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「モテ本ハイパー」から83回めです
少し仲がよくなってきている彼と、一緒に
お酒を飲みに行ったときのこと。
「そうそう、俺さ、ひとりで今の仕事を仕切ることになったんだ」
「それは、すごーい。おめでとう」
「別にそんなにすごくねーよ」と言いつつも
まんざらでもない彼。
「ううん、わたしはすごいと思うよ、本当に」
「んなことねえよ、でもさ、ひとりで仕切ると責任が大きくなって」
今まで彼が内に秘めていた気持ちなんて
聞いたことがなかった。
でも、彼はいつの間にか、今自分が感じている気持ちを打ち明けていた。
どんな些細なことでも「すごい」という言葉から、
会話をスタートさせるとその「すごい」という言葉に気分をよくして、
いろんなことを話してくれるようになる。
最初は、ほんの少しの報告のつもりが、いつのまにか、
自分の想いにまで発展することがあります。
そして気づけば、今まで交わしたことのない会話になっているのです。
すごい、会話は「すごい」のひと言から始まります。