小学校2年生の算数で、「とけい」の問題が出てきます。
ある先生から、相談を受けました。
普段は入っていない特別支援学級の授業に入ることになったそうです。
「とけい」の問題プリントをさせておいて、と言われたので、
とけいの模型を使って、問題と同じ時間だけ針を動かして、
答えを書いて終わったそうです。
「2時間たったら、何時何分になりますか」という問題だったら、2時間分、針をぐるぐる回した、ということですね。
その先生の相談は、
「とけいの針を見て答えを書くだけでは、学力がつかないと思う。 自分で考えて答えられる力をつけるには、どうしたらいいのか」
というものでした。
それに対しての、僕の提案。
「プリントの問題をさせた後、ノートでも白紙のプリントでもいいので使って、 『先生問題』を出してみたら」
「『こんどは、時計の針を動かさずに、答えが出せるかな』と子どもにきいて、 チャレンジさせてみよう」
「先生問題」って、学力の定着を図るには、大事なテクニックかな、と思います。
教科書の問題とか、プリントの問題とかを、ヒントをもらいながらやったという場合。
今度はヒントなしでチャレンジさせたいけど、もう問題がないなーということ、ありますよね。
そういうときは、数字だけ変えるとか、
問題文に子どもの名前を登場させるとか、
「先生問題」をその場で作って、チャレンジさせてみるといいのです。
そういう、「予定してなかったけどやってみよう!」的な問題は、けっこう挑戦意欲をくすぐられます。
ゲームでいうと、裏面とか、隠れボスのようなものです。(たとえが古いなあ)
家庭でも使えますね。
「お父さん問題」
「お母さん問題」
問題を出す側のセンスも、問われます。(^^)
僕の経験上、中学校とかだと、先生の自作テストがけっこう多くて、一風変わった問題が出て、面白かった覚えがあります。
「先生問題」を出そう。(^0^)
ちなみに、先生が「先生問題」を楽しんで出していると、「自分も、問題を作って出したい!」という子が出てきます。
「〇〇ちゃん問題」
先生よりお友達の問題のほうが、ずっと燃えます。
そしてクラスでは問題の出し合いっこが、はやったりして。
こういうのが、とても楽しいです。
実は、問題は、答えるよりも、作る方が楽しいのです。(^^)
では、ここで僕からの「先生問題」。
次の〇に入る文字を答えよう。
「アルミカンの上にある〇カン」
違う答えを、3通り書いてね。
いま思いついたテキトーな問題です。(笑)答えは、コメント欄に、どうぞ。(^0^)
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