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第七弾「依頼成功・新人物登場」



~村~

少年「やっと村に着いた。えっと、ここが・・・何村?それより何て読むんだ?この村?」
少年が見た村の看板には今まで見たことのない文字が書かれていて少年には読めなかった。そこへ一人年老いた老人が少年に近づいて親切に教えてくれた。
老人「フォフォフォ。これ若者これが読めぬか。さてはおぬしここへ来るのは初めてか?」
少年「あぁ、そうだよ。初めてだよ。それよりジイサンここの村の村長さんいるか?用があるのだが・・・。」
少年は老人に尋ねたが見事に無視され老人がまた話し始めた。
老人「はぁ?何か言ったかな~?耳が遠くて聞えないわ。それは置いといてここはジュルレッカ村じゃ。まぁ、知らんだろうな。なんせかなり田舎じゃしなここは。」
少年「いや、村の名前はわかったからもういいよ。それよりここの長老に会わせてよオジイサン。」
少年は再度老人に頼んでみた。そして、話を変えられそれを何回も繰り返した。その結果少年はしょうがなく諦めて違う人に長老の家を聞こうと辺りを見回したら人がさっきよりも人口が少ない。それよりも馬鹿な話だが繰り返し繰り返し話していたので夕方になっていた。
少年「あ~あ。オジイサンと話していたらもう夕暮れじゃないか。しょうがないどっか宿屋にでも行って泊まるか。お金も少しくらいはあるし。そういうことでじゃあねオジイサン。」
少年がさっさと老人から離れようとすると老人が少年を引き止めた。
老人「ん?少年もしかして行く所がないのか?ならわしの家に来なさい1日~2日くらいなら泊めてもやってもいいぞ。そういうことじゃ、行くぞ少年ワシについて参れ!」
少年「え!?ちょ・ちょっとそんな急に勝手なこと言われても・・・。まぁ、しょうがないここは遠慮せずに泊めて貰いますか。・・・ってオジイサン何でそんなに走るのが速いんだよ~!」
少年が老人の方を向くと老人は並外れた速さで歩き出していた。少年は急いで老人の後を追っていったがなかなか追いつけずどんどん差が広がっていった。そして、数分後やっとのことで老人の家に到着した。
老人「フォフォフォ。ここがワシの家じゃ。ほれ若者よさっさと家に入らぬか。」
少年「はぁ・はぁ・はぁ。な・なんでこんなに速いんだよ。それよりジイサンどんだけ体力あんだよ!?」
少年は独り言を言いながら老人の家に入った。

~老人宅~

老人「フォフォ。意外と普通の家じゃよ。まぁ、今日はゆっくりジジイと話でもしながら残りの時間を過ごそうではないか。なぁ、少年よ?」
老人の家は木製の2階建て住宅で中は広々としていて、一人で住むにはもったいないほどの大きさと広さを持った家であった。
少年「はぁ!?まだ話が終わってなかったの?もう勘弁してよオジイサン。それよりこの村の長老はどこにいるの?」
少年が少々怒り気味で訊くと老人はすんなりと答えた。
老人「ん?長老を探しておったのか。それならワシじゃよ。」
少年は予想していたことだがこの老人が長老であって欲しくないと思った。人の話しは聞かずに自分のことだけを話している超自己中心的な人だからだ。だが、少年はヤル気がかなり落ちていった。
少年「はぁ~あ。まぁ、長老には会えたんだからまぁいいや。とにかくアンタに話があるからこの村に来たんだ。」
長老は少し興味があったのか話を訊く事にした。
長老「そうか。話があるのかでは話してみよ。魔力の固まりのような少年よ?」
少年は驚きを隠せなかった。たしかに自分が魔力は人並みはずれているのは自分でも理解している。だが、今は魔力のオーラをいっさい発していないのにあっさり見破られてしまった。少年も少し長老に興味を持ち始めた。
少年「さすが、長老ってことかな?まぁ、それは後で話すとするか。それより賞金をくれ。一応俺は雇われた側だがもらえないとこっちが困るから単刀直入に言う親玉を倒したから金くれ!」
少年ははっきりと言いたいことをいい長老がどうでるか試してみた。だが、長老はかなり冷静に対応し始めた。
長老「賞金?・・・そうか、お前が依頼した、確か名前は・・・シル・バ・・・。」
少年「そうだ。あんたに雇われたシルバ・リゲルグだ。名前くらい覚えてもらいたいもんだ。まったく。」
長老は「あぁ!」っと、言いそうな表情で何故か納得した。たしかに老人である為体力が人並みはずれていても物忘れはあるようだ。少年はますます機嫌が悪くなった。
長老「そうか。では、証拠として「アレ」を見せてくれ。オヌシが本当にヤツであるなら持っているだろカードを。」
長老もシルバが手に入れたカードのことを知っているのうだ。シルバはさっそくカードを長老に渡して近くのイスに腰をかけた。
シルバ「速く鑑定しろ。そして、賞金をさっさと出せ。俺は忙しいんだよ。」
シルバが長老をワザと焦らせてみるが何故かこの人には通じないらしく片手に虫眼鏡らしき物を持ってサンドワームのカードを見て鑑定をしている。その間シルバは少々暇になり腰に提げているカードケースらしき物を開け適当にカードを眺めている。
シルバ「まぁ、このカードも大して強くないな~。でも、それに対してラークのカードはやっぱ、強力でいいな。まぁ、二枚しか持ってないけど・・・。まぁ、いいや。それよりジイサンいつまで鑑定している気だろうか?何か眠くなってきた。ふぁ~~眠い。そういえば一昨日からこの村目指してひたすらグリフォンのカードを使っていたからそろそろ魔力が無くなるころかな?そういうことでジイサン遠慮なく寝させてもらうよ。Zzz。」
少年は疲れ果てていた。長老が真剣に鑑定をしている間にシルバは暇になり眠りについてしまった。それから長老がシルバが眠りについていることに気付いたのは1時間も後の事だった。
長老「ふぅー。まさしくこれはオリジナルのサンドワームじゃ・ぞ。ん?寝ているのかシルバ。まぁ、しょうがないまだ子供じゃし。もう少し年寄りの話にでもつきあってもらおうと思ったのじゃが・・・。しょうがないワシも寝るとするか。」
長老はシルバを抱き抱えて二階に上がった。
長老「よいしょ・どっこいしょっとふぅ~。まったく、この歳になって子供を抱き抱えて二階に上がるとは思わなかったわ。まぁ、でもこやつが本当にサンドワームを倒すとは思わなかったな。大したガキじゃ。」
長老は二階の寝室のドアをシルバを起こさずに静かに開けベットにシルバを寝かせた。
長老「ふぅ~。やっと終わった。あ・イタタタタ。やっぱり腰にきたか。早くわしも寝るとするかの~。」
長老は寝室のドアを閉め自分の部屋に入りベットに横になった。
長老「はぁ~。疲れた。疲れた。じゃが、アイツはどこかワシの孫に似ている。そういえばどうしているのやら我が孫シシケンよ。どこへ行ったのやら?早く帰ってこんかな~?」
長老はそうつぶやいたあと眠りについた。
一方長老の孫シシケンは何所にいるかと言うと魔界の南端にある人間や魔力を持つ人、悪魔や魔神等といった唯一人界と魔界を結んでいる酒場にいた。

~魔界一の憩の場(イージス)~

長老の孫のシシケンは情報収集のためにここに来たのだ。魔界で一番人や魔物達が唯一共に酒を飲んでいられる酒場イージスがあると聞き2週間前から毎日通うようになった。
シシケンはテーブル席でのん気にボケ~と考え事をしていた。周りは酒場というだけあって人・魔物にかかわらず楽しく騒いでいた。
シシケン「う~ん。どうしたらいいものか。あ~どうしよう・・・。」
っとまぁ、かまって欲しいのか人に聞える程度の声でうなっていた。そこへ、一人の定員がやってきてシシケンの横に立ち止まった。どうやら注文がまだのようだ。
定員「ねぇ、シシケン君まだ注文決まらないの?ここに来てから30分もうなりっぱなしだよ。」
この定員はシシケンのことを知っているようだ。むしろ今はシシケンはここの常連なのろう。
シシケン「ん?あ、ミージャさん。いたんですか。それで何ですか?」
シシケンは定員(ミージャ)にまったく気付いていなかったらしい。それにはミージャは笑いながら多少怒った。
ミージャ「いたんですかじゃないわよ!私はここで働いてるって何回言わせればいいんじゃ~!」
ミージャがシシケンに対して怒鳴ったことで周りがシーンと静まり返った。シシケンはいけないと思い小声でミージャに問いかけた。
シシケン「(ちょ・ちょっとミージャさん、また男っぽくなってますよ!ほ・ほら、笑って笑って、もっと女性らしくしましょうよ。ね?)」
ミージャは怒ると男っぽくなってしまう。それは一応彼女の難点でありまたミージャもこの性格に少し悩やみを懐いている。
ミージャ「あ、いけない。俺としたことが・・・じゃなくて私として事が・・・。あは・あははは。ほら皆盛り上って盛り上って。」
ミージャが客達にそう言うとすぐにもとのにぎやかで騒がしい酒場に戻った。
シシケン「まったく、ミージャさんは短気と言うか男っぽい性格と言うか、まぁ、損が多いですね。あはは~♪」
シシケンの発言にミージャは怒りを秘めていたがまた怒り出して仕事を辞めさせられては困るので本人いわく軽くゲンコツだけにしようとミージャは思った。
ミージャ「あんたね~、誰のせいで俺が怒っているんだと思ってるんだよ。まったく、この貧乏戦士。」
そういった後に「ボコッ!」っと、シシケンの頭をゲンコツして、水を渡しさっさと退散した。
シシケン「あっ~イタ~イ。相変わらずミージャさん手加減がないんだから。えっと、次の目的地はラチアル村だったかな?まぁ、いいや、ともかく情報を収集しなくては!」
シシケンは席を立ち酒場の連中にラチアル村の情報を聞きに回った。ラチアル村の場所・見所・村周辺のモンスターの種類と数などを聞いた。
まず、右隣にいた少々酔っ払っているおじさんに聞いてみた。
シシケン「あの~酒を飲んで楽しんでいる時にすみませんがラチアル村って何所にあるかご存知ですか?」
おじさん(少し酔ってます。)「あん?何か用か坊主?ここはお前みたいなガキが来る場所じゃないんだよ!っとっとと帰りやがれ~!」
おじさんはだいぶ酔っているのか機嫌が悪いのかでシシケンを追い返した。
シシケン「しょうがない。違う人に聞いてみよう。」
シシケンはめげずに時間は掛かったが店の客・定員(店長・ミージャ以外)には聞くことが出来た。だが、まったくと言っていいほど情報は得られなかった。シシケンは薄暗い表情になりまた席の戻った。
シシケン「はぁ~。ぜんぜんラチアル村についての情報が得られなかった。正直ガッカリ。ここからどうしようかな~?・・・、そうだ!ここはこの店一番可愛く美しいと評判のミージャさんに訊いてみよう!でもミージャさんは今奥で皿洗いしてるし。さて、どうしようかな~?」
シシケンが困っていると左隣にいた渋いおじさんが困っているシシケンに声をかけた。
オジさん「どうした?若いもん。困っているならこのオジサマに相談してみよ。」
シシケンは丁度よく声をかけてくれたオジサンにとりあえず相談をしてみた。
シシケン「実はミージャさんに聞きたいことがあって、でも、今は奥で忙しいみたいなんでどうしたらいいものか?と困っていたんです。」
シシケンの話を聞くなりすぐにその解決法を教えてくれた。
オジさん「そうかそうか。それは簡単なことじゃよ。いいか坊主。まず、大声でその人を呼ぶ。それでもダメならそれよりもっと大きな声で相手の嫌なことを言えば良いのじゃよ。どうじゃ簡単な話だろ?ほれさっそくやってみよ。」
シシケンはヤル気が起きなかったが何故かこの時にはしょうがないと思ってしまい、まず大声でミージャを呼んでみた。
シシケン「 ミージャさ~~ん!
シシケンが叫んでみたがミージャは来なかった。そこで、オジさんに教わったとうりいやなこと叫んでみた。叫ぶたびに客が驚きシシケンを叱り付けた。
シシケン「 早く来い!この超短気男女が!!
シシケンは言われたとおりにミージャの嫌なことを言ってみた。まぁ、それでミージャが怒らないはずがなく数秒後見事にシシケンの所に来た。なぜか、その後に声に驚いたのか店長もやって来た
ミージャ「シ・シ・ケ・ン君~?言っちゃいけないことってあるよね~?私が気にしていることをいとも簡単に言うとはいい度胸だね~♪」
ミージャがマジ切れ寸前のところで話しているのにかかわらずシシケンはとりあえずオジさんの話からした。
シシケン「そういうわけでオジさんが悪いんだよ。ミージャさん、俺は悪いと言えば悪いけど悪くないと言えば悪くないよ。まぁ、許してくれ。」
シシケンは、一応無罪を主張したが無駄であった。そして、次の瞬間であった。ミージャの怒りが頂点にまで達して男モードの突入した。
ミージャ「お前に悪くもない、なんて言える筋合いはねぇ~~~!もう我慢でない。こうなった以上力を使ってお前をお仕置きしてやる!覚悟しろシシケン!」
ミージャは男モードに入ると口調はもちろんやることすべてが男の用になってしまう。そして、今頃であるがミージャは一応能力者でもある。物を動かしたり何かの気配を感じる程度であるがそれでも本人いはく使えるのである。シシケンが急いで逃げる用意をしようとしているが体が動かない。ミージャが力を使っているせいで体の自由を奪われてしまった。
シシケン「か・体が動かない。み・ミージャさん。ゆ・許して・・・。」
シシケンは謝ったがミージャには通じず思いっきり店の外へ吹っ飛ばされた。
ミージャ「頭を冷やしてきなさい♪吹っ飛んで反省しな!行けーー!」
シシケン「あれ~~~。お助け~~。」
シシケンはそう言った直後に店から3km先まで吹っ飛ばされた。しばらく、シシケンは動けずにいた。まだ力が働いているようだ。
シシケン「オ・オジさんの嘘つき・・・。あ・もうダメ。」
シシケンは気を失ってしまい気が付いたのはその1時間後でイージスの2階にある個室のベットの上であった。

~イージス2階の個室~

ベットの上でシシケンはやっと目覚めた。横にはミージャがイスに座っていた。
シシケン「ん?あれ?おれどうしちゃったの?ってか、ここ何所?」
そう言ったシシケンにミージャは暗い表情でシシケンに話した。
ミージャ「やっと起きたの。まぁ、無事ならいいんだけどね。あと、これ払ってね。」
ミージャはシシケンに紙を渡した。
シシケン「何これ?請求書?え・と・・・。な・なんで俺が払わなきゃいけないの?」
そう言ったシシケンにミージャはまた怒った。
ミージャ「な・何でって、そりゃアンタが私を怒らせたからじゃない。」
さっきの記憶をシシケンはやっと思い出し、とりあえずミージャに謝った。
シシケン「そうだったね。ごめんなさいミージャさんやっぱり全額俺が払います。」
すんなりとシシケンが素直に謝ったのでミージャは正直驚いた。
ミージャ「え・そ・そんなにすんなりと言われても・・・。しかも、さっきイージスをクビになっちゃったし・・・。私も悪かったことだからついさっき修理代全額払っておいたから。」
シシケン「え!?そんなミージャさんお金がないのにすいません。それよりミージャさん訊きたい事があったんですよ。」
シシケンはやっと本題に入った。
シシケン「ミージャさん、ラチアル村ってご存知ですか?」
ミージャに訊いてみると意外な答えが帰ってきた。
ミージャ「ラチアル村?・・・あぁ!それなら知ってるわよ。イージスで働く前に立寄っていたから場所も知ってるけど何で?」
シシケンの表情が一気に明るくなった。
シシケン「え!本当ですか!なら、場所を教えてください。理由は言えないんですが、ラチアル村に行かないといけないんです。お願いしますミージャさん!」
必死なシシケンの説得に負け教えることにしたがその前にこんなことを言った。
ミージャ「普通に教えてやってもいいけど。一つ、条件があるわ。その条件を呑んでくれたら教えてあげてもいいわよ。」
シシケンはこのくらいなら大丈夫だと思い、条件を聞かずに呑んでしまった。
シシケン「教えてもらうんだから何でもいいですよ。言ってください。」
ミージャは急にニコニコとし始めた。
シシケン「どうしたんですか?もしかして・・・。俺に何かさせるつもりですか?」
シシケンが暗い表情でミージャに聞いたが横に首を振ったのでひとまず安心したシシケンであった。
シシケン「じゃあ、何なんですか?」
ミージャ「簡単なことだよ。たしか、シシケン君は旅人でもありスイーパー(掃除屋)でもあったね。そこで、私が考えたのが請求書の代金は半分でいいから払ってもらうことにしたの。だから、旅に私も同行します。そういうことだからでよろしく♪シシケン君♪」
シシケンは唖然としたがこれも運命だと思ったらしく共に旅することを決心した。
シシケン「まぁ、それもいいですかね。では、改めてシシ・ケンノスケです。よろしく!」
ミージャは本名がシシケンではなかったことに少々ガッカリしたが、気にしないことにしたのであった。
ミージャ「では、私もミージャ・ムーンです。よろしく♪」
こうして、シシケンとミージャはラチアル村に向かうことにした。

第七弾終了

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