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AI 崩壊は今年の1月31日に劇場公開された映画だが、コロナウィルスのせいで見逃してしまった。映画評論家のレビューを見て、『なかなか面白そう。観てみたい』と思ったので、自宅で見ることに・・・YouTube なら500円で観ることができるが、最近 YouTube は画質が落とされることが多いので Apple TV でレンタルすることにした。(Apple TV の場合は509円で50時間再生可能)劇場だと『あのシーンをもう一度見たい!』なんてときが多いが、レンタルだと繰り返し見ることができてイイ。この映画も『うまく伏線が貼ってあるな。もう一度あのシーンを見たい』というところがいくつかあったので、繰り返し同じシーンを再生した。この映画のテーマは「AI は人間を幸せにできるのか?」ということなのだが、映画に出てくる「AI のぞみ」は、何者かによって「人々の健康を守る」という目的を書き換えられてしまい、健康保険制度を崩壊させないために「個人の命を選別する」(トリアージする)という目的を与えられてしまう。10年後(2030年)の日本では、全ての国民の、年齢、家族構成、学歴、年収、犯罪歴、遺伝子情報、病歴、年金、納税額、健康状態を掌握した AI が命の選別を始めるのでアール。ヤバイよ、ヤバイよー。これは有り得ることだ。例えば、新型コロナウィルス変異型のパンデミックが東京で起こったとする。重症者を収容する ICU の病床数が約2000床。すでに1800床が埋まっていて、新規重症患者が1日に1000人出たとする。収容できる新規重症患者は200人のみ。1000-(2000-1800)=800そうなると1000人のうち、生かすべき200人を選別しなければならなくなる。残りの800人は隔離措置だけ。その選別が AI によって決定されるのだ。僕の場合・・・助けるべき200人に選ばれる要素は何もない。サラリーマンは13年ちょっとしかやってないから、まじめに税金払ってないし・・・家族構成なんか、いつ死んでもイイ状態だし・・・犯罪歴はないものの、日本が共産主義者に乗っ取られそうになったら、プロテスタントとして銃を持つ覚悟があるし・・・真っ先に選別されちゃうだろうね。自民党の二階と東京都知事の小池は、武漢で新型コロナウィルスのパンデミックが起こったとき何をした? 東京都が備蓄していた防護服2万着を武漢に送ったんだよ。東京でもパンデミックが起こるかもしれないのに。東京都民で小池に投票する奴はバカだと思うぞ。それだけは絶対やめてくれよな。この映画はみんな見るべきだ。評価は B+ にしておこう。
2020.06.22
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「コロナウィルス、封鎖できません!」「全都民聞きなさい! コロナウィルスに対する警戒を強化。レインボーブリッジを赤く点灯します」「感染は会議室で起きてるんじゃない。シェア会議室で起きてるんだ!」「小池さん聞こえるか? どうして現場が真っ赤に染まるんだ? ブルーインパルスは何だったんだ!」「俺たち自粛警察はなあ、あんたが都庁から下界を見下ろしてるとき、地べた這いずり回ってるんだ!」「小池さん、答えてくれ小池さん、あんたは本当にカイロ大学を主席で卒業したんですか?」小池百合子氏、カイロ大学主席卒業に学歴詐称疑惑…卒業証書提示を拒否、疑問の声広まる「リーダーが優秀なら組織も悪くない。だが・・・」⬅️ 今ココ
2020.06.03
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2013年5月13日数年前は年間50本以上映画館で観てたのに、最近はほとんど映画館で観ていない。なぜ少なくなったかというと、母親の介護がしんどくなって、自分が参ってしまったのだ。すでに介護生活がはじまってから5年が経過している。慢性的な寝不足と不規則な生活、それと運動不足が重なったのだろう。まず去年の春の健康診断で心電図に異常が現れて・・・たしか ST-T の異常と言われた。それで心エコーをやることになったのだが、左室駆出率が 40% ということで収縮能低下の所見が出た。(正常値は50%以上、健康な人では60%以上)どういうことかというと「かなり息苦しい」のだ。以前は自転車で登れた坂が途中までしか登れなくなり、胸部X線画像を見ると、素人目にも明らかに心臓が肥大していた。(胸郭の50%以上)で、かかりつけの女医さんから大病院で心臓カテーテル検査をしなさいと言われ、とりあえず7月から投薬治療がはじまった。それまで薬なんて飲んだことがなかったのに、いきなり5種類ぐらい毎日飲めと。(βブロッカーだの、ACE阻害剤だの、血液を固まりにくくするバイアスピリンなど)そして、薬の効果が確認できたところで10月に心臓カテーテル検査をした。(心エコーより詳しく、かつ正確に心臓の状態を検査できる)そしたら左室駆出率が59%まで回復していたので一安心。狭心症の疑いもあったのだが、狭心症ではなく、拡張型心筋症と診断された。「バイパス手術は必要ないけど・・・薬は死ぬまで飲み続けなければダメです」(狭心症なら、即バイパス手術と脅されていた)ということで、今までは健康保険なんて歯科で使ったことしかなかったけど、いきなり去年から元を取りはじめてしまった。
2019.05.13
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関ヶ原の戦いから十数年後。彦根藩・井伊家にひとりの浪人(瑛太)がやってきます。藩がお取りつぶしになって食い詰めた瑛太は・・・「太平の世の中になり、どうしても仕官がかないません。これ以上生きながらえても生き恥をさらすだけです。武士らしく腹を切って死にたいので、どうぞ井伊家の玄関先をお貸しください」※その頃、食い詰めた浪人が死ぬ気もないのに狂言切腹を申し出て、哀れに思った主君に召し抱えてもらったり、いくらかの金を渡されて追い返されることが度々あったらしい。家臣が困って家老の役所広司に相談しに行くと・・・「(狂言切腹がこれ以上横行しては困る)申し出どおり切腹させてやろうじゃないか」と言い出します。さーて、困った瑛太・・・果たしてどうなる?これ以上はネタバレになるので書けませんが、その後、聞くも涙、語るも涙の物語がはじまり、ラストは海老蔵の大立ち回りで〆。どうしてそうなるかは「観てのお楽しみ」ということにしておきましょう。----感想----面白いか、面白くないかは人それぞれかな? でも、物語の構成や細かい伏線の張り方は見事です。あたしの評価は「まあまあ」の B- ですが、たまには時代劇もいいものです。時代劇って意外に金がかかるんですよ。かつらだけでもスゴイ金がかかってますから。年に一度ぐらいは時代劇を観てあげないと日本の伝統文化が滅んでしまいます。水戸黄門や必殺仕置き人が韓流ドラマになったら、気分悪いでしょ。だから、少しでも興味があったら観てやってください。江戸時代と現代を比べることで、いろいろ考えさせられます。この映画は、働く能力があって就職口の斡旋も受けているのに、なんだかんだ文句を言って生活保護を受け続けている人に見せてやりたいですね。現代の日本は甘すぎるんです。
2011.10.21
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久しぶりに映画館に行きました。6月12日の「さや侍」以来なので、およそ1ヶ月半ぶりです。そろそろ子どもたちも夏休みの宿題に追われる時期でしょう。「カーズ2」は子ども連れも来そうなので敬遠してました。昨日から、となりの五月蠅い子どもたちがシーンとしてるんです。おとといまでギャーギャー騒いでたのがウソのよう。(まったくもぉー!)一作目で登場人物(クルマ)の紹介が終わっているので、いきなり物凄いスピードで話が進みます。1戦目のレースが日本、2戦目がパリ、3戦目がロンドン、そしてクライマックスがイタリアの海岸都市となっているんですが・・・日本では、メーター(レッカー車)が大量のワサビを一気食いするシーンや、温水洗浄機付きトイレでビックリするなど、外国人にウケそうなシーンが盛り込まれています。その後、ロンドンとパリはそれほど印象に残らないんですが、最後のイタリアのシーンが素晴らしい。『1秒にどんだけ金つかってんの?!』驚くほどリアルで、ダイナミックで、ビューティフル。ジブリのアニメが100年前のレトロになった気がします。評価は B の「映画館に足を運ぶ価値はある」にしておきましょう。レースシーンに緊迫感がないのが子どもっぽくて、ちょっと残念。しかし、映像技術は前作より格段に進歩してます。
2011.08.31
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あらすじ流行り病で母を亡くし、笑うことを忘れてしまった若君。殿様は若君を心配して、何とか笑わせようとします。そこで考えついたのが「三十日の業」。それは、大罪を犯した罪人に三十日間「一日一芸」を続けさせ・・・見事、若君を笑わすことができたら無罪放免。笑わすことができなかったら切腹という「恩赦ありの死罪」でした。脱藩の罪で「三十日の業」を科せられた野見勘十郎は、果たして若君を笑わすことができるのか?主役の野見さんは54歳のフリーターで、撮影がだいぶ進むまでバラエティー番組だと思っていたようです。アタシは五日目の失敗で思わず吹き出しましたが、みなさんはどうでしょう?そしてラスト・・・この展開は予想外でした。われわれ日本人は笑えないけど、外国人は爆笑するかもしれません。詳しくは言えないけど。うーん、これは普段から人を笑わすのに苦心している人じゃなきゃ思いつかない話だと思います。みなさんは『読者を笑わせてやろう』と思ってブログを書いてますか? アタシの知る限り、読者を笑わせようと思ってブログを書いている人は、ほとんど見かけません。アタシは、けっこう挑戦するんですよ。月に一度か二度は、読者を笑わせることに成功してるんじゃないかと思います。だから、人を笑わせることがどんなに難しいか、少しは知っているつもりですが・・・笑わせてやろうと思って書いたことは、十中八九スベルんです。でも、こっちが『ここで笑ってくれ』と思ってないところで読者が大きな反応を見せることがある。それがどんなときかがわかってないと、こういう作品は作れないと思います。ラストを観ても、まったく笑えない人が多いでしょう。しかし、あとでよく考えてみると・・・なーるほど・・・と思えてくるんです。評価は一応 B の「映画館で観ても後悔しないレベル」にしておきます。アタシの場合、松本人志の作品では「大日本人」が一番面白かったけどね。
2011.06.12
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やっぱり大阪は独立国でしたか・・・道理で雰囲気が違いすぎると思ってました。(笑)映画に出てきたエキストラの数がスゴイですねー。去年の8月に撮影されたそうですが、スクリーンに映った人数は少なくとも2千人以上。場面ごとに移動させるのも難しいので、4千人以上かもしれません。大阪には二度しか行っていませんが、まず強烈に違和感を覚えるのがエスカレーターや人混みの歩き方です。人とぶつからないように歩こうと思ったら大阪国民のルールに従わなければなりません。あと、お好み焼きやタコ焼きといった「粉もん」ね。大阪国民が普通の日本人並みに米を食べれば「米の減反」なんか必要なくなるのでは?それと、アニマル柄の派手な洋服を着たオバタリアンたち。先日観た「阪急電車 片道15分の奇跡」にも出てきましたが、この映画にも出てきました。奇想天外だし、綾瀬はるかも出てきたので、ボクはけっこう満足しましたが・・・「阪急電車 片道15分の奇跡」の方がやや良かったかな? ということで、評価は B の「映画館で観る価値はある」です。大阪は本当に独立しちゃえばいいのに。
2011.06.08
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ナタリー・ポートマンは1981年6月9日生まれのユダヤ系アメリカ人。スター・ウォーズでプリンセス・アミダラを演じたあと、女優やモデルで十分稼げるのに、あえてハーバード大学に進学しました。そして、卒業後は再び女優として華々しいキャリアを積んでいます。また、子供の頃からベジタリアンということで、見た目にも禁欲的なイメージがあり、「ブラック・スワン」で演じたスワン・クィーンの役は、まさに「はまり役」というカンジでした。ナタリー・ポートマンは完璧主義者なんですかね? 完璧を求めすぎて、自分で自分を追い込んでいく姿が痛々しいです。白と黒、清純と妖艶、美とグロ、まるで反対なのに、ひとりの人間の中に同居する二面性が良く表現されています。多少観る人を選びますが、芸術的に優れた作品なので、評価は「観て損はない」の B です。※ナタリー・ポートマンは、この映画で第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得しました。
2011.05.29
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ブログ仲間が絶賛していたので、遅ればせながら観てきました。この映画、ジャンルとしては「オムニバス映画」ですね。オムニバス映画というのは、1つのテーマに沿った何本かの短編を集めて1つの作品に仕上げたもので、普通は章立てされているんです。しかし、この映画に章立てはなく、阪急電車の駅や車内に登場人物の接点をもうけながら、連続した1本の物語に仕上がっています。アタシがこの映画を観て感じ取ったテーマはこうです。いわゆる「都会の無関心」(見て見ぬフリ)が日本社会をダメにしている。昔は他人の子供を叱ったり、困っている人を見かけると一言かける人が必ずいたが、今はそういう人がとても少ない。『この子、なにか様子がおかしいな』とか、『コイツ、常識ないな』と思ったら、迷わず何か言った方がイイのではないだろうか?見て見ぬフリをした方が気楽だし、危険も少ない。たとえば、注意した若者に逆ギレされてケガをすることもないし、お金に困っている人に同情して金を貸したらトン面されちゃった・・・なんてこともないだろう。だが、年長者がお節介をやめた結果が、今の殺伐とした日本社会なのではないだろうか? 若者の逆ギレも、元はと言えば年長者が社会常識を教えなかったからだろうし、イジメや自殺者が多いのも、お節介な人が少なくなったからに違いない。「阪急電車」の作者は常々そう感じていたんじゃないですかね?この映画を見終わるとスッキリした気分になります。それはどうしてでしょう?「逆ギレする若者」、「他人への無関心」、「陰湿なイジメ」、「乱れた男女関係」など、われわれ日本人の社会問題に対する答えが見えてくるからだと思います。ということで、評価は A 。とても良くできた映画だと思いました。
2011.05.20
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謎だらけの GANTZ の完結編ということで、PART 1 を観た以上、観ないわけにはいかないでしょう。なかなかアクションシーンがいいです。特に地下鉄の中の死闘がスピーディーで素晴らしい。でも、最後は何だか良くわからないままに、漫画的な結末になったような・・・まあ、十分楽しかったので評価は B+ ですけどね。
2011.04.27
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「ノー・カントリー」のコーエン兄弟が作った最新作で、早い話が「西部開拓時代の復讐劇」です。14歳の女の子が賞金稼ぎ(バウンティー・ハンター)を雇って、父の敵(かたき)を追う過酷な旅に出るという話。奇抜な展開で退屈はしないんですが、『銃社会に馴染みのない日本人にはイマイチかなぁ』と思いました。「ノー・カントリー」は銃をぶっ放さない分、気味が悪くて、震え上がりましたけど・・・「トゥルー・グリット」には、あまり心を動かされなかったです。アメリカでは大ヒットして、アカデミー賞にもノミネートされたんですが、結局アカデミー賞は受賞できませんでした。「復讐劇」だからですかねぇ。娯楽作品としては悪くないけど、アカデミー賞をあげるほど高尚な内容ではなかったと思います。ということで、あたしの評価は B- の「まあまあ」。
2011.04.05
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久々のレイトショーだよ映画館やっと観られた3月12日封切りガキ手当つなぎ法案可決だと?みんなの党も4月バカとは国会へ殴り込むべきときなのか革命編を観てそう思うカズダンスおまえがやれば拍手かっさい菅がやるから非難ごうごうなんかいろいろ考えさせてくれる映画だったので B 評価の「観て損はない」にしときます。
2011.04.03
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久しぶりに映画館へ行きました。震災後は上映回数が少ないので、今月の2本目です。さて・・・この映画、助演の二人がアカデミー賞・助演男優賞と助演女優賞をダブル受賞しました。主演のマーク・ウォールバーグとエイミー・アダムスは、助演のクリスチャン・ベール(主人公の兄役)とメリッサ・レオ(主人公の母親役)に完全に食われてます。特に、ヤク中の元ボクサーを演じたクリスチャン・ベールの演技がスゴイ。『これがダーク・ナイトのバットマンと同じ人?』と思うほどの変貌ぶりで驚かされます。一方、メリッサ・レオの方は、アメリカのオバタリアンと言いますか、クソババアと言いますか、とにかくモーレツな母親役。この話は実話に基づいているんですが、「現実は小説より奇なり」という感じですねー。クライマックスのファイトシーンも強烈で、思わず「Wow!」と、のけ反っちゃいました。2時間に良くまとまってるという印象で構成もイイです。ボクシングが嫌いじゃない人には、オススメの B+ 評価でしょう。
2011.03.28
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この映画の主人公・ジョージ6世は、現女王・エリザベス2世の父親で、英国ではとても人気があったらしい。でも、我々日本人にとっては馴染みがないので、『アカデミー賞受賞作だから、とりあえず観ておこう』という人だけ観ればいいと思う。我々日本人が感銘を受けるシーンはないので、評価は C のおひまなら。
2011.03.08
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途中で寝ちゃいました。絵はキレイだけど、内容が子供っぽくて退屈です。3Dは目が疲れるので夜遅い回だと寝ちゃうかもしれません。最後の方で幻魚(ゲンゲ)の化け物みたいな怪獣と戦う場面で飛び起きましたが・・・ラストも子供向けの絵本みたいでした。評価は C の「ねむい」です。
2011.02.26
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「クリント・イーストウッドがメガホンを取り、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をつとめた」という宣伝文句に惹かれて観に行ったのだが・・・ひと言で言うと「竜頭蛇尾」だった。最初の津波のシーンは凄い。だけど、あとの90%には目を見張るスペクタクルがない。予告編を見るとパニック映画に見えるが、パニック映画だと思って観に行ったら肩透かしを食らってしまう。じゃあ、残り90%は何だったのかというと・・・良く言えば「押しつけがましいところがない」という評価になるのだが、単純な見方をすれば「何を言いたいのかわからない」まで落ちてしまう。実際アタシはラストを観て『結局これかよ?!』という、狐につままれたような感覚を味わったので、映画評論家の論評を信用しすぎないように。でもね、面白いところもあるんだよ。たとえば、男女ペアで学ぶ「出会い系・料理教室」。実はこれ、日本にもあるんだ。「出会い 料理教室」で調べてごらん。テレビで見たことがある。あと、霊媒師のほとんどはインチキだってことも、この映画を観ればわかるだろう。「ホニャララ色のオーラが見える」みたいなことを言う人達もかなり怪しいものだ。 このあいだもテレビを観ていたら面白いことを言ってた。美輪明宏が天草四郎の生まれ変わりで、そのまんま東は天草四郎の手下だった。島原の乱のとき、砦から飛び出して真っ先に死んだのが、そのまんま東だった・・・『そんなのアリエネー』と思っても、話が面白いからついつい引き込まれてしまうでしょ。ウソだと証明できないので、放送コードには引っかからないらしい。ちょっと脱線したけど「ヒアアフター」の評価は C+ の「ちょっと面白いところもあるけど、おひまなら」。
2011.02.21
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最初から最後まで懐かしさ爆発でした☆ まず、冒頭のテーマソングがかかった瞬間!♪サーンドー バーァグにー うーかんでー きえぇるぅー♪心の中で「うおぉおおぉぉーーー」。さらに香川照之の丹下段平を見て「うぉおおぉおおぉおおぉーーー」。心は完全に小学生時代ですよ。40年前が鮮明に蘇ってきました。日本史の年号は「794うぐいす平安京」と「1600年の関ヶ原の戦い」ぐらいしか覚えてないけど、矢吹丈と対戦したボクサーの名前は、今でもポンポン出てくるんです。カーロス・リベラでしょ、ホセ・メンドーサでしょ。なんかターザンみたいな野生児もいたな。「あしたのジョー」は、原作「高森朝雄」、画「ちばてつや」となってますが・・・実は高森朝雄と梶原一騎は同一人物です。「巨人の星」といい、「タイガーマスク」といい、どんだけわれわれの世代に影響与えとんねん?!梶原一騎は素行が悪かったので、手塚治虫や石森章太郎ほど評価されていませんが、われわれの世代に与えた影響は一番大きかったと思います。最初に伊達直人を語って児童擁護施設にランドセルを贈ったのは、間違いなくわれわれの世代でしょう。絶対そうに決まってます!!!「あしたのジョー」の最終回、矢吹丈が真っ白になって燃え尽きたページを見て、どんだけ泣いたことか・・・そりゃーもう、親が死んだときより泣きましたよ。いやぁー、伊勢谷友介の力石徹も良かったなー。フェザー級でもギリギリの骨格の力石がバンタム級まで減量するシーンは、迫真の演技でした。131分の一話完結というのが残念だけど、一話完結にするなら、これがベストでしょう。ちょっと物足りなさが残るけど、評価は A-。(個人的に大好き。ツボにはまったという意味)香川照之はいろんな映画に出てくるけど、丹下段平役がこれまでで一番良かったです。もう、アニメのイメージそのもので「完璧」と言うしかない!
2011.02.14
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現役医師・海堂尊の医療小説を映画化した作品です。今回は産婦人科医療の話ですが、「前回作のジェネラル・ルージュの凱旋より面白かった」という印象です。クライマックスでは、思わず「ヒーヒー・フーフー」と妊婦みたいな息づかいになってしまいました。----回想----20年ほど前、製薬メーカーの営業で大学病院を回っていた頃の話です。広い産婦人科の医局には数人しか先生がいませんでした。その代わり、本来はメジャーと言えない眼科、形成外科などの小さい医局が若い医師で満員だったんです。耳鼻科に至っては、各メーカーの開発治験が目白押しで、製薬メーカーの営業マンがドクターにおごってもらうほど潤ってました。もぅーーー「超リッチ」 を通り越して「バブル」でしたね。その頃すでに現在の「こども医療」は予測できました。今頃になって慌てても遅い!だからね、自民党もダメだったんですよ。民主党はもっとダメだけど。----映画の評価----面白かったし、日本の医療について考える機会になったので「オススメ」の B+。P.S. そうそう、ひとつ書き忘れたけど、この映画には明らかなミスがあります。それは大杉漣が経営する床屋さんのシーン。これから観る人は、よーく目を凝らして観てね。
2011.02.09
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この映画はリーマン・ショック前後の話ですね。ボクもちょっとばかり痛い目に遭ってますが、みなさんはどうでしょう? 過去に投資で大金をつかんだり、悪夢のような暴落を味わった人にはオススメの一作です。(その場合は B+)でも、ちょっと話が難しいかもしれません。ボクの後ろの方からイビキが聞こえてきました。株式や債券をほとんど売買したことがない人は観ても無駄ですから他の映画を観ましょう。(その場合は C の「おひまなら」)映画のストーリーを説明しても仕方ないので、ボクが考えたことだけ書きます。●日本株リーマン・ショック後、たった2年でアメリカの株式は回復しました。債券はまちまちですが、ボクが持ってる債権も一時の4割安から1割安まで上げてきたので被害は大したことありません。ボクの場合はサブプライムローンの問題が囁かれはじめた頃、株式を端株以外全部売って新興国・・・たとえばブラジルやインドのファンドに切り替えていたんです。でも、日本株の多くは値を戻していません。リーマン・ショック以前からトヨタ株を保有していた人、JAL の株を株主優待目当てで保有していた人・・・大変だと思います。じゃあ、今後はどうなのかというと、中国バブルが崩壊すれば、さらに悪化するかも。●チャイナ・ショックどうも中国の現状はバブル崩壊前夜の日本に似ています。中国のバブルが弾ければ、世界中に悪影響を撒き散らすでしょう。ギリシャ経済とはケタが違いますから、そうなったときはリーマン・ショックより酷いことになります。●じゃあどうすればいいか?それは自分なりに考えるしかないです。投資は自己責任で!
2011.02.09
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この映画、銀行強盗の派手なアクション映画として観ていたんですが・・・ラストで全然違う印象の映画になりました。でも、どう違ったかを説明しようとすると、ネタバレになってしまうんですね。ネタバレしない程度にヒントを言うと、主人公=ダグ(ベン・アフレック)が最終的にやったことに対して共感を覚え、ダグのことをカッコイイと思える人にとっては「気持ちいい映画」でしょう。ただし、納得しない人もいます。アタシに言わせると「御都合主義」なのです。つまり・・・ラストが最初にできていて、残りの90%が「あとづけ」というカンジなのです。特にカバンの中からタンジェリン(ミカンの一種)が出てくるシーンが・・・このシーンを観て、すぐに『なるほど』と思う人が日本人に何%いるのかな? テレビに出てくるオバカタレントには、とても理解できないでしょう。島根県の場所がわからないヤツにボストンやフロリダがどんなところかわかるはずもない。(アメリカ人ならたいてい知ってることですが)ということで、アタシの評価は B- の「まあまあ」。
2011.02.08
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実は2月1日に観たんですが、なかなか感想が書けませんでした。最初の方はB級スプラッター・ムービーなんです。でも、だんだん架空の世界に引きずり込まれていくんですね。特に二宮和也の演技がイイ。嵐のメンバーの中では一番演技がうまいんじゃないかな? その証拠に、クリント・イーストウッドが監督した「硫黄島からの手紙」の若い日本兵役にオーディションで選ばたという過去があります。見かけは「いかにも今どきの草食系男子」・・・だけど、なにか内に秘めたものを持ってるような役を演じさせると、思わず感情移入してしまいます。どこにでもいそうだからこそ、感情移入しちゃうんでしょうね。見かけより声が渋いので、シリアスな演技もうまくこなします。どういう話か知りたければ、公式ホームページを見てください。でも、何も知らずに観た方がいいかもしれません。二部作で続きが4月23日に公開される予定ですが、おそらく初日は超満員でしょう。誰でも続きを早く観たいと思うはずです。評価は「おすすめ」の B+。
2011.02.04
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きのうが「1ヶ月間無料パス」の最終日だったので2本目を観た。簡単に言うとバットマンのパクリだが・・・バットマンが真面目なヒーローとすれば、グリーン・ホーネットはギャグ漫画風のヒーローだ。そもそも助手の KATO (ケイトー) が日本人なのか中国人なのか、国籍不明なところがおかしい。(昔、テレビ版では KATO を無名時代のブルース・リーが演じていた)きのうは初日ということで、アメリカ人やインド人もたくさん来ていたのだが、彼らの笑い方がハンパじゃなかった。日本人は字幕を見ているので笑うタイミングが大きくずれてしまう。外人と同じタイミングで笑えれば石川遼が宣伝してるナンチャラ・ラーニングは必要ないだろう。けっこういい値段するねぇ。これを買うぐらいなら、ハリウッド映画を毎週1本以上観た方がいいんじゃない? ボクなんか長年ハリウッド映画を観ているので、字幕なしでもだいたいの意味はわかるようになったよ。この映画はセリフが面白いんだよね。KATO とグリーン・ホーネットの掛け合いが笑えるんだ。カーチェイスもド派手で面白い!評価はね・・・英語がある程度わかる人なら A。そうでない人でも B+ の「オススメ」。
2011.01.23
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-----あらすじ-----クライド(ジェラルド・バトラー)の妻子を惨殺した犯人が担当検事ニック(ジェイミー・フォックス)の独断による司法取引によって極刑を免れた。それから10年後。クライドは出所してきた犯人を殺害して収監されるが、彼の復讐はそれだけでは終わらなかった。「ゆがんだ司法制度を是正しなければ、裁判に関わった者の命はない」と殺害を予告し、関係者を次々と殺害していく。ニックには、共謀者の有無、独房からの凶行の謎さえ解けない。その間にもクライドの正義の名の下で報復は続き・・・ ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックスこれは「シチュエーション・スリラー」ですね。閉ざされた空間(独房)から遠隔操作で殺人を重ねていく手法が面白い!『いったいどうやって?』その謎だけで御飯3杯はいけます。結末がわからない分、「アンストッパブル」より1段階高評価にしちゃいましょう。というわけで、評価は B の「映画館に足を運ぶ価値はある」。ただし、ちょいとグロいシーンがあるのでスプラッターが苦手な方はやめた方がイイでしょう。完全なる報復(公式サイト)
2011.01.23
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asahi.com (2011年1月19日17時58分) よりシネマコンプレックス(複合映画館)大手のTOHOシネマズ(本社・東京、中川敬社長)が入場料金を値下げすることを決めた。一般1800円、高校・大学生1500円、小・中学生1千円の現行料金を、18歳以上1500円、18歳未満1千円にする。全国の映画館などで作る全国興行生活衛生同業組合連合会によると「値下げはこれまで聞いたことがない」という。過去10年ぐらい、年間50本から100本の映画を映画館で観ているが、アタシは1,800円払ったことなんて一度もないんじゃないだろうか? 最近、3D映画は300円増しになったけれども、サービスデイやレイトショーを利用すれば、最高でも1,600円で済んでしまう。そもそも通常料金が高すぎなんだよ。このままじゃ中学生や高校生はひとりで映画館に来られない。ということは、青少年の映画館通いを遠ざけているわけで、映画館の将来を考えるとマイナスなのだ。アメリカの映画館を調べてみると、アフターファイブが高くて、昼間は10ドル以下のところもある。TOHOシネマズの場合、夜8時以降はレイトショー料金(1,200円)だけど、昼間はバカ高。これじゃ中学生や高校生の映画ファンは増えっこない。今もね、高校生が3人で来れば、ひとり1000円になるんだけど、映画キチガイなんて、そもそもひとりで観るんだよ。彼女と二人で観たいって子もいるだろうけど、1,000円で観るためには、ひとりオジャマ虫を連れて来なきゃいけないだろ。だからね、TOHOシネマズの「18歳未満千円」は正しい選択だと思う。いや、それでもまだ高いかもしれない。中・高生が3人以上で来たら、ひとり500円でもイイ。それぐらい、今は中学生や高校生が来ていない。将来を考えたら学生料金はもっと安くすべきだ。牛丼屋を見てみろ。500円出せばおなかいっぱいだぞ!
2011.01.21
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岡崎3発・サウジに5-0。みなさん、元気ですかー!きのうの夜、日本対サウジアラビアの試合を録画予約してから映画館に出かけました。「ソーシャル・ネットワーク」がゴールデン・グローブ賞を受賞したというので『日本代表の試合と重なる時間に行けば空いてるかな?』と思ったわけです。映画を見終わって家に帰るとサウジアラビア戦の終盤で、ちょうど岡崎がハットトリックを達成した頃でした。『ちぇっ、こんな試合だったらライブで観るんだった』「ソーシャル・ネットワーク」を観た直後、アタシは爽快感とは程遠い気分だったんです。『訴訟社会ってイヤだな』とか、『感じ悪いヤツラだな』とか、そういう感想だったわけ。(この時点での評価は B- の「まあまあ」)日本人の目で見ると、「この目立ちたがり屋がー!」とか「親が金持ちなのを鼻にかけやがって、アノヤロー!」とか「金の亡者どもめ!」とか・・・そういう気分になる場面がいっぱいあるんですよ。だから、日本代表がサウジアラビアに快勝した試合を早送りで観て、きのうの夜は気分を良くして寝たんです。-----きょうのアサーッ!-----ふとんの中でウトウトしながら考えたのは「ソーシャル・ネットワーク」のことでした。『あっ、そうか! ファーストシーンでザッカーバーグが彼女に「親がドイツ系だから」みたいなことを言ったよな。スピルバーグと似た名前だからザッカーバーグもユダヤ系なんだ。なるほどー』それで謎が一気に解けたような気がしましたね。ゴールデン・グローブ賞は、おそらくユダヤ系アメリカ人の祭りなんだろうと。(日本人が見ても、いい気分にはならない)-----この映画を観る前に、いくつか知っておきたいことがあるので書いておきましょう。Wikipedhiaよりソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)代表的なソーシャル・ネットワーキング・サービスとして、日本最大の会員数を持つmixi、モバイル向けのGREE、モバゲータウン、海外では世界最大の会員数を持つFacebook、それに次ぐMySpaceなどがある。Facebook現在、世界中に5億人を超えるユーザーを持つ世界最大のSNSである。そのうち日本国内のユーザー数は約180万人。13歳から使用できる。(中略)2004年にハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが創業。当初は、ハーバード大学の学生が交流を図るために作られた。Napster(ナップスター)P2Pの技術を利用したファイル共有ソフトの一つ。MP3などのファイルをインターネットに接続されたコンピュータ間で共有することができた。Napsterを元に、Winnyなどが開発されたとされている。1998年、ノース・イースタン大学の学生だったショーン・ファニングが、大学構内ネットワークで仲間内でMP3などの音楽ファイルを共有する目的で制作、1999年1月に発表された。(中略)著作権を無視したファイル交換が日常的におこなわれる(流通量の約90%だったといわれている)ことにより、このソフトを開発したNapster社は全米レコード工業会(RIAA)などから提訴され敗訴。その後、このソフト、サービスは姿を消した。2000年代のインターネット社会に大きな衝撃を与えた事件である。また、その後のYoutubeやSNS、Wikipedia、ブログなどのいわゆるWeb2.0の発展にこのソフトウェアは多大な貢献をしたのも事実である。-----というわけで、一晩寝てからの感想を書きましょう。この映画は、特に大学生や高校生に見せたい映画です。この映画を観て大学に対する考え方を変えた方がイイ。みなさん、大学は大企業に就職するために行くところだと思いこんでいませんか? 「ソーシャル・ネットワーク」で、アメリカの大学を見学しましょう。アメリカの大学、特にハーバード大学は、ベンチャービジネスを学生たちに勧めます。学生のうちに仕事のパートナーを見つけたり、起業のキッカケを見出しなさいということです。日本の大学でのほほんとしてたら卒業と同時に失業者だぞ!いや、ほんと。就職氷河期なんて言葉にだまされちゃダメです。今だけじゃない、これからずっとだからね。のりさん、息子にこの映画を見せなさい! アナタが見ても遅すぎるけど、息子さんは大学1年生だからまだ間に合う。評価は B。IT関係者や学生にはオススメだが、その他の人にとってはあまり面白くないかもしれない。
2011.01.18
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登場人物は草なぎ剛(夫) 、竹内結子(妻)、大杉漣(医師)の3人と脇役数人だけです。夫はSF作家で、妻がガン宣告を受けた日から、毎日原稿用紙3枚以上の小説を書くことにしました。1778というと5年弱になります。その間に5000枚以上の小説を妻のためだけに書きました。しかも、ガンの新薬は保険がきかないので連載小説を2本以上抱えた状態で。静かな映画ですが、ところどころSFの世界をCGで見せてくれるので退屈しません。139分が長いと感じなかったので、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。以前、「黄泉がえり」で草なぎ剛と竹内結子のコンビに大泣きさせられたので、『今回も泣けるのか?』と思いましたが、今回は泣いている人がほとんどいませんでした。最後に竹内結子が死ぬことは最初からわかっていたし、小説の内容が「笑える話」だったから。評価は B ですね。オススメってほどじゃないけど、心に残るストーリーでした。
2011.01.17
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有名女優のウィノナ・ライダーとジェニファー・コネリーが出演。監督が「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード。日本語の題名から、『軽い感じのラブコメかな?』と思ったのだが・・・内容は原題の「ザ・ジレンマ」に近かった。どういうジレンマかというと、親友の奥さんの浮気現場を目撃してしまったアナタは、それを親友に伝えますか? それとも黙ってますか? というもの。日本人なら十中八九「見て見ぬフリ」だけど、この映画の主人公はバカ正直に伝えるんだ。その結果どうなるかは見てのお楽しみ。面白かったのは本題と関係ない主人公の仕事かな。電気自動車のアクセルに連動して、大排気量のアメ車そっくりな排気音を出そうとする。確かに電気自動車やハイブリッドカーって、排気音で気持ちが高揚することってないよね。カーステレオで好きな音楽を聴くから別にそれでいいという人もいるだろうが、近い将来は安全のためにスピードに応じた走行音が出るようになるだろう。やろうと思えばコンパクトカーでダッジ・チャレンジャーのエンジン音を味わうことだってできると思う。今、アメリカや日本では、そういう研究が盛んに行われているんだろうね。これまで通りのエンジン音がいいのか、それとも、もっと心地いい走行音が他にあるのか。いろんな研究が進んでいるだろう。『ドン・キホーテの曲だけはやめてほしいな』アタシはそう思うんだけど、みなさんどうでしょう?映画の評価は C の「おひまなら」。セリフが多く、しかも早口なんです。アメリカ人なら軽妙なおしゃべりに聞こえるかもしれないけど、日本人にはつらいでしょう。内容もあまり面白くない。
2011.01.16
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去年、似たような映画を見ましたねー。同じトニー・スコット監督の作品で、主人公も同じデンゼル・ワシントンです。サブウェイ123 激突「サブウェイ123」では地下鉄の運行部長役だったかな? 今回、デンゼル・ワシントンはベテラン機関士の役で、無人で暴走する貨物列車を止めに行くヒーローです。全長800mの貨物列車は危険物満載。行きつく先には人口密集地があり、そこに制限速度24km/hの大曲りがある。このままいくと大爆発が避けられない。さあ、どうやって列車を止めるのか?!こっちは『どうせ間一髪のところで止めるんだろ』と思いながら観てるわけですよ。『途中、いろんな危機があるだろうけど、最後はめでたし、めでたしなんでしょ』と。で、結局そーなんです。登場人物の過去とか、家族とか・・・途中、いろんな問題が次々に明かされていくけど・・・2時間ドキドキして、ハッピーエンドなら、それで楽しいでしょ?・・・という「ありがちな」映画です。ということで、アタシの評価は B- の「まあまあ」。観に行って損したとは思わないけど、ちょっとドキドキしただけかな?この映画はカリフォルニアのアメリカ人に是非観てもらいたいですね。なぜかというと、新幹線の安全性を高く評価してもらいたいからです。「少々高くても日本製を買うべきですよ。中国製は安かろう悪かろうだからね」と言いたい。※ワンポイント英会話(Coaster)この映画の中では、暴走する列車のことを Coaster (コースター) と呼んでいます。日本の遊園地にあるのはジェットコースターですが、アメリカでは同じ乗り物のことを Roller coaster (ローラーコースター) と呼びます。遊園地ドットコム(全国のコースター・ランキングなどが載っているサイトです。日本でローラーコースターがジェットコースターと呼ばれるようになった経緯も書いてあります)※ワンポイント英会話(Hooters)レストランの名前ですが、ちょっと変わってるんですね。ボクはオーストラリアのゴールドコーストにある HOOTERS に行ったことがあるんですが、ウェイトレスが全員ローラースケートを履いてました。(今はローラースケートを履いてないようですね)さて、ここで「バーレスク」をもう一度観ました。一回目の感想はリンクしたブログに書いてありますが、二回目を観て気づいたことをメモしておきましょう。※ワンポイント英会話(Straight)「まっすぐ」という意味だと思うでしょ。でも、他の意味もあるんです。この映画の中では Gay (同性愛者)の反対語として Straight(異性愛者)という意味で使われています。そう言えば、テレビを観ているとゲイのタレントがたくさん出てきますよね。池上彰さんが、しばらくテレビ出演を控えることになったので、マツコ・デラックスのレギュラー番組が増えるかもしれません。日本人って元々ゲイに寛大な国民なのかな? 昔はキモチワルイという感覚があったけど、今は見慣れたのでキモチワルイという感覚がほとんどありません。『草食系男子よりはゲイの方が面白いかな?』ぐらいの感覚です。
2011.01.12
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上映終了寸前に観てきました。石原伸晃議員の SP が風呂場を覗いて逮捕されたというニュースがあったでしょ。あれで思い出したんです。『タダ券があるから今のうちに観ておくか』と。テレビドラマは観てなかったけど、冒頭のシーンで岡田准一がエスパーだということがわかりました。過去の設定は良くわからないけど、3月公開の「革命編」を観れば、その辺もわかるのかな?岡田准一のアクションは、けっこう頑張ってます。でもねー、テロリストのやり方が「ぬるい」んですよ。ピストルなら簡単に殺せるのに、わざわざサバイバルナイフやボウガンを使うんです。挙げ句の果てにテロリストが投げたダイナマイトは、岡田准一が警棒で簡単に打ち返しちゃうしね。しかし、話がツマラナイわけじゃない。今の総理大臣や官房長官のことを考えると『死んだ方が日本のため』と思います。特に仙谷官房長官は、品性下劣で愛国心もない。見えるのは権力欲だけでしょ。要人警護をするはずの SP に謀殺されてもおかしくないです。そういう意味では「絵空事」とは思えないんだけど・・・もうちょっとテロリストを本気モードにしてほしいなぁ。ということで、「SP 野望編」の評価は C+ の「おひまならだけど、ちょっと面白い」。革命編もヒマだったら観に行こうと思います。
2011.01.09
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箱根駅伝も終わったので、今日は海老名へ行きました。みんな新春バーゲンが目当てなのか、駐車場が激混みでしたねー。まだ正月休みが終わってない人が多いようです。箱根駅伝といえば・・・アタシはテレビを観ながら「よっしゃ、よっしゃ」と言ってましたが、みなさんはどうですか? 釣りおやじの大学は助っ人以外、ほとんどテレビに映りませんでしたねー。ウシシ。だいたいアフリカ人を留学させてる大学は「駅伝」というより「宣伝」でしょー。あと、東洋大学の柏原は、どう見ても人間じゃありません。あいつガソリン飲んで走ってるんじゃないの?あんなヤツがいたら勝てるわけないしぃー。というわけで海老名に着いたんだけど、今日の目的は映画観賞と、なにか美味しいものを買うこと。明日、母親を車に乗せて身延の叔父の家に遊びにいく予定なのでね。いい物はけっこう高いねー。ダウンジャケットより辛子明太子が高い世の中って間違ってるんじゃないの?さてさて、それじゃ、映画の話に移りましょう。「相棒-劇場版2-」は、前半、テンポが良くてワクワクするんだけど・・・後半アクションシーンがないので、「これぐらいならテレビでやれば?」と言いたくなります。まあ、アタシは現在「一ヶ月間無料パス」を持ってるからいいんですけどね。そうでない人は、レイトショーかサービスデーにどうぞ。ただ、今まで「相棒シリーズ」をテレビで楽しんできた人は、観た方がいいかもしれない。なぜかというと意外な結末が待っているからです。ということで、「相棒-劇場版2-」の評価は C+ の「もうちょっとがんばりましょう」。
2011.01.04
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映画を観て最初の一言・・・クオラよりジェムの方が好みだ。(「何を言ってるかわからん」という人は画像検索するか映画を観よ)二言目・・・迫力ある重低音で座席が振動した。この作品は設備の整った映画館で観るべきだ。三言目・・・MY3Dメガネをもらった。(次回から3D作品上映時に持参すると100円引きになる)四言目・・・コスチューム・デザインがカッコイイ!五言目・・・夢のまた夢というカンジがする。現実味がほとんどないので、キャラクターの生死に興奮することはない。評価は B。映像、音響などは最高レベルだが、あまりにも現実離れしているので登場人物に感情移入しにくい。面白いけど、すぐに忘れてしまうだろう。
2010.12.27
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TOHO シネマズのポイントが6,000マイル貯まって、きのうから1ヶ月間の見ホーダイになりました。その上、ワールドカップのために加入したスカパー!が「契約後6ヶ月」ということで、年末年始の2週間、見ホーダイになってます。つまりダブル見ホーダイってわけ。今年映画館で見た映画は、きのうまでで57本と少なくなってますが・・・年末までにあと3本観て60本にするつもりです。「トロン・レガシー」「最後の忠臣蔵」「相棒 劇場版 II」で60本。これで終了ですな。さて、年末年始は映画でも観ようと思っている方にボクがオススメするのは・・・映画館で観るなら「バーレスク」がイチオシ。読書と映画をダブルで楽しむなら「ノルウェイの森」。レンタルのオススメは・・・ミラ・ジョボビッチ主演の「パーフェクト・ゲッタウェイ」にしておきましょう。大都市の劇場でしか公開されていませんから、まだ観てない人が大半だと思います。舞台はハワイのカウアイ島で、ジャンルはサスペンス・スリラー? これはけっこうドキドキすると思いますよ。アタシは終わったと同時に2度目を観たくなりましたから。(ただし、お子ちゃまと一緒に観てはいけません)
2010.12.24
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Burlesque バーレスク(Wikipedia) とは・・・第一義的には、シェイクスピア等先行する文芸作品をパロディ化した茶番であり、一般的には、性的な笑い(艶笑、軽い下ネタの類い)のコントや、ヌードに至らない女性のお色気を強調した踊りを含めたショーのこと。この映画のバーレスクとは・・・日本で言うと「黒鳥の湖」や「ギャルソンパブ」のようなショーパブですね。踊り子はMr.レディーじゃなくて正真正銘の女性だけど。えっ?! あなた、黒鳥の湖やギャルソンパブに行ったことないの? それって、日本が世界に誇るショーを見てないということかもよ。歌舞伎や宝塚が「表」とすれば、「裏」のエンターテイメントで・・・AKB48が「草食系向き」とすれば「肉食系向き」ね。かわいそうに。こんど東京に来たら、はとバスにでも乗りなさい!個人的な好みだけど・・・この映画、今年のナンバーワンです。評価は A+ の「何度でも観たい!」。今のうちに映画館で観ておきましょう。観れば良さがわかります。
2010.12.23
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この映画は12世紀のイングランドでロビン・フッドが誕生するまでの話です。歴史をデフォルメしているので、日本映画で言うと「GOEMON」に似てますね。ヒロインはケイト・ブランシェット。ロビン・フッドの子分には、ERに出てきたモリス医師の顔も見えます。なんと言ってもスゴかったのが城のセット。制作費1億ドルだから、セットの規模が違います。見えるところだけでも熊本城ぐらいあるんじゃないかな?あと、フランス軍が海から攻めてくるシーンは「硫黄島からの手紙」に似てます。崖の上から矢を放ってフランス軍をバタバタ倒すところは「硫黄島からの手紙」と「トロイ」と「HERO」をミックスしたような感じ。ラッセル・クロウはいい俳優だけどさ・・・10年ほど年を取りすぎてる。 相手役のケイト・ブランシェットも40歳を過ぎてるし・・・なんかイマイチなんだよなー。お子ちゃまが見られないR-15にしてくれたら、もうちょっと面白かったかもしれないけど。ということで、評価は B- の「まあまあ」。スペクタクルはあるけど、エロさ、若さ、目新しさなどが足りない。
2010.12.21
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「ノルウェイの森」は出版されたばかりの初版本を読んだ。1987年出版だから、今から23年前のことだ。主人公のガールフレンドが心の病で療養所に入り、何度かそこへ行ったり来たりする間に、他の女の子ともいろいろあって・・・どうにかなった・・・ぐらいの「ぼやけた記憶」しかなかったが、上下二巻の長編を一気に読ませてしまうだけの魅力はあったのだろう。アタシはその本をI君から借りたのだが、すぐに返した記憶がある。そのI君という男は青学出身の営業マンで、大学時代から「ノルウェイの森」の主人公・ワタナベのようにナンパを繰り返していたらしい。だからI君は「ノルウェイの森」にいたく共感して、アタシにも勧めたのだと思う。「安保 粉砕! 闘争 勝利!」映画はワタナベの親友・キズキが自殺するシーンからはじまるが、場面はすぐに大学紛争当時のキャンパスに移る。一部の学生たちが本気で革命を起こそうとしていた時期だ。しかし、ワタナベは革命に無関心。先輩(玉山鉄二)に連れられてナンパを繰り返していた。そんなある日、ワタナベは直子(菊地凛子)と偶然再会する。(直子はキズキを愛していた)-----どう? 読んだ人は思い出した?アタシは、その後ワタナベがキャンパス内でミドリと出会い、仲良くなっていくところでようやく思い出した。ミドリって変な女の子なんだよ。ミドリはワタナベに対してこんなことを言う。「たとえば今私があなたに向かって苺のショートケーキが食べたいって言うわね。するとあなたは何もかも放り出して走ってそれを買いに行くのよ。そしてはあはあ言いながら帰ってきて『はい、ミドリ、苺のショートケーキ』だよってさしだすでしょ、すると私は『ふん、こんなのもう食べたくなくなっちゃったわよ』って言ってそれを窓からぽいと放り投げるの。私が求めてるのはそういうものなのよ」そう言えば・・・女ってチヤホヤするとつけ上がってワガママを言い始めるでしょ。中には北朝鮮並みのワガママを言う女もいる。食うに困ってるくせに「もうトウモロコシはいいから米よこせ」・・・みたいな。呆れて突き放すと「もう付き合ってあげないわよ」なんて言い出して、「ああ、もう付き合ってくれなくてけっこうだ」と言うと、ミサイルに燃料を入れはじめたりする。北朝鮮って女性的なのかな? それも、どうしようもない性悪女。たいして美人でもないくせに、男の弱みを握るのだけはうまいんだ。-----さてさて、映画に話を戻そう。その後、ワタナベは総合失調症に罹った直子を訪ねて森の中の療養所へ通うことになるのだが・・・そこから印象的なシーンが続く。草ぼうぼうの湿地帯に長いレールを敷いて5分にもおよぶ歩きながらの長回し。直子と同室の音楽の先生・レイコさんがギターを弾きながら「ノルウェイの森」を歌うシーン。こういうシーンは文章より映画の方が印象に残りやすい。音楽や映画のワンシーンを電子ブック「ノルウェイの森」に挿入したら面白いと思う。そうすれば「ノルウェイの森」を10倍楽しめるだろう。映画だけでも、小説だけでも、なにか物足りないのだ。特に村上春樹の小説は文中に出てくる音楽を聴かないとイメージがわいてこない。著作権問題で今は難しいが、おそらく将来の電子ブックは、音楽やビデオ、アニメーションなどを組み合わせたモノになっていくと思う。アタシはそれをWebページで既にやっているけれども、その場合、自分で曲を作るか著作権フリーの音楽素材を使う。もちろんアニメは自分で作らなきゃならない。-----エンドロールを最後まで観ていたら「協力:アース製薬」の1行を発見した。これは湿地帯での撮影が多かったためだろう。菊地凛子が「笑っていいとも」で「蚊に刺されて参った」という話をしていたから。アタシはエンドロールの最後の方をよく見ているのだ。たとえば、主人公のメガネが印象的だったら、眼鏡屋はどこかを探したりする。その他に注目するのはロケ地の情報。「ノルウェイの森」は三重県のどこかで撮ったらしい。あと、キャンパスの一部は早稲田大学だったようだ。-----最後に評価だが、この映画は村上春樹の小説を「補うもの」として観るといいだろう。原作を読んだことがない人は、映画を観てから小説を読んでもいい。ただ、自殺の話が何度も出てくるので気分が落ち込んでいるときに読むのはキケンかな。映画単独の評価は B- の「まあまあ」。もう一度いつか「ノルウェイの森」を読んでみたくなった。
2010.12.16
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一度も刀を抜くことのない時代劇って今までにあったっけ? うーん、思いつかないなぁ。刀の代わりにそろばんで生計を立てる侍・・・徹底してるところがいいね。古い時代の話なのに『新しさ』と『メッセージ』を感じる。「武士の家計簿」を観たら、みなさんも日本の将来が不安で不安でどうしようもなくなるだろう。日本の借金時計もう850兆円を越えてるよ。いろいろ売り払って半分返したとしても400兆円以上残る。しかも、向こう20年~25年は年金、介護保険、医療費が毎年増加していくのだ。生産年齢人口は毎年減り続けているというのに。これはもう、将来の日本人が「放射能除去装置」、「無限電池」、「水で走る自動車」、「竹コプター」、「不正コピー撲滅メソッド」、「介護ロボット」などを次々に開発しなければ返せない。アメリカや中国みたいに暴力で解決できない以上、日本は「増税+倹約」か「未来産業への集中投資」、あるいは「老人だけが死に至るウィルスの開発」を急ぐべきだろう。(3番目が最も現実的だったりする)そんなことを考えさせてくれる「武士の家計簿」。地味だけど面白いんじゃないでしょうか? 評価は B の「映画館に足を運んでも後悔しないレベル」。P.S. 仲間由紀恵のオバサン化に拍車がかかっていた。プロフィールの体重は10キロぐらいサバ読んでるね。
2010.12.13
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映画は全部観てるんですが、本を1ページも読んでないので内容が良くわかりません。イギリス人が「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観たようなカンジかなぁ?『映画を観た』という満足感はあるんだけど、話のつながりがサッパリわからん。ハーマイオニーはロンと結ばれるのか、それともハリーなのか・・・その辺が見どころかなぁ? PART 1ではまだわからないけどね。とにかく、ここまで観たらラストも映画館で観ないとイカンな。今回は「ラストへの布石」ということで B。
2010.12.08
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ブログ仲間の中では一番乗りですかねー。「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を12月1日 20:30 の回で観てきました。ストーリーはみなさんご存じでしょうが、実写版のストーリーは若干違うので簡単に説明しておきましょう。※ガミラス星人の攻撃で地表が放射能に汚染された地球。人間は地下で、かろうじて生きのびたが、しだいに地下も放射能に汚染され、人類滅亡まであと1年というときだった。突然イスカンダルから地球にカプセルが届く。その中にはイスカンダルまでの航海に必要な波動エンジンの設計図が納められており、それが宇宙戦艦ヤマトに搭載されて・・・※そうそう、「イスカンダル」で思い出したんですけど、先週、サバ雄さんとイカ釣りに行ったとき、ちょっとした事件が起きたんです。サバ雄さんが1杯目のスミイカを釣ったとき、アタシがタモ入れしてサバ雄さんにタモを渡した直後・・・「ブシュッ!」という音。「あうっ!」イカ墨爆弾を頭から浴びたサバ雄さん「イカスミダルマ」になってました。ここで「イスカンダルの語源」を検索してみたんですが、Wikipedia によると・・・Iskandar は、古代マケドニア王国のアレクサンドロス大王を指すアラビア語・ペルシア語の人名である。となってます。しかし、「宇宙戦艦ヤマト」に出てくるイスカンダルの語源は、案外イカを釣りに行った作者が「イカスミダルマ」になった・・・なんてことかも。-----「宇宙戦艦ヤマト」と言えば、もうひとつ忘れられない思い出があります。大学生の頃、アタシは学校帰りに同じ学部のY君(現在三重県在住)の下宿に入り浸っていたのですが・・・Y君の部屋にあった14型テレビが「ガミラステレビ」と呼ばれていたんです。なぜかというと、ガミラス星人(デスラー総統)の青い顔が普通の肌色に映り、ヤマト乗組員の肌が緑色に映ったからです。これホントの話ですよ。いくら作り話のうまいアタシでも、ここまでは無理!-----話が大幅に逸れましたが、そろそろ「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の感想に移りましょう。1. 黒木メイサ、スタイル抜群!これじゃユニクロも高級ブランドに見えちゃう。2. 黒木メイサとキムタクのキスシーン、なぜか早送りボタンを激しく打したくなる。3. 黒木メイサ、心肺停止状態。『AED だ、わーいわーい』と思った途端、息を吹き返して『なんでやねん!』4. 黒木メイサとキムタク、なぜかワープ航法の最中にチョメチョメ。これぞ「ワープ子ぉ宝?」ということで、なかなか面白かったです。評価は B+ ですかね。良くも悪くも話題作りのために「必見」の作品でしょう。キムタクのクサイ演技に吹き出すもヨシ。黒木メイサの美貌にヨダレをたらすもヨシ・・・ということで。
2010.12.02
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インチキ3Dのクォリティーにはガッカリだったなぁ。これならオリジナルのまま800円で見せてくれればいいのに。あるいは、バトルロワイヤルとバトルロワイヤル2の二本立てを通常料金でもいい。それならハリー・ポッターより見る価値がありそう。しかし、10年たってるとは思えなかったなぁ。山本太郎なんか現在とほとんど変わらない。ひょっとすると3D版に出演している山本太郎は、一部現在の山本太郎かもしれない。最初に文句言ったけど、タケシと柴咲コウは素晴らしい演技だった。テンポもイイし、ロケ地の景観も変化に富んでいて面白い。映画の最初の方にこんなセリフがあるんだが・・・タケシ「この国はすっかりダメになってしまいました。そこで、今日はちょっと皆さんに殺し合いをしてもらいます」確かに民主党政権になってから、この国はすっかりダメになってしまった。冒頭のセリフがやけに現実味を帯びてきたぞ。政治家は出来もしないことを平気で公約するし、大臣たちの無能ぶりも目を覆うばかりだ。かくなる上は、国会議員同士のバトル・ロワイアルで小沢と菅が差し違えて・・・評価は B(+)にしておきましょう。まだ観てない人はストレス解消にどうぞ。
2010.11.23
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いかにもクエンティン・タランティーノらしい映画で、何も知らずに観たら「監督はタランティーノ!」と言いそうですが、実は違うんです。「グラインド・ハウス」をタランティーノ監督と協同で作ったロバート・ロドリゲス監督が「グラインド・ハウス」の中で予告編として出した映像の続きを映画化したのが「マチェーテ」。※マチェーテ:主人公の通称。ジャングルに分け入るときに使う山刀(ナタ)のこと。スタイルはキル・ビルと同じで復讐劇。マチェーテがジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスの力を借りて、悪役のロバート・デニーロとスティーブン・セガールを倒すマカロニ・ウェスタン風アクション映画。B級映画にしてはキャストが豪華ですねー。マチェーテのキャラクターも面白い。「マチェーテ やればできる」なんてセリフがありますが、まるで「インディアン ウソつかない」みたいなセリフの言い方がグッド。万人にオススメできる映画じゃありませんが、国会中継を観るひまがあったら、こっちを観た方がイイでしょう。ということで、評価は「なかなか面白い」の B です。見どころは爬虫類みたいな顔のマチェーテとジェシカ・アルバのキスシーン。スティーブン・セガールのハラキリ。ミシェル・ロドリゲスのセクシーなスーパーローライズ・ジーンズ姿かな?スーパーローライズ
2010.11.12
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141分と長い映画ですが、時間が経つのを完全に忘れました。印象的なシーンが要所要所にちりばめられていて、観客を飽きさせません。特に伊勢谷友介と岸辺一徳がからむシーンはビックリでしたねー。伊勢谷友介って東京芸術大学の美術科に現役で合格した秀才ですよ。今回はトンデモナイ役で出てますけど・・・まず設定がいーんです。少なくとも日本人にはわかりやすい。カンヌでは何ももらえなかったけど、それは観客に江戸時代の知識がなかったからじゃないでしょうか。外国人には少なくとも「参勤交代」の説明が必要だと思います。あと「御三家」、「目付」、「旗本」、「浪人」、「老中」などがわかりにくいかな。全員「忍者」なら外国人でもわかるけど。ということでアタシの評価は A-。「外国人にはイマイチかもしれないが、対象が日本人限定なら A クラスのバイオレンス映画」P.S. 映画の予告編に「バトル・ロワイヤル 3D」が登場しました。「バトル・ロワイヤル」は2000年に公開された映画ですが、3Dでもう一度劇場公開されるそうです。(11/20~)バイオレンス好きにはタマランですよ。18歳の柴咲コウをもう一度スクリーンで観たーい!!
2010.10.27
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「エクスペンタブルズ」とは「使い捨て軍団(傭兵部隊)」という意味らしいっす。シルベスタ・スタローンをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーといった主役級アクションスターを揃え、さらにミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツネッガー、ドルフ・ラングレンが脇を固める豪華なキャスト。キャストだけ見たら「必見」ですが・・・さて、どうだろう? 各キャラクターの説明もいろいろ出てきて、明らかに続編を作る気満々ですねー。うーん。内容は・・・とにかく破壊と殺戮の限りを尽くします。最後は目的さえわからなくなるほど激しい戦場!ふーーーーー、壮絶なアクションを堪能しました。評価は「オススメ」の B+。エクスペンタブルズが実在したら、海賊退治で活躍しそうですねー。
2010.10.23
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50人ぐらい観ていたが、観客の中でアタシが一番若かった。(どんだけ~?!)で、『桜田門外の変がクライマックスだろう』と思っていたら、137分の映画の30分ぐらいのところで井伊直弼は早々と死んでしまう。早く観たいから、それはそれでいいのだが、あとが『長い長い』。大した盛り上がりもなく、安政の大獄だの、ペリー来航だの、日本史のおさらいと水戸藩士(大沢たかお等)の逃亡劇がダラダラと続く。大沢たかおの息子に扮した加藤清史郎が熱演すればするほど、「トヨタのクルマを買ってくれ」と聞こえるし・・・ということで、「桜田門外の変」の評価は、ひまな高齢者向きの C。正直、かなりひどい。
2010.10.19
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豪華2大スター共演のアクション映画です。トム・クルーズとキャメロン・ディアスがアメリカ、ヨーロッパ、ケイマン諸島を舞台に大暴れ。評価は「なかなか面白い」の B で、少なくともチリ鉱山の救出劇よりは1000倍面白いでしょう。「アルマゲドン」みたいに地球を巨大隕石の衝突から救った英雄なら感動しますけどね・・・地球の裏側で起こった鉱山の落盤事故ぐらいで感動するわけがない。結果的にチリの大統領が日本の総理大臣より国際的に有名になっただけです。あれをネタに映画を作っても日本じゃ絶対ウケません。だってトム・クルーズとキャメロン・ディアスが頑張っても大してヒットしない国ですから。
2010.10.15
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最後の20分を除けば、けっこうワクワクドキドキでした。問題の20分については「観てのお楽しみ」というか「ネタバレはマズイだろ」ってことで書けません。(あしからず)アタシ的にはスゴクいい線いってたのに・・・最後に『それはないでしょ』・・・あるいは『いいかげんに、しろーいボス』ということで、B の「なかなか面白い」という評価。(上映時間129分)2Dと3Dがありますが、アタシは2Dをオススメします。129分も3Dメガネをかけるには値しません。2Dで十分です。※余談:佐藤隆太は2で死んだと思いこんでいたので、ちょっとビックリでした。(1, 2をちゃんと観てないと感情移入できません)
2010.10.07
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モントリオール世界映画祭で深津絵里が最優秀女優賞を獲得した作品です。しかし、主人公は、どちらかというと妻夫木聡で、妻夫木聡が何ももらえないのは、『ちょっと不公平』という気がしました。長崎の外れの小さな漁村に住む祐一(妻夫木)は出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代(深津)と出会う。逢瀬を重ねる2人だったが、祐一は世間を騒がせている福岡の女性殺人事件の犯人だった……。監督は「フラガール」の李相日。まず、ロケ地になった長崎県平戸市の風景がいいです。でも、子供の頃からそこで育った人間にとっては退屈でしょう。ボクも大山(おおやま)のよく見える丹沢の麓に住んでいますが、丹沢の山々を観て感動することは年に2,3回しかありません。内容は出会い系サイトが絡んだ男女の愛憎劇で、万人にはオススメしにくい作品です。それでも感動すれば A なんてこともあるのですが・・・事件の発端になった偶然がわざとらしいとか、ばあちゃんが詐欺師にだまされるのと殺人事件が結びつかないなど、いくつか粗がありました。でも、カメラワークがとても良かったので芸術性は GOOD。考えさせられる内容もイイと思います。ということで、アタシの評価は B の「なかなか面白い」です。
2010.09.29
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主演のジュリア・ロバーツが来日してましたよね。「THE LAST MESSAGE 海猿」を観ようと思ったのですが、ちょっと遅刻したので「食べて、祈って、恋をして」を観ました。平日のレイトショーだから『こんなもん?』という気もするけど、公開4日目の海老名で4人だから、おそらくジュリアさんは惨敗だろーなー。今週は深津絵里、妻夫木聡の「悪人」と伊藤英明、加藤あいの「THE LAST MESSAGE 海猿」が人気みたいです。この映画の宣伝を引用すると・・・ニューヨークで活躍するジャーナリストのエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、離婚や失恋を経験し、35歳で人生をリセットするために1年間の旅に出る。イタリアで“食”に魅せられ、インドで瞑想にふけり、最後に訪れたインドネシア・バリ島では運命的な恋に落ちるが……。なんかね、観てたらやたらとおなかが空いて、夜中の12時過ぎにマクドナルドへ駆け込んじゃいましたよ。クォーターパウンダー・チーズとホットコーヒーで320円。『あれっ? このボリュームにしては安いな』と思ったら、運良くクォーターパウンダーがキャンペーン中だったみたい。(23日まで1個200円)さて、映画の内容ですが、これは女性向き・・・それも主婦じゃなくてキャリア・ウーマン向きの映画だと思います。気になったセリフはこれ ↓「子供を産むってことは、顔にタトゥーを入れるようなものよ」ニューヨークで女性が男性を押しのけてバリバリ働くということは、それぐらい大変なんですかね。この映画は男性向きじゃないので、アタシの評価は C+。おひまならだけど、イタリア、インド、バリ島をジュリア・ロバーツの案内で旅する気分に浸りたい人はどうぞご覧ください。日本人の女性の中にも『周りの男どもは、どいつもこいつも草食系ばかりで面白くない!』と思っている人がいるでしょう。そういう人にはオススメです。たぶん気に入ると思いますよ。
2010.09.22
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きのう深夜に観たんですが、サバ雄さんも来てましたね。だいぶ席が離れていたので声はかけなかったけど・・・映画が終わって退場するとき、うしろから「ウギャァーッ!」と言いながら飛びかかってやろうかと思いました。アタシはミラ・ジョボビッチの大ファンなので驚喜してましたが・・・サバ雄さんはそうでもなかったみたい。仏頂面して足早に帰って行きました。3Dとハイスピードカメラを組み合わせた映像のカッコ良さ。突然襲いかかってくるアンデッドにドッキリ。巨大なハンマーを振り回すモンスターとの死闘・・・なかなか面白かったけど・・・最後に大ボスは倒してないんですよね。1面クリアで次回に繰り越しです。ということで、ちょっと物足りなさもありますが、劇場向きの映画なのでミラ・ジョボビッチのファンは是非劇場で。総合評価は B にしておきましょう。
2010.09.11
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大ヒットしてるみたいだけど・・・おっさんひとりで「ハナミズキ」はコッパズカシイよねー。だから「ベストキッド」にしました。1984年公開のオリジナルも映画館で観たんですが、オリジナル版では、"Wax on, wax off" の場面、ミヤギが箸で蝿をつかむ場面などが印象的でした。さて、リメイク版はどうか? ウィル・スミスの息子(ジェイデン・スミス)が主役で、オリジナルではミヤギ(日本人)だった師匠が今回は中国人のハンさん(ジャッキー・チェン)です。これ、なかなか面白いですよ。140分が長く感じませんでした。ジャッキーが師匠役なのがいいですねー。ジェイデン・スミスのアクションもかなりイイ! 万里の長城、紫禁城、武当山など、中国の観光まで楽しめてオトク!ということで、評価は B+ の「オススメ」です。
2010.09.07
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荻上直子監督の新作です。前作の『めがね』(2007年)が気に入ったので観てみました。例によって「もたいまさこ」が出てくるのですが、その他の出演者はみんなカナダ人で、セリフはすべて英語です。(もたいまさこはセリフがほとんどない)『最後どうなる?』という期待感が強すぎたせいか、ラストでちょっと肩透かしを食らったような気がします。謎めいた「ばあちゃん」の行動がラストで『なるほど!』と言えれば「オススメ」なんですけどねぇ・・・今回のオチはちょっと弱いです。というわけで「Toilet」の評価は B- の「まあまあ」。
2010.09.03
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