言われた言葉が Do you like dogs? であろうと、You like dogs(, don’t you)? であろうと、Don’t you like dogs? であろうと、You don’t like dogs(, do you)? であろうと、答えは一定です。 犬が好きなら Yes, I do. だし、好きでないなら No, I don’t.です。
Yes/No は、相手の問いかけの内容に関わらない、というか、「答えている」ことですらないとも言えるのです。たとえば、次のようなやりとりがありえます。 “I can’t do that…. I’m not confident…” (それはできないよ、自信がないんだ…) “Yes, you can! You CAN do that. “(できるよ、できるんだよ! ) “No, I can’t….”(だめだよ、できないよ…)
私たちも、長めの答えをすればいいのです。 You don’t like dogs? (疑問文の形を取っているものより、こういう、平叙文で文末を上げて畳み込まれる方が日本人にとってはヨワイ) と尋ねられて、迷ってしまった場合、とにかく I like dogs! (またはI don’t like dogs.)と言ってしまえばいい。誤解されようがありません。ついYes・Noを反対に言ってしまってもとりあえず気にすることはありません。そうこうしているうちに、Yes, I don’t.のように否定の内容にyesをつけることのズレた感じが分かってきます。そして次第に、Yes/Noの本当の意味も分かってきて、そうなれば、Yes/Noだけで答えることもできるようになるのです。
It’s not difficult at all, is it?←No! と答えてくれることを期待しております。