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mkd5569 @ Re:24日の日記(12/24) 新着からきました。 だいじょうぶでしょ…
Jan 6, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は渋谷で友達のライブがあるのでついでにずっと見たかった映画を早めに行ってみてきました。
見てきた映画の名前は「VITAL」ヴィタールです。
監督は塚本晋也、主演は浅野忠信、柄本奈美、KIKIなど・・・
エンディングテーマ曲はCoccoが担当。    
ストーリーは・・・
事故ですべての記憶をなくした博史(浅野忠信)は医学書に猛烈に興味を示し、医学部にトップで入学する。
2年生の必修科目・解剖実習で若い女性の遺体を解剖することになるのだが、その遺体は博史が事故にあったときに亡くなった恋人涼子(柄本奈美)の遺体であり、それを知ってから時々現実とは異なる、記憶を超えた世界に生きはじめる。
死体さながらの抜け殻になっていく博史。
その一方解剖実習の時には慈しむように涼子の体を解剖していく博史。

解剖実習が終わりに近づくにつれ博史が涼子の世界にいる時間が長くなっていくのだが・・・

最後まで言っちゃったらつまんないねー
気になる人は見てください!!
すごいいい作品です!!
医学部の様子とかこんな感じなんだーって参考になったし、解剖実習の様子だってきわどいくらいにリアルだった。
自分がこの映画を見ようと思ったきっかけは、
(自分が死んで献体になって知り合いに解剖されることになったらその人はどんな気持ちになるんだろう)
とか
(自分が知り合いの死体を解剖することになったら自分はどんな風な感情を持つのかな)
とか
思ってた矢先にTVでヴィタールが紹介されてて、これは見に行かなくちゃと思いました。

アクションもの娯楽大作とかそういうの好きな人はあんまし好きじゃないかも。
もしかしたらちょっとヤバイイカレタ映画とすら言われてしまいそうだけどそれはこの作品がすごい深いゆえです。
かく言うあたしも久しぶりに精神世界に触れちゃった気がする。
まず、見た感想としては「よく2時間くらいの映像と音にたくさんのものを詰め込んだなぁ・・・」という感じ。
チラシとかに愛の物語って書いてあるけど愛とかそんな匂いはあんまりしなくて、むしろ不気味さがまじっている、まさっている。

不気味さを越えたものがある。

なんで人は死体を見ると、怖いとか不気味とか思うんだろう。
自分も遅かれ早かれいずれは同じことになるっていうのに。

なんで筋肉標本とか内臓とかを見ると気持ち悪いって思ったりするんだろう。
自分も皮一枚はがせば同じもんがつまってるっていうのに。

魂とかいうもんは体のどこら辺に詰まっているんだろう。
死んだらどこに行くんだろう。

死についても生についてもいまだ不可解なことはいっぱいある。
今のあたしたちはあんまり死について考えることを回避しているような気がする。
自分がいつかは死ぬって思うとコノセカイでやっていくことがくだらなく思ってすべてを投げやりにしたくなるからかもしんない。
死後について語れる人が誰もいない(行って来たって言っててもあまり信用できない)からそんなわけわかんないアッチノセカイが不気味で恐ろしいからかもしんない。
 あたしは何回か母さんから「自分はがんかもしれない」と告白され、そのたび母さんを失うかもしれない恐ろしさと悲しさに声を殺して泣いたことがある。
目の前の命がなくなるということが怖いと思ったらすべての命が消えていくことに疑問を持ち、一つ一つの死に敏感になってしまった。
路上で死んでた猫、生物の実習で殺した虫、テレビで放映される戦争で死ぬ人々。
目から耳からすべての死の情報が入り込んできて、あたしは壊れそうになった。
耐えられなかった。
仲のいい信用できる友達に相談して、話をしている途中で話をさえぎられた。
「もう死について考えることはやめろ!!
考えれば考えるほど残酷だ!!それにそんな思い話を俺に振られても俺に答えは出せない。」
もっともだった。死についておびえない方法は考えないことかもしれない。
そのときは自分が壊れそうだったから真意を突き止めたいとすら思っていたが考えるのをやめることにした。
でもいやでも向かい合わなければならないときに人は耐えられるのか。
生の裏も知らないで生をまっとうしてるといえるのだろうか。
ヴィタールは人間の体や魂についてふりかえるきっかけを与えてくれる映画で、ひとつの魂の形を表している映画なんじゃないかと思う。
あたしは人生の節目節目でこの映画を見直そうと思う。
これを見た皆さんもちょっとでも興味がわいたらぜひ見に行ってください。





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Last updated  Jan 9, 2005 02:58:15 PM
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