香水が好きなので、あれやこれやまとめてます。
香水というのはいろんな香料を混ぜて作ってあるので
その分量や揮発時間の違いのため時間ごとで、香りが変化していきます。
その変化はその香水のイメージに合わせて緻密に計算されています。
言ってみれば一つの香水の中には
時間とともに進むストーリー(ドラマ)があるのです!
なんちって(笑)
さて、
一般的に時間によって変化する香りは3段階のノート(香調)に分かれています。
トップノート | ~30分くらい | つけてすぐの香り |
ミドルノート | 30分~1時間くらい | その香水の一番の特徴を表す香り |
ラストノート | 3時間後~ | 残り香 |
また香水は賦香率により4つに分類されています。
賦香率(ふこうりつ)というのは香料をアルコールに溶かした割合のことで、
この濃度によって値段と香りの持続時間、香りの強さが変わってきます。
パルファン (香水/Parfum) |
15~25% | 5~7時間くらい | 香料の割合が最も高く、 香りに深みと豊かさが感じられます。 持続時間も長いため、つける量は少しで大丈夫です。 |
オーデパルファン (Eau de Parfum-EDP-E/P) |
10~15% | 5時間くらい | 濃度・品格とパルファンに近いものを持ちながら、 価格が手頃で日常的にも使いやすくなっています。 ヨ-ロッパでは夜用の香りとして親しまれています。 |
オーデトワレ (Eau de Toiette-EDT-E/T) |
5~10% | 3~4時間くらい | 濃度が低い為、朝つければ午後ほんのり香る程度で、 昼の香水として親しまれています。 さりげなく香らせたい方や香水初心者にオススメです。 |
オーデコロン (Eau de Cologne-EDC-E/C) |
3~5% | 1~2時間くらい | 濃度が最も低く、香りが爽やかで軽いものが 多いです。気分をリフレッシュさせたいときや スポ-ツの後などに最適です。 |
あとは、つける場所ですね。
紫外線が当たらず、体温の高い素肌につけるのが一番いいと言われています。
また香りは下から上へ広がります。
あとはつける量も大事ですね。
自分にとっては大好きないい匂いでも、人がその匂いを好きとは限らないし、
どんなにいい香りの香水だとしても、つけ過ぎては本来のイメージと違う香りになってしまいます。
耳のうしろ | もっとも一般的な場所。体温が高く、紫外線も受けにくいので効果的。 |
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うなじ | ヘアスタイルによっては紫外線を受けません。ほのかに香らせることができます |
手首 | 静脈の上につけるのがポイント。 よく動かす部分なので香り立ちがいいけれど、同時に香りが飛びやすいです。 |
腕・ひじの内側 | 体温が比較的高く、腕を動かすたびに香りが広がります。 ワキの下は汗と混じってしまうので避けましょう。 |
胸 | 自分が香りを楽しむのに最適ですが、匂いに慣れてしまうのでつけすぎないよう注意しましょう |
ウエスト | 食事の時などはウエストより下につけると食事の邪魔をせず、ほのかに香りが広がります |
脚 腿、ひざの裏側 | ストッキングをはく前につけると香りが長続きします。 |
足首 | アキレス腱の内側につけるのがポイント。歩くたびに香りがほのかに広がります。 また付け直しをするのに最適でしょう |
ネットでは、文字や絵による情報でのみお買い物をします。
だから、全然嗅いだことのない香水をネットショッピングで買うのって、
難しいですよね。
そういうときはデパートで香りだけ試してから買うといいですよ。
値段は絶対ネットのほうが安いですから。
でも、ちゃんと送料も考えないとね。
せっかく安くゲットした!って思っても送料を含めたら同じだったら、
意味ないですもの(笑)
あと、全然嗅いだことのない香水をネットで買うときの目安として、
香水の名前とボトルのデザイン(色・形)を見たらいいと思いますよ。
香水というのは名前はまあ当然かもしれないけど、
その香りのイメージにあったボトルをちゃんと考えて作ってあるんですって。
確かに、ボトルデザインと香りが全然違うってものは見たことないもんね。
そしてかわいらしいボトルは大抵フェミニンだし、
セクシーでスパイシーな香水のボトルデザインにはピンク色は使われていない。
時間による香りの変化、そのネーミング、そしてボトルデザイン。
Totalでストーリーを作っている感じがして
私はやっぱり香水が好きだ(笑)
そのストーリーの真ん中に主人公として自分を置くのが私の香水の楽しみ方なのかも。