秋のさわやかな風にのる甘い香りに誘われて、黄色くなった葉を落とし始めた桜を見上げると、センニンソウ(仙人草)が幹に巻きついて、枝と枝の間に真っ白い十字の花を咲かせていました。
センニンソウは日当たりのよい野原や道端に自生するクレマチスの一種で、晩夏から秋にかけて、花径3cmほどのおしべの長い花が株を覆いつくすように咲きます。
4枚の花びらに見えるのはガク(萼)だそうで、センニンソウもまた花びらのない花。
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センニンソウは花後に、花柱が長く伸びて白い毛が密生するさまを仙人のヒゲに見立てて、名がつけられたともいわれているので、タネができる頃、また訪れました。
桜が咲いているときには見かけなかったので、どこかから飛んできたタネが芽を出したと思いますが、木枯らしの吹く中、白い毛が出たタネはどこかに飛ばされて、落ちたところでまた・・・
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仙人のヒゲの生えた手近なタネをもらっちゃった・・・春に播いたら、芽を出して、つるをぐんぐん伸ばして、純白の花を咲かせるかな。
センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科センニンソウ属、常緑つる性半低木、原産地:日本、中国、朝鮮半島
別名:ウシノハコボレ、ウマクワズ
花言葉:無事、安全
開花が楽しみ!!!□【5周年記念祭】●クレマチスフラミュラ系マンジュリカ13.5cm
葉に袋があって、濃いピンクのつぼみの中… 2010.12.17
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