6月2日(木) 保険Vytraに新規加入、 3ヶ月のブランクを経て、ようやく不妊治療再開。 3:30 pm 夫とLake Success Officeへ。 夫の退職パーティー以来の訪問に大歓迎を受ける。 Dr.ブレナーとConsultation、事前に夫からDr.ブレナーに 母の病気の話がされており、Dr.ブレナーも体外受精へ進むことを 「which is not unreasonable」と了承。
以下、本日の内容
*ファイナンシャル プランについて話す。 保険が何処までカバーするか 夫が勤務する総合病院の職員べネフィットが使えるか NY州のGrant(無料になる)が適応するか *PA(フィジシャンズ アシスト)バーバラかゲイルと アポイントメントを取って今後のスケジュールを立てるよう 指事を受ける。 *血液検査のための採血 夫4本 私8本。 *ナースのジェ二ーからART Boarding Pass、ブックレット、 IVF Check Listを一式もらいそれぞれ説明を受ける。 *Billing DepartmentがVytra Hot Lineにカバーの詳細を尋ねてくれる。 Basic All Service Sonogram, Veni, OV IUI - 3 attempts per year IVF - Subj. $1000.00 deductive 15,000 Lifetime max or 2 attempts for IVF which ever one comes first.
6月7日(火) Dr.ブレナーより電話 先日の血液検査の結果、私にThyron Over Activeの結果がでる。 甲状腺異常なので体外受精の前に再検査と言われる。
薬漬けとはまさにこのことだ。 私はこれから、こんなに人工的に、身体にウソをついて、 脳みそをダマして、自分の子供を”作る”のか。 保守派が「倫理的に問題あり」という気持ちが分らなくも無い。 ここまでしなければならないのかと思うと非常に情けない。 費用の面を思うと夫にも申し訳ない。 「I'm nervous and excited at a same time」とは言ったものの 本心はどちらでもない。この複雑な心境言葉にし難い。 インタビューの後、バーバラと3人でKiss'oでランチを取り アルバイト先へ遅れて行き働く。
6月24日(金) バーバラ宅に夕飯に呼ばれたついでに Medicationのおさらいをしてもらい 足りない薬をリストアップしてもらう。 手術のため延期になって気になっていたEndo Biopsyの件を尋ねると、 手術でとったpolypが組織検査に行っているので、それで用は足りている からEndo Biopsyはいらないとのこと。 マイクは今日私が言うまで、私がIVF patientである事を バーバラから聞かされていなかった。 How professional Barbara is !
ジャッキーから電話でHCGのインストラクションを受ける。 その後スーザンから再び電話で、HCGを打つ時間の変更。 最終的には、9:45pm HCG 5000 unit. Draw 2cc of water to mix with HCG powder, Draw back only 1cc to inject. 当初の10,000 unitが半分になったのはestrogen level が高いからとの事。 HCG投与のため、その他stimulationやステロイドは何もナシ。 HCG注射はInter Muscularなので腰に打つ、 自分では届かないので逃げ腰の夫に頼んで打ってもらう。
↑右の細い針の中にいる小さな黒いのが精子の頭。 グレンはひとつひとつ卵や精子の様子を説明しながら 丁寧に受精させてくれる。グレンにお礼を言い、 インキュベーターに入れられる我が子達に 後ろ髪を引かれる思いでlabを後にする。 皆、しっかり細胞分裂して立派な受精卵になりなさい。 帰りしな、職員休憩室からピザをもらい食べながら帰る。 17:00帰宅。今日からのMedicationは Medrol 4mg / 4 times a day Doxycycline 100mg / every 12 hours for 5 days。 手術後からの腹痛で、帰宅後はベッドで休む。 就寝後1時間おきにトイレに起きる。
7月22日(金) やや腹痛があるもアルバイトへ。 帰宅後夫から昨日受精させた卵19個中 14個が細胞分裂したと知らされる。 Medrol 4mg / 4 times a day Doxycycline 100mg / every 12 hours IM Progesterone 25mg (1/2cc) 注射 IMは腰に打つので、自分では届かず夫に頼む。
7月23日(土) IM Progesterone 50mg (1cc) 注射 IMは腰に打つので今日も夫に頼む。 明日はいよいよTransfer(受精卵を子宮に入れる日)
腰の下に二つ折りにされた枕を敷いてもらい処置開始。 お腹にジェルをつけてウルトラサウンドを見る。 なるほど、膀胱が満タンなおかげで子宮のカーブがなくなっている。 モニターに写ったfullな膀胱を見て 「Good job on your bladder」とDr.ブレナーに褒められる。 更に一言「(膀胱の形が)南アメリカ大陸みたいだね」との事。。。
ソノグラムはまず左右の卵巣から診て子宮外妊娠でないことを確認。 そして子宮を診るとDr.ブレナーは「You have two growing sacs」。 夫は即座に「Yes!」。私は唖然。一瞬「sacs」が「sex」に聞こえて もう性別も分かるの?と思ってしまった。 モニターには二つの黒い胎嚢と、その中にそれぞれ白いわが子の姿が。 とにかく、受精卵は二つとも着床したらしく、私は双子の母になった。
夫の喜びようは異常。 その後、小さな小さな心臓が鼓動するのを見せてくれる。 つわりがまだないので心配だったが、二人とも元気に生きているようで安心。 血液検査で採血2本。 Billing Dept.にも行き、皆に祝福される。 その後パートへ行き、パート先から実家の母へ電話で知らせる。 どうかI hope she can stay well to enjoy them for a few years. せめて子供が「おばあちゃん」と呼べるようになるまで。