夫婦と言ってもお互い仕事をしているし一番話をする時間は布団に入って寝る前ということがよくある。
「もう沖縄には行けない気がするなぁ」先日夫は布団の中つぶやいている。
「どうして?」
「お金がないし、時間もないし、もう行けない気がするよ。」
「行けるさ。でも震災のことがあるし今はあまり沖縄に行く気分じゃないなぁ」
「・・・・旅行なんてもう行けない気がする。」
「行けるよ。今まで行ってたし、というか、千葉とか岩手で生活していた時も私は旅行気分だったよ」
「旅行気分?!」
「そうだよ。今だって旅行気分だよ。仙台で旅行している気分で生活しているよ」
「はははは」旦那は呆れて笑っている。
「毎日旅行気分だ。いい年してふらふらしていて駄目だなぁ。」私も苦笑いだ。
私は実際に旅人であった。
日常が旅だと思えばなんでも楽しく思えるし目新しく新鮮な気分だ。
恥をかいてもどうせ一生そこで生活をするわけではではないのである。
知らない方が恥なこともあるのだからいっそのこと大恥をかいて修行した方が得だと思っている。気楽なもんである。
いつまで旅人気分が続けられるかわからないけれど、新鮮さを感じる気持ちを失うことなく生活していきたいと思っている。
「私は日々旅人。」 カッコイイ~、
聞こえはいいが、ただ単に無責任なだけかもしれぬ。
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