快適ライフへの道

快適ライフへの道

2009.11.26
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リフォームをしたのは今から2年半前。
書きたいなぁ...と思いながらあっという間に時はすぎ...
でもいまだに日々、

「あぁ、やって良かったなぁ...」
「あぁ、便利♪」

と思うことが多々...。なんとか忘れないうちに、特に良かったなぁ...と思う点をポイントポイントで書いていければ...と思います。




まずは背景と予算から...。

うちはくじ運があまりいい方ではなくて、マンションの抽選は1/2の確立でも落ちて...ということが続いていました。現在のマンションは、一般公開する前にすでに完売...という人気物件。1F庭付きっというのははずせない、と思っていたけれど、背に腹は変えられない、と倍率の低いほう低いほう...と選んで迎えた抽選日。

...やっぱり落選


聞けば、ターゲットにしていた部屋より狭くなるけれど、1F住戸で当選者に急遽キャンセルがでたという。

大規模マンションの1階というのは大抵開発が進んでいるので、変更がきかない。うちのマンションは1-6階まではそうだったのだけど、フローリングの色やキッチンのタイプ、吊戸棚を取る取らない、etc...というのが、上層階がメニュープランがあるのに比べ、低層階は固定されている。

もともと新築マンションだけど、1階希望だから入居前に必要なところは自分でリフォームする、と営業担当に話していた私たち。それゆえに、

「間取りがご希望のお部屋とは違いますけれど、リフォームされると聞いていたので...」

との連絡につながったらしい
もう即答オッケー

結果的にもともと希望していた部屋より小さくなったことから、値段も大幅ダウン。
でもその代わりに手を入れた方がいいところも増えたので、少し本格的にリフォームすることにした。

その予算500万。

...とここまで書いて過去の記事を見たら...書いてありますね。リフォーム会社との面談あたりまでのお話






リフォームでは要所要所で目的のテーマを実現していきました。
まずひとつ目!

《家族のあらゆる洋服を一箇所にまとめた~い

もっと細かく言うと...

1) 一箇所に、家族全員分のしかも1年中の服が常に見渡せるように収納できる。

これは死蔵品をなくすため。私もそうだけど、旦那も前の家では

「下や奥のほうの服は着ない」
という状態。

年に数回の大規模衣替えを抹殺
それだけではありません。
日々の干し終わった服を持って、各部屋のクローゼットや服の収納場所にしまいにいく手間をなくすっ


2) セーターなど一部を除いてすべて掛ける。

1)とほぼ同じ理由だけど、とにかく***一覧性***を実現したかった。
そしてもう1つ。
「掛け収納」にすると、洗濯したあとそのまま掛けるだけで完了
たたむ...という家事を著しく省くことができる。
特にうちはタオル、ふきんなど、「たたむのが必要なもの」=「乾燥できるもの(干す必要がないもの)」という図式が成り立ちつつあったので、ハンガーに掛けて干したものはとにかくそのまま収納したかった。


3) 洗濯機の近く。

ハンガーに掛けて干す -> そのままクローゼットに移す

ということを実現するには、厳密には干すハンガーと衣裳部屋で使うハンガーを区別するようなことになると不便。よくありますよね。ベランダや庭で干している場合に、別に干し用のハンガーをそこに用意していること。これはうちではNG。
せっかくパイプが自由につけられるのだから、衣裳部屋のパイプの一部は洗濯干し作業にも使えるようにしたい。故に洗濯機は近くに


4) 風通しがいい

当然ですがカビるようなものであってはまずいですから


5) お風呂場の近く

以前、All About だったか... どこかの Webサイトで「日本には脱衣所がない」という記事を読みました。なるほど...という感じ。大抵、洗面所がかねていますね。なので、この衣裳部屋をなるべく広くして、脱衣や着替えを楽にできる、旅行のときにはスーツケースを広げてパッキングできるようなエリアにしたかった。


6) 玄関~リビングの間に

やっぱり上記の記事で読んだのですが、よく動線を考えると、玄関とリビングの位置にあると、衛生上いいし合理的だそう。帰宅して着替えて、手洗いうがいをして、リビングに入って落ち着く...と。



7) 寝室~洗面所の間に

とにかく幼い子供が寝ることになる寝室には、イレギュラーかもしれないけれど、収納スペースは作らない。タンスやハンガーパイプなどを置くのはもってのほかと思っていたので


6) 寝具も収納

とにかく、布もの全部一箇所にっ


7) とにかく引き戸!!

幼児&乳幼児がいるので、風の強い日に「ばーんっ」と扉が閉まるのにはほんと、ヒヤッ&イラッとさせられます。普段開けておいても邪魔にならず、そして子供が挟まれる心配のない扉に替えたいっ。




結構細かい要望(でも当時は漠然としか頭になかった)でしたが、部屋の間取りを見て意外と簡単に実現できることに気がつきました。うちの間取りと似たような

寝室2つ~廊下~洗面所~お風呂

なんて配置のマンション、ごちゃまんとあるんではないでしょうか。
こんな風に変えてみました。

へたくそな図で恥ずかしいですが...。

リフォーム[衣裳部屋]


二つの寝室のクローゼット1畳、1.2畳が、廊下と合わさることにより、5畳大の衣裳部屋に~

しかもよく見ていただけると分かると思うのですが、主に壁を取り払うだけで、再構築しなければならない壁は寝室側のほんの1.5m程度だけ。これがコスト削減につながりました。

さらにコスト削減のためのいくつか工夫。

● 完全に壁を取り払わない
見栄えは若干落ちますが、寝室や衣裳部屋の壁は天井からきれいに取るのではなく、10cmほど残しました。これにより、*** 天井の壁紙をそのまま生かす *** ことができました。何せ新築ですから残せるものは残したいきれいに取っ払ってしまうと、天井部分に壁分の穴が開き、天井の壁紙を張りなおしになるのを回避しました。

● 扉は元のクローゼットの扉を再利用
図で点線で書いてある部分は引き戸です。ほとんど開けて戸袋に入りっぱなしの状態ですので、クローゼットのものを再利用して済ましてしまいました。

● 廊下から衣裳部屋に入る部分には扉をつけない
これは狭くなったり、トイレのドアとぶつかるからで、
「あとから突っ張り棒でのれんでもかけるか」
と考えていたのですが、結果的には無理してつけなくて正解。
子供がいると、着替えたりしまったり、また通り過ぎたりと、ほんと出入りの多いこのエリア。扉があったらまどろっこしいことこの上なし、というところでした。またお客が来ても、曲がって入るので衣裳部屋が丸見えということもなく、ぜんぜん問題なしでした

● 収納部分のパーツに Royal を使用。
5畳の部屋の3面に、普通にクローゼットシステム入れるとなんと80万近く!
でも私がほしかったのは、子供の成長に合わせて好きなように変えられるものでした。

そこで目に留まったのが、よく「棚柱」などと呼ばれているパーツ群。店舗などに使われていますね。これだと180cmくらいの高さの柱一本\1,000弱そこにハンガーパイプやら、棚板をのせるブラケットを購入していけば自由自在

もう1つ。私が Royal のパーツを利用したのは、店舗にあるような壁埋め込み風にできるからです。実際にはベニアで平らに壁をふかしてもらったのですが、将来この衣裳部屋の一部に家具や机などをおいて別利用したくなったときに、ハンガーパイプやブラッケットさえどければ、平らな壁面が確保できるようにという目的がありました。

このパーツ利用のおかげで20万以下で、柔軟なクローゼットが装備できましたよぉ~

クローゼット北面2
洗濯機の前から数歩で家族分の洋服に。
左のバーはパジャマや洋服の仮置き場。洗濯物をいったん干すのにも使います。

クローゼット北面
旦那の洋服と大人のコート類。

クローゼット布団棚
布団やリネン置き場。衣類関係の家事道具、レジャー関係もここに。保育園の準備もここでします。布団は今冬で出払っているのでこの状態だけど、夏場は布団クリーニングで預けてしまうので、大して容量は変わりません。

クローゼット西面
ここは将来洋服が増殖した場合に備えて空きに。でも乾いた洗濯の仮置き場やお客さんが来たときに使います。この面のハンガーバー2本と隣の棚を空けて「このエリア好きに使ってください」としておいたら、親戚が7人泊まりに来たときに大好評

クローゼット東側
私と子供2人の洋服&コート類。子供の身長や服の量にあわせて設置変更できるのはかなり便利。

クローゼットからお風呂場まで一直線
クローゼットからお風呂場を見たところ。右が仮おきハンガー。左が棚でここでは洗濯物をおいたりたたんだり。お風呂場まで一直線

(つづく)






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最終更新日  2009.11.29 02:26:09
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