●レユニオン島のエッセンシャル・オイル
確かに、市場に行けば売っています。（すべてのオイルの生産地が、この島なのかどうか、わかりません。フランス本土、マダガスカルから来ているものも、少なくないと思います）この島に来て、わたしもいくつか、オイルを使うようにはなりました。
わたしが買った、限りなく数少ないエッセンシャル・オイルを紹介しておきます。もちろん、どれも100パーセント（化合物なし）の天然です。
●左端、ゼラニウム・・・マイド（Maido、レユニオン島の園谷の一つ、 マファット が見下ろせる、標高の高いポイント）に行った帰りに買ったもの（15ml、8ユーロ？）。Geranium Rosat (bourbon) Nanou le savoyard と、書いてあります。
これは、レユニオン島で、生産者から直接買ったもの。生産者も、売り子さんも同じ、家族経営でした。わたし達が行ったときは、10歳くらいの少年が、ゼラニウムの水蒸気蒸留の番をしていました。「仕事をするのがすき」といいながら、いろんなオイルの説明をしてくれました。
ゼラニウムは、蚊に咬まれた後、かゆみ止めに使います。また、蚊は、ゼラニウム、レモングラスのにおいが嫌いなので、わたしは、水に数滴たらして、アロマポット（ロウソクを灯して下からあたためる陶器）にいれ、部屋に香りを蒸発させます。
●真ん中、ラベンダー・・・リラックス効果があるので、マッサージオイルの香りに使います。レユニオン島の市場で買いました（14ml、 8ユーロ？）。マッサージ・オイルのベースは、匂いの少ない、さらっとしたグレープ・シード・オイル（Huile de pepin de raisin)を使います。レシピは、人それぞれ、用途によって違います。例えばわたしが今使っている小さな瓶に入れているマッサージオイルのレシピは、以下のとおり。
グレープ・シード・オイル・・・９５％
アボガド・オイル・・・５％
ラベンダーオイル・・・小さじ半杯（香りはかなり強い）
ラベンダーは、その他、虫刺され、やけどにも効果があるそうです。
●右端・・・ピュア・オイルです。クマツヅラ（、と辞書にはあるのですが、日本語でそう呼ぶの！？ Verｖeine、英語ではVervain）。これも、レユニオン島の市場で買いました。8ml、３ユーロでした。リラックス効果があるので、アロマポットを使って、部屋に蒸発させて、香りを楽しんでいます。
その他、もちろん、南の島ならではの、ココナッツ、パイナップル、ライチー、バニラ、イラン・イラン（わたしのＨＮの由来です）などなど、いろんな香りがあります。
良い香りを、アロマポットで部屋の中に蒸発させると、料理の嫌なにおいも消え（人工的な消臭剤は、体に悪いこともある）、いい気分になります。ロウソクのゆらゆら揺れる炎も、とてもきれいです。
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