「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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オーロラの瞳
ことわざ/人間関係(愛情・男女関係)
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合縁奇縁
(あいえんきえん)
└人と人とのつきあいや男女の仲には、合う、合わないが
あるがそれも不思議な縁というものの働きによるものだ
ということ。「相縁奇縁」「合縁機縁」とも書く。
愛多ければ憎しみ至る
(あいおおければにくしみいたる)
└人から愛を受けることが多ければ、一方で必ず人から憎
まれるようになる。特別な寵愛は身の破滅を招くことに
もなりかねないから、注意しなければならないという意。
秋の扇
(あのおうぎ)
└夏の間重宝がられた扇が秋になって不要になるように、男
性の愛を失って見捨てられた女性のたとえ。
秋の鹿は笛に寄る
(あきのしかはふえによる)
└秋になると、発情した牡鹿が牝鹿の鳴き声に似せた鹿笛
に引き寄せられ人に捕らえられる。転じて、恋に身を滅
ぼすこと。また、自分から危難に陥ることのたとえ。
悪女の深情け
(あくじょのふかなさけ)
└容姿の劣る女ほど愛情や嫉妬心が強いということ。女性
の情けは好ましいが、できることなら美人の情けであっ
ってほしいということから、ありがた迷惑のたとえにも
される。
痘痕も靨
(あばたもえくぼ)
└愛する者の目には、醜いあばたもかわいいえくぼに見え
るもの。ひいき目に見ると欠点も長所に見えるという意。
磯の鮑の片思い
(いそのあわびのかたおもい)
└鮑が一枚貝で貝殻が片方だけであることから、「片思い」
にかけたことば。自分だけが恋しく思っているだけで、相
手は何とも思ってくれないこと。「鮑の片思い」とも。
一押し 二金 三男
(いちおし にかね さんおとこ)
└女性の愛を勝ち取るための条件は、第一に押しの強さ、第
二にお金があること。男前のよさはその次ということ。
縁は異なもの味なもの
(えんはいなものあじなもの)
└男女の縁とはおもしろいもので、どこでどう結ばれるか
わからない不思議なものだという意。単に「縁は異なも
の」ともいう。
屋鳥の愛
(おくうのあい)
└愛する人の家の屋根にとまった鳥さえ好きになるほどの
愛。愛する人に関係するすべてのものに愛情が及ぶこと。
深い愛情のたとえ。
思えば思わるる(おもえばおもわるる)
└こちらが相手のことを思えば、相手からも思われるよう
になる。親切にすれば報われるものであるということ。
恋に師匠なし
(こいにししょうなし)
└だれでも恋愛に関しては、教えを受けなくても、ひとり
でに覚えるものだということ。
恋は盲目
(こいはもうもく)
└恋は理性や分別を失わせ、ほかの物事をまったく見えな
くさせるものであるということ。
四百四病の外
(しひゃくしびょうのほか)
└人間のかかるあらゆる病気のほか。恋わずらいのこと。
好いた同士は泣いても連れる
(すいたどうしはないてもつれる)
└相思相愛の男女は、つらいことがあって泣きながらでも、
添いとげるということ。好きあった夫婦はどんな苦労が
あっても連れ添うものだということ。
据え膳食わぬは男の恥
(すえぜんくわぬはおとこのはじ)
└「据え膳」は、すっかり準備されて目の前に置かれた食
事の膳。転じて、女性から男性に言い寄ること。女性か
ら誘いをかけられて、これを受けて立たないのは男とし
て恥であるということ。
蓼食う虫も好き好き
(たでくうむしもすきずき)
└辛い蓼の葉を好きで食う虫がいるように、人の好みもい
ろいろであることをいう。
近惚れの早飽き
(ちかぼれのはやあき)
└ほれっぽい人は、飽きやすいということ。
遠くて近きは男女の仲
(とおくてちかきはだんじょのなか)
└遠方にいて行き来もしないような親戚より、近所の他人
のほうが、いざというときには頼りになるということ。
平生から近所づきあいは大切にしなければならないとい
う教え。
鳴かぬ蛍が身を焦がす
(なかぬほたるがみをこがす)
└鳴かない蛍は、そのぶん心中の思いを光にして表に出し、
身を焦がしているかのようである。口に出して言わない
者のほうが心中で深く思っているということ。「鳴く蝉
よりも」に続けていうこともある。
生木を裂く
(なまきをさく)
└地面に生えている木を力ずくで裂くということ。相思相
愛の男女を無理に別れさせることのたとえ。
汝の敵を愛せよ
(なんじのてきをあいせよ)
└好意を持ってくれる者を愛することはだれにでもできる。
自分を迫害するような相手にこそ慈愛の心を持たなけれ
ばならないということ。「新約聖書」にある教え。
憎い憎いは可愛いの裏
(にくいにくいはかわいいのうら)
└男女関係で、憎い憎いと口にするのは、かわいい、愛し
ているという気持ちの表れであるということ。
鼻毛を抜く
(はなげをぬく)
└相手を出し抜くこと。また、だますこと。
鼻毛を伸ばす
(はなげをのばす)
└女性の色香におぼれること。女性にうつつをぬかすこと。
また、女性に対して甘いこと。
氷炭相愛す
(ひょうたんあいあいす)
└「氷炭」は、氷と炭火。性質が反対の氷と炭火が、愛し和
合すること、性質のまったく違うものが、互いに助け合っ
たりすることのたとえ。出典は「淮南子」。
覆水盆に返らず
(ふくすいぼんにかえらず)
└一度したことは、取り返しがつかないというたとえ。ま
た、別れた夫婦は、元通りにならないというたとえ。
巫山の夢
(ふざんのゆめ)
└男女の情交のこまやかなこと。
惚れて通えば千里も一理
(ほれてかよえばせんりもいちり)
└惚れた相手の元へ通うのならば、どんな遠い道のりで
も苦にはならないということ。「逢わずに戻ればまた
千里」と続く。また短く「千里も一里」ともいう。
目に入れても痛くない
(めにいれてもいたくない)
└見境なくかわいがることの形容。
面面の楊貴妃
(めんめんのようきひ)
└人はそれぞれ、自分の妻や恋人を楊貴妃のような美人だ
と思うということ。
元の鞘へ収まる
(もとのさやへおさまる)
└離婚していた夫婦や、仲違いしていた者同士が、また以
前と同じように親密な関係に戻ることのたとえ。
焼け木杭に火がつく
(やけぼっくいにひがつく)
└「焼け木杭」は燃えさしの杭。いったんはとぎれた夫婦
や恋人同士などの親密な関係が、元に戻ること。
落花流水の情
(らっかりゅうすいのじょう)
└落花は流水にしたがって流れ、流水は落花を乗せて流れ
る。そのように男女が互いに身心をゆだねて慕う気持ち
があることのたとえ。
両手に花
(りょうてにはな)
└二つのよいもの、美しいものを同時に手に入れること。
特に、一人の男性の左右に女性がいる場合に多くいう。
悋気は女の七つ道具
(りんきはおんなのななつどうぐ)
└やきもちは女の持ち前の武器で、男を操縦する手段であ
るということ。
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