moonlight

vide esprit ―un―



今日もまた朝がやってきた

目覚めて
着替えて
メイクして
支度して
ごはん食べて
家を出て
バスに乗って
学校に行って
授業して
放課後友達と適当につるんで
家に帰って
また勉強して...

そんな毎日に潰されかけながら
それでもこれが正しいと思い込んで
毎日毎日同じコトの繰り返しで
そんな自分がおかしく思えたのは高1の夏だった―

やっぱり、その日も相変わらず同じコトを続けていた
いつもと同じ朝の風景
慣れたけど好きになれない朝のバス
朝の静かな教室
いつもと同じようなのにとてもかすかな違和感があった
ハッキリと『何』とは分からない
でも、何もかもから拒絶されてるような...
友達も先生も校舎もそしてあたしを包む空気までもが奥底であたしを拒絶しているかのような
そんなかすかな違和感がその日にはあった

何かわからない
ハッキリとしない違和感に
だんだん孤独をおぼえた

この世界から排除されて
1人になったみたいだった―

この日からずっとあたしの周りの違和感は消えることはなかった
消えるどころか日に日に強く、色濃くなっているような気さえした

そして、あたしの考えも変わっていた

昔の、親や教師の言う事だけを聞いて
それを疑うことなく
ただ従っていただけのあたしだったのが

全てのことに敏感に反応し
自分の考えを持つようになっていたのだ

そして、あたしは今までの自分全てと周り全てを否定するようになった・・・


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