Jul 14, 2008
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カテゴリ: 雑談
前回に続いてギリシア神話の話。

神話ってのは誰か一人が作ったものではなく、その地域の伝説や、外から入ってきた物語などが入り混じって語り継がれ、やがてそれらが一つ一つのピースとなり大きな世界観を形作ったものです。文章になっているものは誰かがそれを編集したものです。だから編集者によって細部が異なっていたり、全体としてみた時に時系列や血脈などの設定に矛盾や不確かさが生じています。まあ、細かい事はどうでもいいんだけど。

私が好きなのは、愛を司る神エロスとプシュケの話。

いきなり「エロス」というとどうしてもエロいイメージを持ちがちですが、エロスのローマ神話における名前は「クピド」であり、英語では「Cupid(キューピッド)」です。ほら、キューピッドというと恋愛の神様とイメージしやすいでしょ。(余談ですがもっともエロいのは一番偉い全能の神ゼウスです。一番偉くて全能なのをいいことにやりたい放題)

エロスは美しい青年の姿をしているのだけど、その妻となったプシュケとの物語は純愛そのもの。
ここで詳しくは書かないけど、人間のプシュケに恋をしてしまった神エロス。二人は結婚するのだけど、人間は神の姿を見てはいけないという掟を破ったために二人は共に暮らせなくなってしまう。プシュケはエロスに会うために旅をして、多くの神の試練をくぐり抜け、ついには罪を許され再びエロスと夫婦になることができた、という話。珍しく女性が冒険をする。他の英雄とは違い、愛のために苦難を乗り越えるところが、美しいんだよなァ。

ちなみにプシュケのつづりは「Psyche」。ピンと来るでしょうか。「Psychic(サイキック)」や「Psychology(サイコロジー)」といった言葉が連想されませんか。「Psyche」とは「精神」を意味する言葉です。つまり「愛」と「心」は強く結びついてるって事ですね。





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Last updated  Jul 15, 2008 12:16:56 AM
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