緑濃い庭木の中に咲く鮮やかなピンク色の花を見ながら、お友達のおかあさんに、その木の名前を教わったのは、小学生の夏休み。
「木の幹がつるつるで、猿でもすべりそうだから、サルスベリというの」
別名の百日紅の通り、ご近所ウォッチングでも、知人宅にも、初夏~秋まで長く、紅色やピンクの花が咲いています。
サルスベリは、細かいフリル状の花びらが円錐形に群がって咲くので、ボリュームがあり、花の少ない夏の庭に華やぎを与えてくれます。
円錐の形に咲きます。
↓
←知人宅のサルスベリです。
ずっと1本、欲しいと思いながら、木の大きさにためらっていました。
でも、最近になって、矮性や這い性のサルスベリがあると知り、盆栽にするのはまだ無理でも、コンパクトになら育てられそうと・・・
月桂樹の鉢
↓
こんな花が咲きます。
↑
月桂樹で日かげのうえ、植え替えられなくて花芽はまだ・・・
←盆栽仕立にしようと奮闘中。
たぶん、夏の終りに、赤い花が咲くはず・・・
植木鉢での育て方
ミソハギ科サルスベリ属、中国南部原産、半耐寒性落葉低~高木
別名:ヒャクジツコウ、ヒャクニチコウ(百日紅)
●置き場所:日当たりがよく、風通しのよいところ場所に。
●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。水切れに注意。
●用土:水はけのよい肥沃な土に。赤玉土(中粒)6、腐葉土4の混合土に。
(赤玉土小粒5、パーライト2、バーミキュライト1の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜています。)
●植え替え:毎年植え替えた方が、花つきがよいようです。
3月頃に剪定して、まわりの土を3分の1ほど落として新しい土で。
大きくしたい場合は一回り大きな鉢に。
(2~3年に1回、3~4月頃に新芽が出始める前に、古い土を3分の1くらい取り除き、古根は適度に切りつめ、そのままの大きさを維持したいので、同じ大きさの鉢に植え替えています)
●肥料:1~2月頃、堆肥・油粕等の緩効性肥料やリン酸成分の入っている化学肥料を。
●剪定:2~3月頃に、混みあった小枝を元から切り、元気のよい枝を3~4節残して切ります。
(花が終わった10月頃に剪定しています)
●病虫害:梅雨時に「うどんこ病」が発生することがあります。カイガラムシがつくことがあります。
花言葉:雄弁、愛敬
細長い明かりを灯したような白と赤のコン… 2010.12.27
生け垣のアベリアのように丈夫で、夏に咲… 2010.12.24
晩秋から春まで咲く白い一重のフユザクラ… 2010.12.20
PR
Calendar
Keyword Search
Category