黒猫の福家の出来事

我が家の猫史(歴代の猫) 1




飼い主も忘れがちな、誕生日メモを兼ねています。


今の家で、猫を飼うきっかけを作ったのは、

アメリカンショートヘア模様の、人見知りしない猫が、

1996年2月(?)ころ、

時々、子猫2匹を連れて我が家のまわりを通っており、

猫好きな私が、その子猫を「チョロ」「トロ」と密かに名付けて

手懐けようとしていました。

(子猫の1匹(トロ)もアメショウ模様だった)

周りは猫嫌いだったので、家猫の許可は下りなかったのですが、

3匹とも、可愛らしかったので、通いネコとしては認めてもらえ、

いつのまにか、チョロだけが我が家の車庫に居つくようになりました。



トロは、全く姿を見なくなっていましたが、

アメショーにしか見えず、とても可愛かったので、

おそらく近所のお宅で飼ってもらえたのではないかと思います。



チョロ2

名前を呼ぶと、走って来たよ!






母猫は来たり、来なかったりでしたが、

次に産んだ子猫4匹(1996年8月生まれ)を、

挨拶に連れて来た中に、キジ猫が1匹。

あとは茶トラ2匹、黒1匹。

キジ猫だけが、ちょっとヨタヨタした歩き方で、印象的でした。



その後、母猫は、子猫を連れてくるわけでも無かったのですが、

チョロが、1997年5月に、ある日突然亡くなって、

チョロの母猫の姿も同時に、ぷっつりと見なくなり、

猫の気配が消え失せて、

寂しくて落ち込んでおりましたら、

1週間後くらいに、ひょっこり姿を見せたのが、あのキジ猫でした。





朝、晩と通ってくるので、「美呂」と名付け、

「もし、子猫が生まれたら、1匹は面倒をみるからね☆」と

言っておりましたら、

そのうちに、だんだんとお腹が大きくなり、

前日の夜、遊びに来た時は、まだ大きいお腹でしたが、

1997年7月2日夜8時ころ、

ドブネズミのようなものを咥えた美呂がやってきました。

よくよく見ると、生まれたばかりの子猫で、大騒ぎとなり、

否応なく、美呂共々大急ぎで家に入れたのでした。



「1匹だけなの?」と聞きましたら、

翌日になって、もう1匹、アメショウ模様を連れてきました。



残念ながら、このアメショウ模様の子は亡くなりましたが、

残った黒猫は、猫嫌いの入院中だった婆様からも

「黒猫は大事にしないと!!」と許可がおり、

「福」と名付けられました。




福初写真


ミロ親子




突然、家で猫を飼うことになるとは、

それまで思ってもいませんでした。




2000年夏

裏の山で、見慣れない白い子猫が、白茶の猫に虐められておりました。

その後、白茶猫に耳や頭を噛まれているのを見かけるので、

見かねて、白茶猫を追い払い、崖の上にえさを置いてみました。

ガツガツ食べて、その後は、逃げるように山の中へ・・・



えさを食べている間、見張っていること1週間くらい。

ちょっとだけ触らせてくれるようになりました。

そのうちブラシも掛けさせてくれるようになり、

「うちの子になりたい?

なりたいなら、下(我が家の玄関あたり)へ降りてこないとダメよ」

と、話しかけておりましたら、

ある晩、家に帰ると、玄関そばで待っていました。


「うちの子になりたいのね?」と聞いて、

そのまま捕まえて、家の中へポ~ンと放り込み、

(今、考えると無謀?)

福&美呂に、「仲よくしてね!」とお願いして家猫になりましたよ。


もしかすると、とんでもない所へ来たと思ったかもしれませんね。




いつの間にかソファーの内貼りを破って隠れていました。




9月に一度脱走し、その夜は捕まえられず諦めましたが、

翌日の夜、お腹を空かせて現れたところを捕まえ、

大暴れして、手を噛みつかれながらも、無事に家に入れました。



それからは、脱走には、とても注意しています。



病院では、推定生後半年と言われたので、

2000年3月生まれのミレニアムベビーとしています。


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