オーロラの瞳

オーロラの瞳

ことわざ/社会生活(習慣・趣味・道楽)


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   医者の不養生
   (いしゃのふようじょう)
    └医者というのは、人には養生を勧めながら、自分では不
     養生をするもの。転じて、人にはたいそう立派なことを
     言っても、自分では実行が伴わないこと。

   易者身の上知らず
   (えきしゃみのうえしらず)
    └易者は他人の運勢は占うが、自分のこととなるとわから
     ない。自分のことには正しい判断ができないということ
     のたとえ。「易者身の程知らず」とはいわない。

   傍目八目
   (おかめはちもく)
    └囲碁の勝負で、対局者よりも傍で見ている人のほうが八
     目先まで見通すことができるという意。当事者よりも局
     外者のほうが物事を正しく判断できるということ。「岡
     目八目」とも書く。

   烏の行水
   (からすのぎょうずい)
    └烏の短い水浴びの様子から、よく洗いもせずに、入浴を
     すませてしまうこと。また入浴時間が極めて短いこと。

   形影相弔う
   (けいえいあいとむらう)
    └自分の形と影が互いに慰めあうという意から、訪ねてく
     れる人もつきあう相手もない、孤独で寂しい様子をいう。

   芸は身を助く
   (げいはみをたすく)
    └一つでも秀でた技芸があれば、それによって身を立てる
     こともできるし、生計を立てていけるということ。そこ
     から、技芸は身につけておけという教えにも使う。

   紺屋の白袴
   (こうやのしらばかま)
    └染め物が本業である紺屋が、自分は染めていない白いま
     まの袴をつけている、の意。他人のことで忙しく、自分
     のことは後回しになるということ。また、いつでもでき
     ると思っているうちに、しないで終わることのたとえ。

   習慣は第二の天性なり
   (しゅうかんはだいにのてんせいなり)
    └深く身についた習慣は、生まれつきの性質のようになると
     いう意。古代ギリシャの哲学者・ディオゲネスのことば。

   粋が川へはまる
   (すいがかわへはまる)
    └「粋」は世情、人情の表裏に通じていること、また遊興
     事に通じていてあか抜けていること。粋人の粋がすぎて
     身を誤ること。また上手な者がむしろ失敗することの意。

   粋が身を食う
   (すいがみをくう)
    └花柳界などでその事情に通じ、粋な客ともてはやされる
     ようになると、深入りしすぎて結局身の破滅を招くこと
     にもなるということ。

   好きこそ物の上手なれ
   (すきこそもののじょうずなれ)
    └好きなことは熱心に努力するから、ますます上達するも
     のである、ということ。

   雀百まで踊り忘れず
   (すずめひゃくまでおどりわすれず)
    └雀は百歳まで跳びはねる癖が抜けない。若いとき身につ
     いた習慣や道楽は、年老いてからも忘れず、改まらない
     ということ。

   手のない将棋は負け将棋
   (てのないしょうぎはまけしょうぎ)
    └将棋で、次に打つ手に困るようでは負けが見えている、
     ということ。事を成すにあたって、適切な対策、手段が
     なくては、成功はおぼつかないというたとえ。

   習い 性となる
   (ならい せいとなる)
    └ある行いが習慣になると、生来の性格と同様になる。出
     典は「書経」。

   習うより慣れろ
   (ならうよりなれろ)
    └何事も人に教えてもらうより、実際にやってみて体で覚
     えるほうが上達するということ。

   飲む打つ買う(の三拍子)
   (のむうつかう(のさんびょうし))
    └大酒を飲み、ばくちを打ち、女遊びをする、という代表
     的な男の道楽を並べたことば。

   早起きは三文の徳
   (はやおきはさんもんのとく)
    └早起きは健康にもよく、何かしらの得があるという教え。
     「徳」は「得」とも書く。

   下手の考え休むに似たり
   (へたのかんがえやすむににたり)
    └名案も浮かばないのに時間をかけて考えているのは、ま
     るで休んでいるようなもので、時間のむだであるという
     こと。

   下手の横好き
   (へたのよこずき)
    └下手なくせに、その物事が非常に好きで熱心なこと。

   三日坊主
   (みっかぼうず)
    └出家して僧になっても、修行の厳しさに耐えきれず、わ
     ずか三日で俗世に戻ってしまうこと。物事に飽きやすく
     長続きしないことのたとえ。また、そのような人。

   三つ子の魂百まで
   (みつごのたましいひゃくまで)
    └「三つ子」は三歳の子。幼いころに培われた性格は、年
     をとっても変わらないということのたとえ。人間形成の
     基礎は幼年期にあることをいう。

   病膏肓に入る
   (やまいこうこうにいる)
    └「膏」も「肓」も内臓の奥深くまで、薬効も針も届かない所。
     重病で治る見込みがないこと。転じて、手のつけられな
     いほど趣味や道楽に熱中してしまうことのたとえ。出典
     は「春秋左氏伝」。

   宵っ張りの朝寝坊
   (よいっぱりのあさねぼう)
    └夜ふかしして、朝は早く起きられない人をさしていう。
     「朝寝坊の宵っ張り」ともいう。


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