オーロラの瞳

オーロラの瞳

四字熟語/表現

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    悪口雑言(あっこうぞうげん)
     └口にまかせて、いろいろと悪く言うこと。また、そのわるくち。
      仏教語の十悪の一つは、「悪口」。


    一言一句(いちごんいっく)
     └長い文章や話の一つ一つの語句。ひとことちとこと。


    一言半句(いちごんはんく)
     └ほんの少しのことば。わずかのことば。


    一字千金(いちじせんきん)
     └一字の値が千金にも当たるほど、文字または文章の価値が高くす
       ぐれていること。


    一分一厘(いちぶいちりん)
     └「一分」は一寸の十分の一で約三ミリメートル。「一厘」は一分の十
      分の一。ごくわずかなこと。


    一部始終(いちぶしじゅう)
     └ひとまとまりの物事の始めから終わりまで。物事のこまごまとし
      たことまで全部。


    一別以来(いちべついらい)
     └ひとたび別れてから今日まで。別れてこのかた。「一別来」ともい
      う。


    一目瞭然(いちもくりょうぜん)
     └ちらっと一目見ただけで、はっきりとわかるさま。「瞭」は「明瞭」
      などと用いる「あきらかなさま」の意。


    一利一害(いちりいちがい)
     └利益もあるかわりに、また損害もあること。利益と損害とが同じ
      くらいあること。


    一切合切(いっさいがっさい)
     └残らずすべて。何もかも。「一切」も「合切」も「すべて」の意
      で、同類の語を重ねて強調したもの。


    一唱三嘆(いっしょうさんたん)
     └一人がうたい、三人がこれに和し唱するということから、一たび
      唱えて三たび嘆賞すること。詩文をほめていう。


    一知半解(いっちはんかい)
     └なまかじりで、十分に理解していないこと。半可通。


    意味深長(いみしんちょう)
     └人の言動や文章などの裏に、奥深い意味を含んでいること。言外
      に意味があること。


    有象無象(うぞうむぞう)
     └世の中にたくさんあるくだらないものや、つまらない人間。もと
      は仏教語で、形があるもの、形がないもののすべて。


    雨天順延(うてんじゅんえん)
     └予定の日が雨ならその翌日に、その日がまた雨ならその次の日に
      というように、雨があがるまで一日ずつ順に延ばすこと。


    開口一番(かいこういちばん)
     └口を開いて、ものを言いはじめたとたん、言いはじめての最初。
      「一番」は「一番鶏。一番乗り。一番槍。」などと用いる「順番
      の第一。最初」の意


    街談巷説(がいだんこうせつ)
     └世間のつまらないうわさ。世評。風説。


    呵呵大笑(かかたいしょう)
     └大声をあげて、からからと笑うこと。豪傑笑い。


    蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)
     └かたつむりの角の上。きわめて小さい世界のたとえ。きわめて小
      さなつまらない争いの意の「蝸牛角上の争い」または「蝸角の争
      い」の形で用いる。かたつむりの左の角に蝕氏、右の角に蛮氏、
      この二国が争ったという。


    家常茶飯(かじょうさはん)
     └家庭でとるいつもの食事。転じて、ごくあたりまえのこと。家常
      茶飯事。


    旱天慈雨(かんてんじう)
     └日照り続きに恵みの雨が降ること。たいへん困っているときに、
      救いに恵まれることのたとえ。「旱天の慈雨」とも。


    閑話休題(かんわきゅうだい)
     └むだばなし、余談を打ち切って、話の内容を本筋にもどすときに
      用いる語。どれはさておき。さて。


    危急存亡(ききゅうそんぼう)
     └危険な事態が目前に迫って、現在のまま生き残れるか滅びるかの、
      せとぎわ。


    起承転結(きしょうてんけつ)
     └漢詩の絶句を組み立てる型。第一句で言い起こし第二句でそれを
      受け第三句で転じて第四句で結ぶ。転じて、物事の順序・作法。


    奇想天外(きそうてんがい)
     └天のそとから落ちてきたかのような、全く思いもよらない奇抜な
      考え。また、その考えの奇抜なさま。


    亀毛兎角(きもうとかく)
     └亀の甲羅に毛が生えたり、兎の頭に角が生えたりすることがない
      ように、この世にあるはずもないことのたとえ。


    九牛一毛(きゅうぎゅういちもう)
     └九頭の牛の毛の全体の中の一本の毛。きわめてわずかで、ものの
      数ではないたとえ。「九牛の一毛」ともいう。滄海の一粟。


    九天九地(きゅうてんきゅうち)
     └天の最も高い所から地の底までの間のこと。全宇宙。


    恐惶謹言(きょうこうきんげん)
     └おそれ入って、つつしんで申しあげるの意。丁重な手紙の結びに
      用いるあいさつのことば。


    行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
     └行くこと、止まること、すわること、臥すこと。日常の振る舞い。
      また、日常の生活。平生。


    曲筆舞文(きょくひつぶぶん)
     └ことばを巧みにあやつり飾って、事実を曲げたり、事実でないこ
      とを書いたりすること。


    空前絶後(くうぜんぜつご)
     └今までに一度もなく、今後も絶えてないだろうと思われる、ごく
      まれなできごと。


    九分九厘(くぶくりん)
     └百のうち九十九。また、その割合であるさま。九十九パーセン
      ト。ほとんど。


    鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
     └鶏の鳴きまねして人をだましたり、犬のまねをして物を盗んだ
      りするような、卑しい者のたとえ。


    牽強付会(けんきょうふかい)
     └道理に合わないことを、自分に都合のよいような理屈で無理にね
      じまげて、合わせること。強引なこじつけ。「牽」は「牽引・牽
      牛」などと用いる「ひく」の意。


    堅白同異(けんぱくどうい)
     └堅く白い石は二つのものであって一つのものでないということ。
      こじつけの論法をもてあそぶ議論。


    荒唐無稽(こうとうむけい)
     └言うことにとりとめがなく、考えによりどころのないさま。でた
      らめなこと。「稽」は「稽古」などと用いる。「考える」の意。


    紅灯緑酒(こうとうりょくしゅ)
     └繁華街のはなやかなともしびと澄んだ緑色に見える酒。「紅灯の巷」
      花柳街をいう。


    紅毛碧眼(こうもうへきがん)
     └赤い髪の毛と青い目の意から、西洋人のこと。江戸時代に特にオ
      ランダ人をさしていった。


    高論卓説(こうろんたくせつ)
     └すぐれた論、抜きんでてすぐれた意見や学説。「卓」は「卓越・卓
      見・卓出・卓抜」などと用いる「抜きんでる。すぐれる」の意。


    古今東西(ここんとうざい)
     └昔と今、東と西。昔から今まで、東西のあらゆる場所。時と所を
      問わず、いつでも、どこでも。


    故事来歴(こじらいれき)
     └古くから伝わっている物事の起源、経てきた次第などの話、いわ
      れ。由来。由緒。因縁。


    言語道断(ごんごどうだん)
     └論外であること。とんでもないこと。もってのほか。本来は仏教
      語で、究極の真理はことばでは言い表せないということ。


    懇切丁寧(こんせつていねい)
     └細かな点まで行き届いていて、親切なこと。


    再三再四(さいさんさいし)
     └同じことが何度も行われること。たびたび。


    三百代言(さんびゃくだいげん)
     └いいかげんな弁護士。ごまかしの議論の巧みな人。うそつき。


    三位一体(さんみいったい)
     └三つのものがそのおおもとで一つのものであること。また、三つ
      のことが一つとなってはたらくこと。


    事実無根(じじつむこん)
     └事実であるという根拠がないこと。事実に根ざしていないこと。


    時代錯誤(じだいさくご)
     └時代を取り違えること。現代の風潮から取り残され、昔のやり方
      などを守っていること。時代遅れ。アナクロニズム。


    疾風怒濤(しっぷうどとう)
     └はやい風とさかまく荒波。ゲーテを中心とする十八世紀後半のド
      イツの文学革新運動シュトゥルム・ウント・ドラングの訳語。


    揣摩臆測(しまおくそく)
     └なんの根拠もなく、想像をたくましくして、当て推量をすること。
      「揣」は「揣度・揣量」などと用いる「おしはかる」の意。


    主客転倒(しゅかくてんとう)
     └主要なものや主体となるはずのものと、そうでない従属的なもの
      とを取り違えること。物事の軽量などを取り違えること。


    常住坐臥(じょうじゅうざが)
     └いつも、すわっているときも寝ているときも。ふだん。


    常住不断(じょうじゅうふだん)
     └いつもたえることなく続いていること。常日ごろ。平成。


    正真正銘(しょうしんしょうめい)
     └いささかのうそ・偽りもなく、まさにその名で呼ばれる本物であ
      ること。「銘」は、金属でできた器具に刻み込まれた製作者の名。


    枝葉末節(しようまっせつ)
     └枝と葉のように、主要でないものや事柄。物事の本質ではない部
      分。


    白河夜船(しらかわよふね)
     └熟睡していて、何が起こったのか全く知らないこと。


    私利私欲(しりしよく)
     └自分のための利益だけをむさぼろうとする卑しい心。


    尋常茶飯(じんじょうさはん)
     └いつも飲んだり食べたりしている茶と飯。変わりがなく、少しも
      珍しくないこと。


    針小棒大(しんしょうぼうだい)
     └針ほどの小さなことを棒のように大きく言うこと。物事を大げさ
      に言うこと。


    人跡未踏(じんせきみとう)
     └人がまだ誰も足を踏み入れていないということ。また、そのような
      ところ。前人未踏。


    人畜無害(じんちくむがい)
     └人間にも家畜にも害がないこと。殺虫剤などの薬品などについて
      いうのが本来の用法。


    森羅万象(しんらばんしょう)
     └宇宙に存在するありとあらゆるものすべて。世の中のすべて。「森
      羅」は大木が多く茂るように数多く並び連なるの意。


    新郎新婦(しんろうしんぷ)
     └結婚したばかりの男性と女性。結婚式や披露宴で花婿・花嫁をさ
      していう語。


    翠帳紅閨(すいちょうこうけい)
     └みどり色のとばり(カーテン)とくれない色の寝室。高貴な婦人の
      寝室のこと。


    青天霹靂(せいてんへきれき)
     └晴天に突然に起こる雷鳴。転じて突発的な大事件、予期しない出
      来事。「青天の霹靂」の形で用いるのがふつう。


    是非曲直(ぜひきょくちょく)
     └道理にかなっていてまっすぐなことと、道理に外れていて曲がっ
      ていること。良い悪いと不正・正。是非善悪。


    千客万来(せんきゃくばんらい)
     └たくさんの客が次から次へと絶え間なくやって来ること。「千〇万
      〇」は、数の多いこと、この上ないさまの形容。


    千軍万馬(せんぐんばんば)
     └多くの軍兵と軍馬。大軍。また、何度も戦場に出て戦いの経験が
      豊かなこと。転じて、社会経験の豊かなこと。


    千言万語(せんげんばんご)
     └ひじょうに多くのことば。


    千古不易(せんこふえき)
     └永遠に変わらないこと。


    千差万別(せんさばんべつ)
     └ひじょうに多くの違いや種類があること。


    千紫万紅(せんしばんこう)
     └色とりどりに咲き乱れる花。また、さまざまの花の色。


    千姿万態(せんしばんたい)
     └いろいろさまざまに異なる姿や形。さまざまのポーズ。


    千緒万端(せんしょばんたん)
     └いろいろさまざまの事柄。ありとあらゆる事柄。


    全身全霊(ぜんしんぜんれい)
     └体と魂のすべて。見も心も全部。すべての体力と精神力。


    前人未到(ぜんじんみとう)
     └まだだれもたどりついていないこと。類語の「未踏」は、今まで
      誰も足を踏み入れたことがないこと。


    前代未聞(ぜんだいみもん)
     └今までに聞いたこともないような、変わった珍しいこと。あきれ
      はてたことなどに非難の気持ちを含めて用いることが多い。


    千波万波(せんばばんば)
     └絶え間なく次から次へと押し寄せてくる波。千万の波。


    千万無量(せんまんむりょう)
     └はかり知れないほど数や量が多いこと。


    千慮一失(せんりょいっしつ)
     └いかなる賢者でも、多くの考えの中には一つくらいは失策もある
      ろいうこと。思わぬ失敗。智者も千慮に一失あり。


    千慮一得(せんりょいっとく)
     └いかなる愚者でも、多くの考えの中には一つくらいはよい考えも
      あるということ。愚者も千慮に一得あり。


    造言蜚語(ぞうげんひご)
     └なんの根拠もないのに、でっちあげられて世間に広がるうわさ話。
      デマ。「蜚語」はどこからともなく伝わるうわさ。


    草根木皮(そうこんもくひ)
     └草の木や木の皮。特に、漢方薬として用いられる草の根や木の皮。
      「そうこんぼくひ」ともいう。


    漱石枕流(そうせきちんりゅう)
     └うまくこじつけて言い逃れをすること。また、負け惜しみが強い
      こと。夏目漱石の筆名や「さすが」を流石と書くもとになった語。


    大廈高楼(たいかこうろう)
     └大きな家、大きな楼台。高層の大建築物。「廈」は、大きな家。


    大喝一声(たいかついっせい)
     └大きな声で一声叱りつけること。「渇」は「一喝・叱渇」などと用
      いる「大声でどなりつける」の意。


    大言壮語(たいげんそうご)
     └実力が伴わず、できそうもないのに、勢いのいい大きなことを言
      うこと。また、そのことば。


    大声疾呼(たいせいしっこ)
     └大声であわただしく呼びたてること。大声で激しく呼ぶこと。


    大同小異(だいどうしょうい)
     └大きく見ると同じであるが、細かく見ると多少の違いがあるとい
      うこと。似たりよったり。五十歩百歩。


    高手小手(たかてこて)
     └手をうしろに回してひじを曲げ、くびから手首に縄をかけて厳重
      に縛りあげること。


    断簡零墨(だんかんれいぼく)
     └きれぎれになった書きもの。一編または一巻をなす文章や手紙な
      どの書いたものがばらばらに切り離されたもの。


    魑魅魍魎(ちみもうりょう)
     └いろいろさまざまな化けもの。「魑魅」は山林・沼沢の気から生
      じ、「魍魎」は山川・木石の木から生じる化けものという。


    電光朝露(でんこうちょうろ)
     └いなびかりと朝つゆ。どちらもきわめて消えやすいところから、
      はかなく消えやすいことのたとえ。


    天壌無窮(てんじょうむきゅう)
     └天と地がきわまりないように永遠に続くこと。天地とともに永遠
      に続くこと。「壌」は、大地・土地の意。


    天地開闢(てんちかいびゃく)
     └せかいの初め。「開」も「闢」も「ひらく」意。


    天地玄黄(てんちげんこう)
     └天は黒く、地は黄色。天と地の正しい色。天地のこと。


    天地無用(てんちむよう)
     └上下を逆にしてはならないということ。荷物などの包装の外側に
      書き記す語。


    天長地久(てんちょうちきゅう)
     └天と地が永久に変わらないように、物事が長く久しく続くこと。
      天地長久。


    当意即妙(とういそくみょう)
     └その場の状態や変化に応じてすばやく機転をきかすこと。また、
      そのさま。その場での気がきいた応じかた。


    同工異曲(どうこういきょく)
     └詩文・音楽などで、技巧は同じであるが、とらえ方や趣が違うこ
      と。また、違っているようで、実は大体同じであること。


    特筆大書(とくひつたいしょ)
     └それだけが特に目立つように大きく書くこと。目立つように大き
      くとりあげること。


    二束三文(にそくさんもん)
     └二束またはわらじ二足が三文しかないこと。数が多くても値段
      がひじょうに安いことのたとえ。


    日常茶飯(にちじょうさはん)
     └毎日の食事。転じて、日常よくあること。ありふれたこと。日常
      茶飯事。


    二律背反(にりつはいはん)
     └ある命題とその否定命題とが、ともに正しい論理的推論で得られ
      る場合の、両者の関係。ドイツ語アンチノミーの訳語。


    拍手喝采(はくしゅかっさい)
     └多くの人が手をたたき、大声をあげて、ほめたたえたり祝福した
      りすること。


    罵詈雑言(ばりぞうごん)
     └相手をののしり、ひどい悪口を言うこと。また、そのことば。「罵」
      「詈」も「ののしる。悪口を言う。」意。


    万古不易(ばんこふえき)
     └いつまでも永久に変わらないこと。


    繁文縟礼(はんぶんじょくれい)
     └規則や礼儀作法などがこまごまと定められていてわずらわしいこ
      と。形式だけのきまりが多くわずらわしいこと。


    美辞麗句(びじれいく)
     └美しく飾りたてたことば。美麗の辞句。モザイク型の構成の語。


    百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)
     └長さが百尺もある竿の先。最後にたどりつく頂点、極点のたとえ。
      「ひゃくせきかんとう」ともいう。


    風声鶴唳(ふうせいかくれい)
     └風の音と鶴の鳴き声。おじけづいてささいなことにも驚いたりお
      ののいたりすることのたとえ。


    不易流行(ふえきりゅうこう)
     └蕉風俳諧の理念の一つで、新しさを求めて変化していくことこそ
      が時代を通じて変わらない俳諧の本質であるということ。


    不可抗力(ふかこうりょく)
     └人間の力ではどうにもならないこと。天災地変、偶然のできごと
      などをいう。


    不可思議(ふかしぎ)
     └だれも考えつかないような不思議なこと。常識では理解すること
      ができない怪しく異様なこと。また、そのさま。


    不得要領(ふとくようりょう)
     └要領を得ないこと。肝心なところがわからないこと。


    舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)
     └文章を飾って、事実を曲げたり誇張したりして書くこと。


    武陵桃源(ぶりょうとうげん)
     └俗世間とはかけ離れた平和な別天地。桃源郷。桃の花の咲き乱れ
      る水源の地にある村里であるという。理想郷。ユートピア。


    不老不死(ふろうふし)
     └永久に年を取らず、死なないこと。


    文人墨客(ぶんじんぼっかく)
     └詩文をかいたり書画をかいたり、風雅の道に携わっている人。


    文明開化(ぶんめいかいか)
     └人間の知力が進み、世の中が開けること。特に、明治初期に西欧
      文化をとり入れて近代化したこと。


    片言隻語(へんげんせきご)
     └かたこととひとこと。ちょっとしたことば。わずかなことば。


    偏旁観客(へんぼうかんきゃく)
     └感じの構成部分。左半分の偏、右半分の旁、下半分
      の脚のこと。他に、垂、構、繞がある。


    名詮自性(みょうせんじしょう)
     └名はそのものの本来の性質を表すということ。名は体を表す。仏
      教語。「詮」は、そなえるの意。


    無理難題(むりなんだい)
     └どうしても解決することのできない問題。実現することのできな
      いような要求。道理に合わない言いがかり。


    明窓浄几(めいそうじょうき)
     └光のさし込む明るい窓と清らかな机。明るく清潔で勉学に適した
      書斎。


    名論卓説(めいろんたくせつ)
     └立派な論説。すぐれた意見。「卓」は、すぐれているの意。


    門外不出(もんがいふしゅつ)
     └家の門から外へ出さないこと。秘蔵して人に見せたり持ち出した
      りしないこと。


    唯一無二(ゆいいつむに)
     └ただ一つで、他に二つとないこと。「唯一」を強めていう。


    有職故実(ゆうそくこじつ)
     └朝廷や武家の古くからの礼式・典故・官職・法令・装束・武具な
      どについて研究する学問。


    妖怪変化(ようかいへんげ)
     └人間にはとても考えられないような不思議な現象。特に、化けも
      の。「妖怪」と「変化」と同類の語を重ねた語。


    理非曲直(りひきょくちょく)
     └道理にかなっていることとそうでないこと、曲がったこと(不正)
      とまっすぐなこと(正)。同類の語「理非」と「曲直」を重ねた語。


    流言蜚語(りゅうげんひご)
     └根拠もなく世間に広がるいいかげんなうわさ。根も葉もない話。
      デマ。同類の語「流言」と「蜚語」を重ねた語。


    梁上君子(りょうじょうくんし)
     └中国の後漢の時代の地方官陳寔が梁の上にひそむ盗賊をさして言
      ったことから、盗賊、どろぼうのこと。転じて、ねずみのこと。


    綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)
     └あやぎぬとうすぎぬとにしきと刺繍のある布。美しい衣服。また、
      美しく着飾ること。


    老若男女(ろうにゃくなんにょ)
     └老いも若きも男も女もみな。老人・若者・男性・女性のすべて。


    論功行賞(ろんこうこうしょう)
     └功績の有無・大小を論じ定めて、それに応じた賞を与えること。


    和洋折衷(わようせっちゅう)
     └日本風と西洋風の二つの様式をほどよく取り合わせること。和風
      と洋風のものがうまく調和していること。

© Rakuten Group, Inc.
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