オーロラの瞳

オーロラの瞳

ことわざ/人間関係(愛情・男女関係)

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   合縁奇縁
   (あいえんきえん)
    └人と人とのつきあいや男女の仲には、合う、合わないが
     あるがそれも不思議な縁というものの働きによるものだ
     ということ。「相縁奇縁」「合縁機縁」とも書く。

   愛多ければ憎しみ至る
   (あいおおければにくしみいたる)
    └人から愛を受けることが多ければ、一方で必ず人から憎
     まれるようになる。特別な寵愛は身の破滅を招くことに
     もなりかねないから、注意しなければならないという意。

   秋の扇
   (あのおうぎ)
    └夏の間重宝がられた扇が秋になって不要になるように、男
     性の愛を失って見捨てられた女性のたとえ。

   秋の鹿は笛に寄る
   (あきのしかはふえによる)
    └秋になると、発情した牡鹿が牝鹿の鳴き声に似せた鹿笛
     に引き寄せられ人に捕らえられる。転じて、恋に身を滅
     ぼすこと。また、自分から危難に陥ることのたとえ。

   悪女の深情け
   (あくじょのふかなさけ)
    └容姿の劣る女ほど愛情や嫉妬心が強いということ。女性
     の情けは好ましいが、できることなら美人の情けであっ
     ってほしいということから、ありがた迷惑のたとえにも
     される。

   痘痕も靨
   (あばたもえくぼ)
    └愛する者の目には、醜いあばたもかわいいえくぼに見え
     るもの。ひいき目に見ると欠点も長所に見えるという意。

   磯の鮑の片思い
   (いそのあわびのかたおもい)
    └鮑が一枚貝で貝殻が片方だけであることから、「片思い」
     にかけたことば。自分だけが恋しく思っているだけで、相
     手は何とも思ってくれないこと。「鮑の片思い」とも。

   一押し 二金 三男
   (いちおし にかね さんおとこ)
    └女性の愛を勝ち取るための条件は、第一に押しの強さ、第
     二にお金があること。男前のよさはその次ということ。

   縁は異なもの味なもの
   (えんはいなものあじなもの)
    └男女の縁とはおもしろいもので、どこでどう結ばれるか
     わからない不思議なものだという意。単に「縁は異なも
     の」ともいう。

   屋鳥の愛
   (おくうのあい)
    └愛する人の家の屋根にとまった鳥さえ好きになるほどの
     愛。愛する人に関係するすべてのものに愛情が及ぶこと。
     深い愛情のたとえ。

   思えば思わるる(おもえばおもわるる)
    └こちらが相手のことを思えば、相手からも思われるよう
     になる。親切にすれば報われるものであるということ。

   恋に師匠なし
   (こいにししょうなし)
    └だれでも恋愛に関しては、教えを受けなくても、ひとり
     でに覚えるものだということ。

   恋は盲目
   (こいはもうもく)
    └恋は理性や分別を失わせ、ほかの物事をまったく見えな
     くさせるものであるということ。

   四百四病の外
   (しひゃくしびょうのほか)
    └人間のかかるあらゆる病気のほか。恋わずらいのこと。

   好いた同士は泣いても連れる
   (すいたどうしはないてもつれる)
    └相思相愛の男女は、つらいことがあって泣きながらでも、
     添いとげるということ。好きあった夫婦はどんな苦労が
     あっても連れ添うものだということ。

   据え膳食わぬは男の恥
   (すえぜんくわぬはおとこのはじ)
    └「据え膳」は、すっかり準備されて目の前に置かれた食
     事の膳。転じて、女性から男性に言い寄ること。女性か
     ら誘いをかけられて、これを受けて立たないのは男とし
     て恥であるということ。

   蓼食う虫も好き好き
   (たでくうむしもすきずき)
    └辛い蓼の葉を好きで食う虫がいるように、人の好みもい
     ろいろであることをいう。

   近惚れの早飽き
   (ちかぼれのはやあき)
    └ほれっぽい人は、飽きやすいということ。

   遠くて近きは男女の仲
   (とおくてちかきはだんじょのなか)
    └遠方にいて行き来もしないような親戚より、近所の他人
     のほうが、いざというときには頼りになるということ。
     平生から近所づきあいは大切にしなければならないとい
     う教え。

   鳴かぬ蛍が身を焦がす
   (なかぬほたるがみをこがす)
    └鳴かない蛍は、そのぶん心中の思いを光にして表に出し、
     身を焦がしているかのようである。口に出して言わない
     者のほうが心中で深く思っているということ。「鳴く蝉
     よりも」に続けていうこともある。

   生木を裂く
   (なまきをさく)
    └地面に生えている木を力ずくで裂くということ。相思相
     愛の男女を無理に別れさせることのたとえ。

   汝の敵を愛せよ
   (なんじのてきをあいせよ)
    └好意を持ってくれる者を愛することはだれにでもできる。
     自分を迫害するような相手にこそ慈愛の心を持たなけれ
     ばならないということ。「新約聖書」にある教え。

   憎い憎いは可愛いの裏
   (にくいにくいはかわいいのうら)
    └男女関係で、憎い憎いと口にするのは、かわいい、愛し
     ているという気持ちの表れであるということ。

   鼻毛を抜く
   (はなげをぬく)
    └相手を出し抜くこと。また、だますこと。

   鼻毛を伸ばす
   (はなげをのばす)
    └女性の色香におぼれること。女性にうつつをぬかすこと。
     また、女性に対して甘いこと。

   氷炭相愛す
   (ひょうたんあいあいす)
    └「氷炭」は、氷と炭火。性質が反対の氷と炭火が、愛し和
     合すること、性質のまったく違うものが、互いに助け合っ
     たりすることのたとえ。出典は「淮南子」。

   覆水盆に返らず
   (ふくすいぼんにかえらず)
    └一度したことは、取り返しがつかないというたとえ。ま
     た、別れた夫婦は、元通りにならないというたとえ。

   巫山の夢
   (ふざんのゆめ)
    └男女の情交のこまやかなこと。

   惚れて通えば千里も一理
   (ほれてかよえばせんりもいちり)
    └惚れた相手の元へ通うのならば、どんな遠い道のりで
     も苦にはならないということ。「逢わずに戻ればまた
     千里」と続く。また短く「千里も一里」ともいう。

   目に入れても痛くない
   (めにいれてもいたくない)
    └見境なくかわいがることの形容。

   面面の楊貴妃
   (めんめんのようきひ)
    └人はそれぞれ、自分の妻や恋人を楊貴妃のような美人だ
     と思うということ。

   元の鞘へ収まる
   (もとのさやへおさまる)
    └離婚していた夫婦や、仲違いしていた者同士が、また以
     前と同じように親密な関係に戻ることのたとえ。

   焼け木杭に火がつく
   (やけぼっくいにひがつく)
    └「焼け木杭」は燃えさしの杭。いったんはとぎれた夫婦
     や恋人同士などの親密な関係が、元に戻ること。

   落花流水の情
   (らっかりゅうすいのじょう)
    └落花は流水にしたがって流れ、流水は落花を乗せて流れ
     る。そのように男女が互いに身心をゆだねて慕う気持ち
     があることのたとえ。

   両手に花
   (りょうてにはな)
    └二つのよいもの、美しいものを同時に手に入れること。
     特に、一人の男性の左右に女性がいる場合に多くいう。

   悋気は女の七つ道具
   (りんきはおんなのななつどうぐ)
    └やきもちは女の持ち前の武器で、男を操縦する手段であ
     るということ。


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