遺伝」か「環境」か
心理学の長い間の論争のテーマであり、
偉い学者の間でも、未だに明快な結論は
出ていない。

 そんなことを論じるのは学者に任せて
おけばよいことで、ここで大切なことは、
現に生きている人間が悩んでいる問題を
解決できるかできないか、が我々には大
切なことである。

 今「弱い性格」で損をしている人が
どうしたらよいか、という問題を解決
するには、少なくとも「原因」を究明しても
解決できない、ことだけは確かである。
そういう遺伝子を親
や先祖から受け継いだにせよ、環境が
悪いせいで弱くなったにせよ、「過去」
を知っても「現在」の問題は解決しない、
これは、明らかなのである。ではどうするか。
そこで、この話を一時お預けにして話を先に
進めよう。」






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最終更新日  2016.12.17 09:39:43
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