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樹なつみさんの「ヴァムピール」を読みました☆実は年末年始にレンタルして喜んでいたのはこちらの作品だったのですv
死者に寄生し、人の負の生気を喰らう吸血鬼、それが「ヴァムピール」。
普通の高校生、水沫伶は不慮の事故で臨死を経験するが、その間にヴァムピール、
バロンと不完全な同化をしてしまい、「半死人」としてよみがえってしまう。
ヴァムピールや幽霊との接触が可能になり、その日から伶の生活は激変する。
そんな彼の前に現れた少女、北杜笙。彼女は......。
人間の心の闇を描くサスペンス・ファンタジー!
青年誌のコーナーで見付けまして ビックリしました!
月刊アフタヌーンに連載中なんですね。
青年誌に連載のためか、今まで私が読んだ樹なつみさんの絵とは若干違います。
それは単に私が最近の作品を読んでいないから感じるだけかもですが。
でも 悪くはないです。
ちょっとお話が入り組んでまして、4巻まで読んでやっとどういう感じで展開されるのかが
分かってきたところです。私が鈍いのかな~~~。最初借りてきた時には時間がなくて 1回しか読めな方ので よくわからなくて・・・
それで また借りてきてから感想を書こうと・・・
中心になるのは3人で、ヴァムピールにされそうな半死人の伶くん、
既に死人のため、身体をヴァムピールであるカンタレッラと同化することで生きている笙、
そして、臨床心理士であり笙の昔の同級生だった笛吹くん。
伶は一度死んだときに、ヴァムピールであるバロンが身体に入ったんだけど
生き帰ってしまったために バロンがはじき出されてしまって・・・
でも、一度ヴァムピールを身体に入れたものは元には戻れない。
見えないものが視えたり聞こえたり。。
そして、ヴァムピールであるバロンは 自分と適合する人間ってのはそう簡単に
見つかるものではないから、伶がもう一度死ぬのを待ているんです。
伶が自分のものであるという印に髪を金色に目を赤色にして。。
この伶の身体を狙ってるヴァムピールであるバロンがいいんですよ♪
黒髪
でとても 妖しく
滅茶苦茶 男前
さん!! (〃∇〃v)
まるで 樹なつみ版 セバスチャン
って感じですv
笙の中にいるヴァムピールであるカンタレッラは女性で これまた嬉しいほど 妖艶
!!
その美しさと妖しさは パーフェクトです!!
ちょっと劇画っぽい描き方になってますが こういうのも 大好き
(p≧∀≦q)〃
ヴァンピールは 人間の負の感情を喰らう。
心に闇を巣食わせている人間を見付けては その生命流動体“オド”を喰らう。
その時、その淀んだ感情を飲み込むため、身体を貸している人間には毒の澱を残す。
次第にそれは身体を蝕み、ヴァンピールは身体を手放さなくてはならなくなる。
で、ここで 特別な人間として その澱を清めることが出来る人間が存在するようです。
それが 笛吹くん。
身体に触れることで 浄化することが出来てしまうようです。
笛吹くんは 登場時は学生で まだおぼっこくて可愛らしいのですが
それから4年たってからの彼は 素敵
です(/ω\*)
樹センセお得意の いい男
なのよ~~これがまた 黒髪
で~
バロンの 妖艶
さもいいし、笛吹くんも捨てがたい・・・って 思っていたら まだいるんです!
ヴァムピールに身体を貸す同化でなく、完全に同化(ミックス)すると今度は
ヴァムピールと人間が混ざって 新しい個性、 別の人格
が生まれてくるのですが、
一時だけ、バロンの申し出を受けて 伶が疑似体験をするんです。
ま、バロンが無理やりにって感じだったんですけどね。
ミックスすると澱が溜まることもなくなり、ヴァムピールの能力も使えるようになり
髪の色も目の色も元の黒になります。
バロンが経験してきたことが全部自分の力として使えるので言語も自由自在。
そして、何よりもヴァムピールは フェロモンを最大限に放出
出来る能力があり、
欲しいと思った獲物は逃さない。
ヴァムピールにとって食欲は性欲と同じってことで これまたお腹すいてたら
欲しがってしまうんですよね~~~ (/ω\*)
バロンとの疑似ミックスで現れた新人格が 黒伶
くん。これが・・・
フェロモン
振りまき放題で堪らん!!って 感じの私のど真ん中くんなんです。
お腹が空いて この女喰いたい・・・って なったときの
「いいだろう・・・?」
とか
「もう 待てない 欲しい。 なぁ 欲しい・・・」
とか もう ゴロゴロゴロです(p≧∀≦q)〃
これだけでも ご馳走さまですって気分です。なんで青年誌連載なんだろう。。
4巻まで読んで、やっと話の流れがつかめたのですが、
大魔女カンタレッラを身体に宿すかつては人間であった笙、
生と死のはざまにあり、バロンに身体を狙われている伶、
ヴァムピールの身体の澱を清める者である笛吹くんの3人が
ヴァンピールと闘うってことみたいです。
ヴァンピールと完全同化すれば生きることができる。
でも、そえは彼らに自分を完全に明け渡してしまうということであり
自分を無くすということ。
そんなことはしたくないと完全同化を拒否する笙と伶。
それを助ける形になる笛吹くんって ことですね。
一方、ヴァンピール側も複雑なんです。 続きは こちら で。
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