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２歳～３歳

２歳９ヶ月の頃
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月に１回の保健センターの教室が２００４年３月に無事終了しました。
ここで出来るようになったことは、階段を登ることと手でお菓子を持って自分で食べることです。
階段登りは苦手でしたし他の運動能力も随分劣っているように思います。
実際、小児神経科では運動能力の遅れも指摘されていました。
階段を自分で登れるようになったことはすごい進歩でした。
それから手で食べ物を掴むこと。
これは２歳になってようやく自分で手にとって口へ運べるようになりました。
手が汚れることを極度に嫌っていましたから手づかみでも口に運ぶことが出来なかったのです。
これも出来るようになりました。
もう今では手も口も服もドロドロになって手づかみで食べています。
そう・・・　まだスプーンが上手に使えないのです。

２００４年４月から「特別に配慮を必要とする子枠」で一般の保育園へ通園しました。
通園してからは運動能力も改善し、走ったり、また階段の登り降りも一人でできるようになり、すべり台も上手に出来るようになりました。
また自分からスプーンを持って食べると言う仕草が見られるようにもなって少しは自分から何かやろうと言う姿勢が見えてきました。

２歳１０ヶ月でようやく自閉症の診断が下りました。
検査の結果は「中度自閉症」。
運動能力は少し遅れているけどあまり問題ない程度にまでなってきました。
それでも知的能力はまだ１歳４ヶ月程度しかありません。

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