☆  あい らぶ    LAB   ☆

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  11月16日日曜日


      ダーリンと相談して、やはりお腹を開けてもらうことに。
      朝一番で病院に電話してみた。
      日曜日は休診だが、手術の依頼を快諾してくださった。
      病院に連れて行く。嫌がらずに診察室に入るゴンタ。
      昨日からの様子を説明して、やはり手術してもらうことになる。
      ゴンタ君いつもどおり獣医妻のポケットに鼻を突っ込んで
      「ササミジャーキーおくれよっ」としつこい・・・・
      ひとつもらってバクバクと食べる。
      うーーーん、何故ササミジャーキーだけは食べられるのだろう。
      まぁいいや、何でも好きなもの食べてちょうだい。

      「今から術前準備をはじめて、お昼には手術が始められるでしょう」とのこと。
      早ければ開腹後1時間で、複雑な手術になれば
      夕方近くまでかかるでしょう、と言われた。
      「どうぞよろしくお願い致します」と頭を下げて病院を後にする。

      家で待つ。待つ時間があまりに長い・・・なかなか時間が経たない。
      今までの数日間よりもずっとずっと長い時間のような気がする。
      頑張れ、ゴンタっ!!心の底から祈る。なんとか持ちこたえてほしい。
      何も手につかないまま、時間をやり過ごす。
      午後3時・・・4時・・・5時・・・6時を過ぎた。まだ電話が来ない。
      シビレを切らしてをダーリンが病院に電話をする。
      「先ほど手術が終わりました。腸がかなり癒着していました。
      出来うる限り癒着を取りましたが、完全ではありません。
      とりきれない部分が何箇所かありました。
      今、麻酔が切れるのを待っています」とのこと。

      私はお腹の中がどうなっていたかと言う問題よりも
      ゴンタはどうなの?大丈夫なの?と思ってしまう。
      ちゃんと麻酔からは覚めるの?ちゃんと歩けるようになるまで
      戻るの?などと多少筋違いなことばかり考えてしまう。

      それにしてもその腸の癒着と言うのが、ここ最近のものではなく
      もう何年も前からの蓄積されたものだという。
      どういうことだろう。意味がわからない。
      だって下血したのは9月9日。それまでは全く何の異常もなかった。
      痛みを訴えることも下痢も便秘も嘔吐も。


      午後11時過ぎ。

      獣医から電話。
      「麻酔から覚めました。状態は必ずしも良くないですが
      様子を見ています。明日の朝、病院にお越し下さい」とのこと。
      ゴンタ頑張れっ。腸が完全に治らなくてもいい。
      私が面倒を見てあげるから、なんでもしてあげるから。
      何とか生きていて。お願いだから生きていて。
      それ以上はもう何も望まないから・・・。
      ゴンタ、頑張るんだよっ。



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