まった~り行こうぜ!

まった~り行こうぜ!

3つ目の会社(お店)スタート希望と誤算



待望だったBtoCのビジネスをすることになった。

今まで2つとも法人対象の会社だったので、
いつかはエンド相手の商売をしたいと考えていたから
それはそれは嬉しかった。

業種はサービス業の店舗運営とだけここでは記しておく。

全額自己資本で店舗と法人その他もろもろ
買い取った。いわゆる居ぬきである。

前の物販系の会社が赤字状態からの
スタートだったのに対し
今回は黒字のお店を買い取った。

保証金込み、備品込み、おまけに顧客も込み
しかも黒字。格安だと思った。


競合がひしめく、はじめての巨大市場での勝負。

多店舗展開・・・胸が躍った。


しかしその胸の躍りも直ぐに沈下した。

理由は思っていたよりも、トータルで考えると
利益率の低いビジネスだったからだ。

トータルとは
・周期的にあることで失客率が高まることがある
・店舗のメンテナンス(リニュー含む)
・人材育成費(他業種より高コスト)

単年度決算ベースではそれなりの利益率なのだが、
概ね3年周期でみると、利益率があまりよくない。

まだまだ利益率の低い商売はあるのだけれど、
僕が満足できるほどの利益率ではなかった。

「ま、検討が足りないってことだね。」
そう、ここでもバカを露呈してしまったのだ。唖然。


しかしただでは転ばないのが心情だ。

現在は業界標準の利益率を大幅に高める
モデルを考え実践中である。

まだテスト中で、いろいろ問題もあるのだが
けっこういけそうな予感。

かなり安定した売上につながるモデルでもあるのだが、
現場の人間にいまいち浸透しないという問題がある。

お客さんと会社には嬉しいモデルなのだが、
現場の人間は仕事が増えるからしかたないんだけど。


そんなこんなで現場との摩擦も大きくて、苦労はある。

思っていたよりも管理にエネルギーが必要だし、
他の店舗モデルでの多店舗展開も検討しはじめている。

お店が増えてから後悔しても遅いから、
今のうちに要検討だ。


幸い顧客もついきてくれてるので、
この1店舗は今後も運営を続ける予定。

それにしても、競合がひしめき廃業もあとを絶たない
業界で着実に売上を伸ばせている。

これは会社として営業力の自信に繋がった。

その他、このお店を運営するということは、
多くのノウハウの収穫・学びがあった。

競争が厳しい業界での広告展開。
物ではなく、役務を売り物にする難しさ。
店舗運営がどういうものか。
競合との勝負の方法
黒字のM&Aは油断するな!
などなど

それらの収穫があっただけでも
良しとしたい。



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