仙燐眼

仙燐眼

そして・・・洗脳は消え去った


以前と同じ気分をもう一度味わっていた。

喫煙すると一番イヤなのはにおいである。

部屋全体がヤニ臭くなり髪も洋服も・・
そして口臭も、である。

特に寝起きが一番感じた。
口の中いっぱいに灰皿のにおいがするのだ。
そして声はガラガラ・・蛙のよう。

毎日は煙草を吸わなかった。

今日こそ完全に止めよう、
いや、明日からに・・

そんな思いが毎日だったので
一日の半分は全く吸わない状態。
丸一日吸わないことも。
でも、翌日はやはり午後だけはプカプカしている・・

大体2日~3日で一箱ペースが2週間ほど続き

________


私は明らかに心が囚われてしまっている、ことに気がついた。

自分には煙草がなくては、自信持って生きていけないのだ
と信じ込んでるふしがあるのだ。

どこかで煙草に逃げているのだ。

でも、真実は逆だ。

煙草を吸えば
頭がぼーーっとして余計に集中力がそがれる
おまけに喫煙すれば落ち着くだろう、なんて、とんでもない!
吸えば落ち着くどころか、また吸いたくなる
人の話を聞くよりも、煙草に火をつけることばかりに焦ってる。

それなのに、煙草を吸わずにいられない。
次の瞬間に、また煙草を吸うことを考えてる

煙草がすえない環境だと
早くそこから脱出して煙草を吸える場所に行くことばかり頭にちらつく

こんなことが分かってるのに
なぜに吸い続ける・・?


これはやはり単なる依存だ。


自分の気持ちだけなのだ。


ならば、体がニコチンに犯されてるのではない。
頭をリセットすればいいだけなのだ。

代用品なんて要らない。
ニコチネルにより始めようとしたのが間違っていた。

ニコチネルを貼ってる間はいいが
風呂を出てはがしたら
また禁断症状が始まる

それに体は代用品でごまかせても
心はそううまくいかない。

心さえ統制とれれば、これは簡単に決別が出来るはずだ。


______

洗脳の完全に消える瞬間がやってきた。

普通禁煙し始めて3週間ほど経つと
まるで最後の糸がぷちんと切れるような思い
「もう私は二度と煙草を吸わないで済む」と確信できる瞬間があるそうだ。

私は
この瞬間が再び禁煙をしようと思った瞬間に来た

「多分私は今度はもう戻らないだろう。
今まで煙草を見るたびに怯えた気持ちはもう絶対に無いだろう、
煙草を吸う人ともお酒を交わしながら
迷いなく、喫煙せずにつきあっていけるはずだ。
自分がこれから二度と煙草を吸わずに楽しく生きていけるはずだ」

本当に晴れやかな気持ちでそう思えた

そして
それからまだ一週間だが、全く一本も吸ってない。
気持ちは爽やかであるーーー♪


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