下から順に進めて行くということをしがちですよね。
テレビで見る斉藤先生も、
「最初は易しいもの、わかりやすいものに触れ、
段階を踏んで、最後の最後に最高レベルのものに接しようとするのが一般的傾向だ」。と
しかし、中ぐらいのものをたくさん見たところで、ものを見る目は養われません。
そこで斎藤先生は
「最高を知れば、後は自ずとわかるようになる」という発想の方が、
最高を知る近道である」と。
そういえば骨董屋の丁稚は、早い時期から上等の本物ばかりを見させられる。
そうすると偽者が持ち込まれてきても、自ずと分かるようになると書いてありました。
また映画評論家の故・淀川長治さんも「ピンとキリ」さえ知っていればいい。
後はどんなものが出てきても評価できる、と。
子供の教育現場では、21世紀の国際社会が求める
「発想力」
「批判的思考力」
「論理力」
「表現力」
「コミュニケーション力」などを核とした‘洞察力'は、
百マス計算などの単純なトレーニングで身につく性質のものではないとも言われています。
そうですよね。
ここに挙げられたスキルはこれからの会社員にも当てはまると思いますので、
時間をかけてだんだんと「いいもの」がわかるという方が、
やる方もだんだんと盛り上がり、成果もそれにつれて見えてきますが、
「最初から最高にふれよ!」という発想の方が、
案外近道で、合理性が隠されているかも知れませんね。